「BLの話42 (サハラの黒鷲2 sideアルキル/カッコウの夢)」雑談。2020年13回目 | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

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ども、雑談です。

BLの話です。
苦手な方はスルーしてください。m(_ _ )m

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新たに購入して読んだBL本を紹介していきます。

まずはBL漫画の感想から。


サハラの黒鷲2 sideアルキル』(著:五月女えむ)

元調教師×元奴隷商人のアラブ系BL・シリーズ2作目です。
前巻では別作品も収録されてたので若干ストーリーが短く
不完全燃焼な感じが否めなかったんですが
今回はしっかりロキ(受)とアルキル(攻)の内面や
想い合う感情の部分を掘り下げてくれてとても良かったです。
まだ物語は続くようだけど2人の愛はめっちゃ深まりました。
エピソードとしてはアルキルがロキの為に選んだ髪留めが
盗まれるという事件が起きていろいろ始まります。
そんなところにアルキルの弟・ヴェンが現れて
アルキルの暗い過去が明らかになるって感じ。
なかなかヘビーな過去でしんどかったけど最終的には
兄弟のわだかまりが溶けるのでホッと出来ました。
ロキは兄弟の間に挟まれていろいろ苦労させられてたけど
アルキルを一途に想う姿にキュンとしました。
強くて男前のロキがアルキルの前だとめっちゃ可愛いからね。
最後にいろいろあった髪留めをアルキルがロキに贈るシーン。
これがめちゃめちゃ素敵でした。
いわゆるプロポーズ的なアレって感じだよね。
とにかく全体を通してジーンとくるお話でした。
あとヴェンを含め前作からのサブキャラたちもしっかり話に
絡んでたのもとても良かったです。
サブキャラを介してロキとアルキルの愛の深さを見せる
という演出が素晴らしいと思います。
エッチシーンは期待通りのエロさでちょっと強引なのから
イチャラブまでバリエーションも豊富で堪能できました。
いろいろ事件が起こってロキとアルキルがすれ違うことも
あるけど基本的にはラブラブでほぼ一緒にいられるので
前作に比べたら安心して読めるお話でした。


ノーカラーベイビー』(著:奥田枠)

カフェの厨房で働く眞白(受)が研修医の大地(攻)と
ひょんなことからエッチしちゃうお話。
最初は眞白が派手な見た目で遊んでるよう見えるけど
実は優しくて健気な青年という設定です。
昼と夜でキャラが違うんだけどその理由は弟との関係。
マジでこの弟のあざとさがウザかった。
とにかく大地との出会いで眞白は弟の呪縛から
解放されるという感じです。
大地の包容力がハンパなかったね、めっちゃ男前でした。
眞白vs弟のシーンは大地がカッコよすぎて惚れました(笑)
真面目で誠実だけどエロは激しくて萌えさせてくれた。
後半の健気な眞白は可愛いかったけどデレすぎだったかな。
でも幸せな結末は素直に良かったと思えました。
奥田枠さんの作品を始めて読んだけど結構好きかも。
別作品も読んでみたいです。


カッコウの夢 (上)』(著:ためこう)

ずっと気になってた作品、とうとう買ってしまいました。
大学生の名塚(攻)が親友の白島に4年間片思いしてて
その恋心を抑えるために瀬野(受)をセフレにしている
という設定で始まるお話。
既に危うい関係性の3人だったんだけど瀬野のバイクと
白島が事故に遭い、白鳥が意識不明になってしまう。
で、先に目覚めた瀬野が「俺は白島だ」と言い出して…
という感じで怒涛の展開になるんです。
本命の魂が入れ替わってしまい名塚は混乱するわけ。
上巻はいろいろあって白島の心を持つ瀬野を名塚が
受け入れた後に意識不明だった白島の身体が目覚めるまで。
なんとなくその後の展開は読めてるんだけど
ネタバレ感想は下巻の方で(^_^;)
とりあえず私は最初から名塚には同情できず
瀬野の不憫さに心が痛かったです。


カッコウの夢 (下)』(著:ためこう)

てことでネタバレしてしまいますが
結局のところ魂の入れ替わりは瀬野の嘘なんですよね。
これはハッキリ言って予想通りの展開です。
でも私は瀬野が秘密にしていた真実に驚いてしまった。
名塚のことをもうずっと前から好きだったってこと。
瀬野は名塚に愛されている白島になりたかったんだね。
そのチャンスが突然訪れてしまった。
憐れで不憫で健気でなんとも言えない気持ちになりました。
名塚についてはどうにも叶わぬ恋が辛いのは分かるけど
なんか考え方が自分勝手すぎて好きになれなかった。
けど真実を知った後にちゃんと瀬名を探してフォローして
ハッピーエンドにしてくれたのでそこは評価します。
描き下ろしのエピローグで名塚と瀬野と白島の会話シーンは
ちょっと都合よすぎな気もしたけどなんかホッとした。
それぞれ思うところはあるだろうけど白島が名塚と瀬野の
良い理解者になってくれそうだからね。
好き嫌いが分かれる内容だとは思うけど私は結構好きかな。
人は魂だけを愛せるのか?
なかなか難しテーマの作品でしたね。

◇◇◇

ここからはBL小説の感想です。


全ての恋は病から』(著:凪良ゆう)

大学生の先輩後輩BL。
人肌に触れてないとダメな謎の持病を持つ夏市(攻)
汚れた部屋に住む片付けられない男の椎名(受)
そんな2人が欠けた部分を補うために契約を結ぶお話。
なんかすんごいお話でしたよ(笑)
まず夏市の性癖を説明するくだりがあるんだけど
そこからしてヤバかったです。
本当に犯罪を起こさなくて良かったって感じ。
そして椎名が片付けられなくなった理由も
憐れではあるんだけどなんか笑ってしまう(^_^;)
あと椎名は性的なことに疎すぎて夏市に言い包められ
エッチなことを次々させられちゃんのもどうかと思う。
まぁ要するにエロラブコメだったってことです。
凪良さんってこういうテイストのBLも書くんだということに
ちょっと衝撃受けました。
明るいエロBLが読みたい時に良い作品ですね。

◇◇◇

今回はここまで。
続きはまた次回へ。

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