献血の流れと様子

ここから献血の実際の流れと様子を紹介します。献血の流れは下記の順で進んでいきます。公式サイトにも説明があります。

 

献血の手順
1.献血受付
2.体重測定/質問への回答
3.問診/血圧・脈拍測定/体温測定
4.ヘモグロビン濃度測定/血液型事前検査
5.採血
6.休憩
7.献血終了

 

入室してから退室まで、初めての献血で説明なども含め1時間30分程度でした。

そのうち採血時間は、約10分程です。

1.献血受付

まず予約した時間に到着したら献血の受付を行います。
ロッカーに荷物を入れて献血のカードをもらいました。

 

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献血前は水分を多めに摂るよう指導があります。献血ルームでは飲み物全てフリーです。

 

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常温の紙パックもあります。飲みやすくてお勧めです

 

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2.体重測定/質問への回答

献血種別の選択、適正な採取量を算出するため、献血前に体重測定を行います。

また、患者さんが安心して輸血を受けるため、献血いただく方の健康状態に関する質問に回答していきます。

質問事項はこちらのPDFに公開されております

3.問診/血圧・脈拍測定/体温測定

ご回答いただいた内容に基づき、問診、血圧・脈拍測定及び体温測定を行います。

なお、問診内容のプライバシーは厳重に保護されますので、正確に回答します。

問診は、献血いただく方の健康を守るために、そして血液を必要としている患者さんをウイルスなどの感染から守るために実施しています。

 

質問に回答していただいた内容と血圧・脈拍測定及び体温測定、ヘモグロビン濃度等の結果に基づいて、体調がすぐれない方、以前に特定の疾患にかかった方などは、献血をご遠慮いただく場合があります。

 

プライバシーは厳重に保護されますので、ご自身のため、そして患者さんのために、質問事項への正しく回答しましょう。

 

血圧も測定しました

 

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献血は健康な方であれば、身体への影響はほとんどありません。

しかし、体調を崩していたり健康状態の良くない時に献血をすると、健康を損ねる場合もあります。

 

献血者の健康を守り、また輸血を受けられる方の安全性を高めるために、さまざまな基準を設けています。

 

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身体が大きく体重が重い方の方が影響が少ないようです。

しかし、身長150cm台の普通体系の女性で、何度も献血に来ている方も多くいるとおっしゃっておりました。

献血の量は安全な範囲のものですので、ご安心ください。

4.ヘモグロビン濃度測定/血液型事前検査

ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や血液型の事前検査などを行います。私の時は針の入った器具を指に押し込んで採血をおこないました。血液型や適性の有無を判断します。その後問題がないようでしたら採血に進みます。

5.採血

採血ベッドに横になり採血を開始します。

検査用で25mlと献血400mlを採血しました。

採血針を刺したとき、チクッと痛みを感じますが、すぐに痛みは和らぎましたす。万一、痛みが続いたり、指先まで響くような痛みがあれば、近くにいる看護師や医師らに伝えれば対応していただけます。

 

私が献血を行う際、看護師や医師はみんな優しく丁寧に対応して頂き安心して献血を行うことが出来ました。

 

採血時間は、全血献血で10分程度でした。

採血針や採血バッグは一人ひとり新しいものを使用していますので、献血によりウイルスなどが感染する心配はまったくありません。

 

温かいタオルを握っています。指先を温めると血の巡りが良くなります。

 

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献血時に、LEG CROSSレッグクロス運動 (下肢筋緊張運動)を行うと気分不良やめまいを予防することが出来ます。私も看護師に進められました

 

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献血後は消毒と包帯を巻いてくれます。終わった後の状態として、私の場合ふらつきなどは一切ありませんでした。献血後の体調には個人差があります

 

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6.休憩

献血後は、休憩場所で十分に水分を補給し、少なくとも10分以上は休憩します。

また、トイレに行かれる場合も、あらかじめ十分に休んでおき男性は必ず個室で座って行います。

 

緊張感の強い場合やその日の体調によっては、採血に伴い気分が悪くなったりめまいがすることがあります。そのような場合はすぐに座るか、横になってください。通常は頭を低くして30分程度安静にするだけで軽快します。

 

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7.献血終了

献血終了後に献血カードを頂きました。カードの裏面には次回の献血可能日などが印字されています。

 

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献血カード

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献血後当日の過ごし方

献血後当日の過ごし方について、乗り物を運転される場合は、その前に十分な休憩(30分以上)をおとりください。ジュース(スポーツドリンク)、お茶などで十分に水分を補給してください。下記に献血後の注意点をまとめました。

  • トイレ:採血直後の排尿は座位で行ってください

  • エレベーター、階段:使用する際は特に注意してください

  • 入浴:2時間以内の入浴と当日のサウナは避けてください

  • 飲酒、喫煙:献血直後は避けてください

  • スポーツ:水泳、マラソンなど激しいスポーツは避けてください

  • 重労働:採血側の腕には強い力がかからないようにお願いします

次の記事では【④献血後に頂いたもの】について詳しく解説します!


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