「記録」は「記憶」の力を超越する

記録は記憶の力を超越する

２０１５年～

氣康塾講座

初級内容の一部

氣康を学ぶ上で２つの重要な要素

１：あらゆることをメモする事

・感じる事全てをメモしなさい

・自分にとって重要な事を常にメモしなさい

・日常の出来事に注目しメモしなさい

そして自分の言葉にし、実践しなさい。

など

２：全てに対して素直になること

・学ぶ上でまず水の如く浸透させよ

・学ぶ上で火の如く興味の情熱を注ぐこと

・学ぶ上で風のように発想を豊かに

・学ぶ上で大地と樹木のように自分を信じる

・そして、動と静を使い分けること

など

私達は、毎日膨大な情報を常に浴びせられている

眼で視て、
耳で聴いて、
香りを嗅ぎ、
食を味わい、
触れて感じる。

しかし、その多くの情報は

意識的に重要と判断しなければ、

そこにあるのに、

感じていて記憶に残らないのです。

私達人間にとって、

最高にして最大の能力は

記憶ではなく、記録にあると感じます。

そして、万人に向けて備わっている能力で在り、

使うか使わないかで、

その能力を発揮せずに一生を終える人もいる程である。

そこで、

当院なりに氣の話を付与して話してみよう。

氣という、自然界かつ人体にも備わるエネルギー物質は、

「意識」無くして理想の働きは無いという性質をまず理解してもらいたい。

意識とは「目的」である。

「どうしたいか」という目的の内容が密になればなるほど、

氣というエネルギー物質は自由性ある物から、

その目的場所に向かい一直線に働く性質が備わっている。

つまり、氣と言う物は、

有る一種のシグナルを受けた時のみ、

それに従い影響を及ぼす物質であるという事、

それ以外では、

常に留まる事の無く、

流動的にあらゆるところに存在し、

目的意識がそこに影響される時に、

凝集され氣は形となり影響される。

記憶と言う物は、一種のシグナルのようだが、

脳の性質上、重要度に従い忘れていくようになっている。

つまり、基本は透過性のある性質であり、

必ずしも留まる働きは無いのである。

また、

記録という事についても、

私が言いたいのは、ただメモを取るという事ではなく、

あなたが記録する物には、必ずその先の働きがあるという事を知って戴きたい。

記録するには、様々なきっかけを通じて、あなたの意識に反応させる。

「何が重要で」

「何が必要なのか」

それは、興味とも好みとも言えよう

ただ、これだけは言える

まぎれもなく、

毎日、五感に伝達される様々な反応は

意味もなく感じるという事は無い、

その感じる中での陰陽のエネルギーの比重だけをしっかり感じ取り、

自分の氣の感覚「氣感」を研ぎ澄まし、

素直に、「快」なのか、「不快」なのかをまず判断すればよい。

注意したいことは、

快な物に、決して他者の真実を介入させない事である。

流行り、他人の好み、占い、家族の言葉、年長者の助言などである…

この感覚は全てが「無」から伝わり、あなたの感覚を通じて「有」となるべく物である。

その為に、あなたの真実の感覚を聞く際に、自分以外の情報は意味が無い。

あなたの感覚で得る情報に、

言葉にできる「快」なエネルギー

言葉に出きない「快」なエネルギー

この二つのどちらかが必ず感じ、あなたの中に存在する。

今回の「記録」の話では、

この言葉に表現できる「快」を常日頃、記録に残していただきたいという事です。

言葉とは、あなたの体内から出てきた、見えないエネルギーが形あるエネルギーとして生まれた最初の存在です。

その感覚はどんな時、どんな場所で、どんな風に…

そこには何があって、何が心地よさを与えてくれていたのか…

その感覚の先に、

いま貴方が必要としている

今あなたが必死に取り組んでいる事柄に対する、

重要なアイデアが沢山含まれています。

殆どの人が、抽象的な発想で終わっている。

良かった、　悪かった、

この二極性で終わっているのです。

何が良かったのか、

何が悪かったのか、

それを具体的に言葉にし、

それをなぜ思ったのかをさらに分析し、

良いと感じた出来事を自分の人生に活かすにはどうしたら良いかを、その氣感から活かすのです。

思う事は誰しもが日常で当たり前の様にしている事、

しかし、その思って終わりの人が殆どの為に、

一日、一日があっという間に過ぎ去り、

今日と言う日の「宝物」を見過ごしている人が沢山いる。

思う事、記憶のままにするのではなく、

思う事を、記録に残す事です。

記録に残す事で、なぜそう感じ、なぜそう思い、なぜ、その感覚が自分に与えられたかの真実に触れて追及することで、

見えないエネルギーの宝物が、

うっすらと脳裏に表れて、

それを現実にしようと行動さえすれば、

その脳裏に合ったものを、当然の如く手に入れている事になる。

氣は、目に見えないがそこにある。

目に見えないんじゃない、

目で見ようとするから見えないだけで、

眼で視る

即ち、感じる事の先に、見る事より大事なものがここに在るという事に気づく事で、

今日の一日が、

明日の活力になり、

今日一日が、

生きる事にとって重要な一日となる。

人間は他の動物とは違うところがある。

本能と本質

思い、感じ、行動する

同じ人間でも、

一人一人、違う花を持つのは

思ったことを、自分なりに表現し、そして行動できる力があるからです。

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