こんにちは、Hiroです。

 

明けましておめでとうございます!

 

Feliz Año Nuevo!(スペイン語)

Feliz Ano Novo!(ポルトガル語)

 

今回は南ブラジル3州、上からパラナ州(Parana)、サンタ・カタリーナ州(Santa Catarina)、リオ・グランデ・ド・スール州(Rio Grande do Sul)の内、最南端にある、リオ・グランデ・ド・スール州について書きたいと思います。

 

まず、南ブラジル全体の特徴として、黒人の血を引いた混血系が多いブラジルの中で最も白人人口の割合が高く、しかもドイツ移民が多かったことでブラジルでは有名です。

 

イタリア移民も多かったのですが、イタリア移民はサンパウロやミナス・ジェライス州等、他の地域にも多かったので、それ程、意識されていません。

 

あとは、ポーランド移民も多数、入植しました。

 

ポーランド系(移民の子孫)については、ブラジルは米国(ポルトガル語でEstados Unidos)、ドイツ(ポルトガル語でAlemanha)に次いで世界で3番目にポーランド系人口が多いそうです。

 

私がリオ・グランデ・ド・スール州にいた時のホームステイ先も、ホストマザーはドイツとポーランドの血を引いており、家庭では19世紀のドイツ語を話して育ったそうです。近所に住む妹さんとはドイツ語で話をしていました。ポーランド語は話せないとのことでした。

 

このように、南ブラジル、特にリオ・グランデ・ド・スール州やサンタ・カタリーナ州の内陸の田舎に行くと、今でもドイツ系が多い町や村では普通に(19世紀の古い)ドイツ語が話されています。このような場所は、建物もドイツ風の建物だったりして、一般的な南欧風のブラジルの建物とは違い、町の雰囲気も違うので、自分がどこにいるのか一瞬、わからなくなります。

 

私が訪れた、テウトーニア(Teutônia)という町がまさにそういう町でした。町の名前自体、ゲルマン民族という意味の”Teuton”の土地ということで、ここがドイツ移民によって開拓された土地ということがわかります。

 

from https://www.turismo.rs.gov.br/cidade/280/teutonia

 


リオ・グランデ・ド・スール州には他にも魅力的な場所があるので次回で紹介しようと思います。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました!