「BLの話54 (キスで溶かしたそのあとに/ラムスプリンガの情景)」雑談。2021年16回目 | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

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ども、雑談です。

BLの話です。
苦手な方はスルーしてください。m(_ _ )m

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新たに購入して読んだBL本を紹介していきます。

まずはBL漫画の感想から。


キスで溶かしたそのあとに』(著:まさき茉生)

大学生になったばかりの相瀬紘(受)と
サラリーマンの小野澤瑞基(攻)の甘々エロBL。
この作者さんらしい内容で最初っから両想い確定の
安心の王道設定です。
最初は紘の視点で片想いしてた年上の幼馴染と
同居することなるというよくある流れ(笑)
でまぁいろいろあって中盤あたりで瑞基の視点になり
実は両片想いだったという…
ストーリーはそんなに驚くような展開ではない。
けど2人の気持ちの揺れ動きは丁寧に描かれてると思う。
そしてやっぱり特筆すべきはエロでしょうね(〃ω〃)
本当に甘々なエロがてんこ盛り♡
エロいけど男性の身体が美しく描かれてます。
受け攻めの対格差がないのも私は好きです。
ストーリーに刺激を求めると物足りないけど
甘々エロラブで萌えを堪能できる作品です。


ラムスプリンガの情景』(著:吾妻香夜)

80年代アメリカの田舎町を舞台にしたドラマチックBL。
物語は元ダンサーのテオドール(受)がウエイターとして
働いてる店にオズワルド(攻)というアーミッシュの青年が
現れるところから始まります。
とりあえずアーミッシュって何?って感じなんだけど
作中でしっかり説明されてるので問題なく読めました。
簡単に説明すると電化製品を使わず自給自足の生活をする
宗教的なコミュニティって感じですかね。
そのアーミッシュがコミュニティに残るか
家族を捨て外の世界で生きるかを決めるため
俗世を体験する期間をラムスプリンガというわけです。
結構ハードな設定なんだけど序盤はかなりコミカル。
テオの勘違いがきっかけで仲良くなっていく2人だけど
オズがとにかくお気楽能天気キャラで和ませてくれます。
ただこの時点では萌えられそうもないと思ってました。
テオはまぁ分かりやすく挫折して荒んだ生活してるので
オズとは正反対のよう見えてました。
でまぁなんやかんやあって惹かれ合う2人が
決断の時を迎えてどうなるかって話なのです。
2人がそれぞれ決断するラストがすごく良かったと思います。
この結末に後味の悪さを感じるかもしれませんが
切なさを感じさせるハッピーエンドが私は好きなので
とても感動して久々にBLで泣いてしまいました。
最初と最後でオズの印象が全く変わりましたね。
彼の成長がこの物語を素晴らしいものにしてくれてます。
そしてテオが最後の最後でその選択をしてくれて良かった
と心から思いました。
内容的にハードだし過激な描写もあるけど物語として
完成度の高い作品なのでぜひ読んでみてほしいです。


年頃のオトコノコとアレ』(著:左京亜也)

高校生同級生BL。
ひとりエッチを親友の篠原(攻)に見られてしまった桜井(受)。
その後なぜか篠原は桜井のひとりエッチに積極的に
参加するようになる… てな感じで始まります(^_^;)
男の子がわちゃわちゃしながらエッチなことする話です。
篠原は最初っから桜井が好きでちょっかい出してきて
桜井はエッチなことされてほだされて好きになる感じ。
でも2人とも初々しくて可愛いのでめっちゃ萌えました。
ストーリー展開は王道だし大した事件も起きないけど
なんかとにかく2人のピュアさが良かったです。
強引なのにヘタレな篠原に翻弄される桜井がめっちゃ乙女。
キスする2人の表情が何とも言えずエロくて萌えました。
もちろん後半でしっかりやることもやってます(笑)
とりあえず高校生BLの萌えが詰まった1冊です。


無条件降伏論』(著:いさか十五郎)

出版社で編集のバイトしてた加古(受)が大学時代に
付き合っていた後輩の北村(攻)と再会して始まるお話。
北村が加古に振られたことが原因でかなり拗らせてました。
加古のせいで男としか付き合えなくなった北村は
執着はするけどまた好きにはなりたくないという感じ。
でまぁ加古は責任を感じたからなのか一緒にいようとする。
なんというかどちらも押されると逃げたくなるようで
そんなじれったさが最後のほうまで続きます。
お金でどうにかしようとする攻めというのは王道展開かな。
ただ簡単に2人の溝が埋まらなかったのは
加古がダメダメな男だからなんですかね。
ストーリーがつまらないということはなかったんだけど
読後感はあんまり良くなかったです。
ちなみにエロは多め、いろんな場所でやりまくってました。

◇◇◇

ここからはBL小説の感想です。


瞳をすまして』(著:杏野朝水)

聴覚障害を持つ大学生の登和(受)がモデルの滋人(攻)と
出会ってからのお話。
喋る以外の会話シーンがかなりあるんだけど
結構分かりやすく表現されてて読みやすかったです。
ただ登和の耳が聞こえないという設定ではあるけど
2人の恋物語は案外普通だと思います。
変に重たい内容とかでもないのでさらっと読めました。
作者さんの意図は分かりませんが私は障害者も健常者も
何も変わらず恋をするしそれが同性同士ということも
あり得るんだと感じました。
なので良くも悪くも普通のBLです。
登和が障害を持ってるということで過保護な兄が
いろいろとかき回してたけどね。
あと設定からエロ控えめなストーリーかと思いきや
意外とやることしっかりやってました。
エッチの最中での会話が聴覚障害という設定のおかげで
なかなかの萌えな感じで良かったです。

◇◇◇

今回はここまで。
続きはまた次回へ。

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