こんにちは、ヒロカズマです。
先日、「お馬さんと一緒に森を歩きませんか?」
というお誘いを受けました。
そこで、三男と一緒に長野の黒姫にある
『アファンの森』へ行ってきました。
とても深い気づきがあったので、
そのことについてシェアしますね。
『アファンの森』とは、
作家のC・W・ニコルさんが運営する森です。
ニコルさんは大冒険家でもあります。
若い頃はプロレスラーとして活躍したり、
毎年のように北極へ行ったり、
エチオピアでレンジャーの隊長として、
ライフル銃を片手に、密猟者や山賊を相手に
やりあったこともあるという本物のヒーロー。
柔道や空手を習うため来日して、
そのとき空手の先輩に
里山へ連れて行ってもらったことが
里山再生活動の原点となっています。
当時、ニコルさんの故郷イングランドでは
森の木々が伐採されていて
多くの山が丸裸になっていたそうです。
だから、日本の里山を見たときに、
「とっても感動したんだ!」と話してくれました。
その後、レンジャーをやめて日本へ移り住み
ベストセラー作家となり、
ハムやウイスキーなどのCMに出演されていました。
そもそも『アファンの森』とは森の名前ではなくて、
「里山を復活させるための活動」のこと。
ニコルさんは35年前に資財を投げ打って
荒れていた山を買い取り、
周囲からの協力を得ながら
自力で山を開墾していきました。
すごい情熱ですよね。
健康的な森とはどういうものか、
人間と自然が調和した森とはどういうものか、
ニコルさんはそんなことをみせてくれる人です。
ちなみに、ご存じの方もいると思いますが、
日本国内にある森を整備しているのは林野庁です。
森を整備するためには
木々を伐採します。
そのために重機を用います。
その重機を森に入れるために
まず道路をつくることから始めます。
だから予算のほとんどを、
道路を作る費用として使われているんですって!
ニコルさんは、
「これだと重機が入るところしか
森を整備できないし、すごく非効率。
何をやっているのかわからない」
と嘆きました。
そこで、ニコルさんは昔ながらの方法で
山を整備しようとチャレンジしたのです。
『馬』で伐採した木をおろしてくる方法です。
いま、『アファンの森』には、
白と茶色の馬がいます。
名前は、雪丸と茶々丸。
すっごく優しくて、
人類のお友達って感じのお馬さん。
本来、馬は草原に住む動物です。
だから森の中に入ると、馬はそわそわしだします。
いつ何かが突然飛び出してくるか
わからないからです。
馬は、森ではおっかなびっくりになります。
だから、伐採した木々を運んだりするためには、
相当なトレーニングが必要となります。
そして、そのトレーニングをする調教師の育成にも
膨大な時間が掛かるといいます。
現在、専門の調教師は
北海道にしかいません。
年齢を重ねている方が多いこともあって
後継者の育成が急務です。
ニコルさんは、
『馬を育てるトレーナーの育成』
『山の整備ができる馬を育てること』
この2つを次世代に遺すことが
とても重要だと言います。
「世界各国で、人間は森を壊してしまった。
壊してしまったものを元に戻すのに、
ひとの汗と努力と知恵がいる」
そんなことをニコルさんから教わりました。
アファンの森は、
身近にある森とは全く違います!
雰囲気がとても温かくて
土が暖かくふわふわしています。
一方、国有林が生えている山の地面は
固くて寒々とした感じがしました。
差は歴然!
日本の里山があまりにも美し過ぎて
里山に惚れたから
日本に帰化したというニコルさん。
今回、改めてニコルさんとゆっくりお話して
ますます応援したくなりました!
ニコルさんの里山は、
一般の方が自由に出入りできる場所ではないのですが、
活動をサポートする会員になることはできます。
興味のある方は、
ぜひホームページを覗てください。
http://analyst-ex.com/L112053/
ニコルさんの素晴らしい活動の一部を
垣間見ることが出来ると思います。
『アファンの森』で、リトリートツアーが
出来たらいいなと思っていますので、
そのときはまたお知らせしますね~。
ヒロカズマ
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