みなさんは普段ときどき完ぺき症になっていませんか?




今日は

[完璧症と言う呪縛からどうしたら逃れられる?]

です。



完ぺき症になっている人は意外に多く、自分ではなかなか気づかないこともあります。



T.M.さんのケースでそのメカニズムと解放の仕方をみていきましょう。



T.M.さんの場合

「人前で話したり、何か発表しようとすると動悸が激しくなり、手足が震え、頭が真っ白になってしまう、、、」

と言うパニック症状でした。



これはよくあるケースですね。



多くの人が経験していると思います。



極度に緊張してしまう、完ぺきにしないといけないと思ってしまう。



本人は一生懸命トレーニングしてリラックスしようとするけれど、いざ本番になると



やはり「バクバク、ブルブル、、、」



T.M.さんは子供の頃に人前で失敗した時にひどく咎められたり怒られたりした経験があり、



それがトラウマとなって今の状態を作り出していました。



潜在意識のヒーリングを始めると



T.M.さんは小学生の時ピアノの発表会で途中で失敗し、初めからやり直しをさせられ、



先生から発表会が台無しになったと責められたことを思い出しました。





T.M.さんはその時から他者に対して自分は完ぺきでなければならないと言う



強い決意(思い込み)をします。





この裏には強い怒りも内在しています。



実は自分が思う完ぺきというのは他者からみる完ぺきと必ずしもすべて一致している訳ではないので、



自分が思う"完ぺき"は



自分の見方(my point of view)であり概念になります。



T.M.さんにハンドスキャンヒーリングのテクニックで



"許しのブロック(内在する怒りの)解除"と



人前で完ぺきでなければならないと言う

"信念体系(概念、思い込み)のブロック解除"を行うと、



途中で動悸と手のひらのこわばりが起こりました。



経過と共に30分くらいで楽になり、翌日の司会の担当に臨みました。




バクバクがくるかな、震えちゃうかな、パニックで何も話せなくなるかなと思っていましたが、



ほとんど症状が現れず無事終了しました。



周囲からは自信に満ちているように見えたそうです!


潜在意識にあるトラウマがなくなると顕在意識で不安に思っても反応が起きなくなってきます。



完ぺき症から解放されてくると自分らしい表現が可能になり、人前で話すことも演技することも



自由で楽しくなっていきます !!



T.M.さんは今回のヒーリングを通して20数年来の苦しみから解放されていきました