毎週末は午前の仕事を終えた後
90歳を越えている舅の食事などの介護に。

夫の今後の治療によっては
夫が行けない日が出てくる。
私1人で行くことになる。

絶対隠してても
不審に思うはずだからということで

6日の夜
舅に自分が癌になったことを伝えに行った夫。

癌家系じゃないのに
どうして息子が癌になるのか
不思議でたまらない。

日常生活や食事が悪くて
なってしまったんじゃないのか?

よく分からないサプリメントを飲まされて
癌になったんじゃ。

と言われたそうです。

聞いた私は情けなかった。

言われた夫はもっと
情けなかったと思う。

姑は『胆管癌』で亡くなり、

舅本人は数年前に
かなり進んだ『膀胱癌』で
手術されてるのに、、、、、

夫が何を言っても
聞く耳がなく、

夫が言うには
『事実を認めず悪いことは
何でも自分以外の物や人のせいにする
性格なんだよねぇ』と。

目の前の息子が
胆嚢癌で
手術もできない状況というのに
姑が余命宣告された時と同じ
やはり性根は変わらない
自分のことしか考えない舅だった。

私1人で毎週末、
食事や介護に行くことを
伝えると

治療費に2千万くらいあったら大丈夫か?

何が起きたのか
突然
舅は夫にそう言ったらしい。

土日は
本来なら舅の介護。

実は
年内いっぱい仕事のオファーが
入っていて

6月30日で
夫の会社を閉めて
廃業し
8/31までの賃貸契約も6日に済ませ

夫に治療に専念してもらうため

やらなければならないことが
山積みのため
舅の昼食と夕食の用意だけして

自宅に戻り遅めの昼食を摂り
オフィスに戻った。

舅は昨夜は動揺していたが
一日寝て
今日は冷静になったよう。


自分で勝手に
夫に治療費として二千万出す
と言っていたのに

今日私たちの顔を見るなり

銀行からお金を下ろすのが大変
会計士に相談してから贈与の手続きしないと、、

アホみたいに意味不明な強気の発言の舅。

知らんがな!
まるで私たちがお金せびったみたいやんか。
アンタが勝手に言い出したことやん。

直感的に
たった1日で
舅は自分の食事の世話をする人間を
見つけたんだ

そう思った。

私はこの最低な生き物に
怒鳴りたかった。

けど夫が1番嫌だったよう

帰る時、夫は元気がなかった、、、、



仕事を終え昼食も食べず
介護に来ている癌の息子に対して
用事をあれやこれや
言いつけ
自分の食事の心配だけ
相変わらずしていた舅。

息子がほっそり痩せ
顔色も悪いことに全く
気づくこともない。

舅は
自分の食事のことと
自分の世話をしてくれる人が
いなくなるかもという心配しかしていない。


ふざけんな。

癌になった夫は
どれだけ説得しても
治療も何もせずにいると言ってたのに

私と一緒にまだ生きたい
と言ってくれ
治療をすると決めたのに
癌とたたかうと決めたのに
あの舅は
夫に酷いことを。。。。。

夫は
私には分かる
何とも言えない悲しそうな笑顔を舅にして
舅の身体の心配をして
舅にまた明日来るからと言い
舅の家をあとにした。



本当にごめん
迷惑をかけてごめん
癌になってごめん

ことあることに私に謝る夫を
叱咤激励することしかできず
どんな治療でも受けてもらい
応援支えることしかできない。

つい愚痴ってしまう自分が情けなかった。

なんて無力なんだ私は。