最終回!
バーナーのオーバーホールとサビ取り、塗装
前回(コールマンツーバーナーのレストア#4)
一つだけ書き忘れてた大事な項目。
外す時にはがっちり接着されていたような燃料バルブ。
燃料タンクにバルブを取り付ける際に、
バイクのエンジンなどで使う液体ガスケットを使用しました。
まあ、シリコンのコーキング剤みたいなものだね。
(家庭用の市販だとバスコークみたいなお風呂修理に使うようなもの)
ネジに薄く塗ってねじ込むだけ。
後はタンクに対しジェネレーターが90度の向きに
固定したら乾くまでそっとしておけばOK。
さて、バーナーをバラしましょう!
中心部のプラスネジ外せばバラバラになります。
数枚重なっている板は平らなものと波打ってるものが
交互に重なっています。
順番を覚えておくように。
また、お皿みたいなパーツの下には
焼いたマントルみたいな、灰か、粉雪みたいにもろい
石綿?のガスケットがあります。
崩してしまわないよう注意が必要です。
バラしたら、パーツ一つ一つを丁寧に
パーツクリーナーや真鍮ブラシなどを使って
サビやカーボンなどを落とします。
バーナーの裏側も真っ赤に錆びていました。
きれいにしたら耐熱塗料(ストーブや煙突に使うやつ)を塗ります。
30分くらいもあれば乾くかな?
直接炎が当たるお皿の部分とバーナー上部は
一番高温になるパーツ。
いくら耐熱塗料でも急に高温にさらしたら
焼けたり剥がれたりするので、
少々じわっと焼き付け。
今回は時短でガスのシングルバーナー使いました。
じわっとゆっくり、焼け焦げないよう約200度くらい
(適当な感覚でやりましたがw)で焼き付けます。
さあ、後は全部組み上げて完成です
三日間で仕上げました
出来栄えはいかがでしょうか?
BEFORE
AFTER
ポンピングも点火もスムーズ、問題ありません
炎もすぐ安定しました。
青い炎はあまりよく見えませんが
火が点いていますよ。
えへへ、どう?新品みたいになったでしょ。
まだまだ何十年も使える頼もしいアウトドアギヤです。
大事に使い込んでいきましょう。
おしまい。