「BLの話41 (コヨーテ III/ネオンサイン・アンバー/花と純潔)」雑談。2020年11回目 | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

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ども、雑談です。

BLの話です。
苦手な方はスルーしてください。m(_ _ )m

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新たに購入して読んだBL本を紹介していきます。

今回はBL漫画の感想のみです。


コヨーテ III』(著:座裏屋蘭丸)

人間×人狼の異種間ファンタジーBL 第3巻。
2巻が気になる終わり方でかなり焦らされましたが
やっと続きが読めて嬉しいです(ヘ。ヘ)
まぁ結末までまだまだ先が長そうなんですけど(笑)
とりあえずリリー(受)とマレーネ(攻)が再会し
誤解が溶けて改めて愛を確かめ合えたのは良かったです。
でも人狼と敵対しているマフィアの後継者という関係は
想像以上に難儀な問題で解決の糸口はまだ見えません。
ヴァラヴォルフの集落に忍び込んだマレーネはリリーと
駆け落ちが出来ればいいという感じだったみたいだけど
実際に彼らの暮らしを見て考えを変えました。
リリーとの未来を望むならヴァラヴォルフ(人狼族)と
ガーランド(マフィア)の闘争を終わらせなければとね。
今回はマレーネの用意周到な駆け引きがハラハラでした。
リリーの方はマレーネの身の安全を第一に考えてて
もうなんというかめっちゃ健気でキュンときました。
でも狼の姿でマレーネの話を聞きに行くあたりはやっぱり
ツンデレな感じもあって可愛いんだよね(≧∇≦)
この後に人間の姿に戻ってマレーネと抱擁するシーンは
胸が熱くなり心から良かったと思えました。
そしてしばらくは一緒にいられそうだと思った矢先に
人質交換でまた離れ離れになるという展開は切なすぎ。
だからこそ久々のラブシーンは燃え上がるってもんですよ。
初めての発情期じゃないエッチはめっちゃ萌えました。
別れは寂しくて切なかったけど明るい未来を感じられたし
最後にちょこっと安心できる要素があったので
2巻でのラストよりは心穏やかに4巻の発売が待てそうです。
今回はほぼヴァラヴォルフの集落でのお話で
リリーの仲間たちが沢山絡んできたのは楽しかったです。
マレーネの考えに理解を示してくれた彼らに好感も持てた。
でも次回はきっとガーランド側でのお話になるだろうから
嫌な気分にさせられそうで不安です。
ただ何よりも今回はリリーからマレーネに「好きだ」という
愛の言葉もあり気持ちが結ばれたことが本当に嬉しい。
まだまだ苦難が続きそうだけど2人が幸せになれるまで
物語を見守りたいと思います。


ネオンサイン・アンバー』(著:おげれつたなか)

クラブのスタッフ・緒方(攻)が店の客で女好きギャル男の
サヤ(受)と出会うとこから始まるお話。
最初は緒方の視点でサヤを好きになっていくんだけど
もちろん簡単にはいかないわけです。
サヤの方は女好きと周囲に思わせておきながら実はゲイ。
ゲイなのに女好きをアピールしてる理由が深くて辛い。
話が進むと男同士の恋愛のリアルが見えてくるんです。
あとはやっぱりサヤの健気さが切なすぎてました。
第一印象は女好きギャル男なのであれなんだけど
それが無理して演じてたキャラだと分かると見方が変わる。
夜と昼で違うわけだけど素顔のサヤはめちゃ可愛い。
だけどエッチでの反応とか表情は壮絶にエロい。
とにかくいろいろギャップが凄い子だと思いました。
緒方の方は紆余曲折あったけどちゃんとハッピーエンドに
してくれたので最後は男前だったと思う。
とにかくストーリーの展開が秀逸でリアリティのある
男同士の恋愛の痛さみたいなのが伝わってきました。
続編が出たら是非読みたい、お気に入りの1冊になりました。
ちなみにエッチは最後までしてるのは1回なんだけど
キスだけのシーンでもめっちゃエロかったです。


花と純潔』(著:桂小町)

吸血鬼と人間が共生する世界の物語。
人間の弥生(受)と純血の吸血鬼・千歳(攻)はクラスメイト。
弥生は千歳に淡い想いを抱いてたんだけど
その想いを見透かされ捕食されることになるのです。
捕食というのは血を吸われるってことなんだけど。
その前に何故かエッチなことするんですよね(〃ω〃)
その方が血の味が良くなるんだとか言って。
なんか恐ろしい話なんだけどこの世界では当たり前らしく
ストーリーは淡々と進んでいきます。
弥生は愛のない食事という関係が辛くなって
終りにしようとするんだけど…
最後は安心できるハッピーエンドで素晴らしい読後感でした。
独特の雰囲気があって惹き込まれる作品です。
エッチなシーンはわりとサラッと描かれてるんだけど
なんとも言えない色香がありました。
あと短編「ノラ猫閣下の美しい人」も良かった。
ノラ猫とあるカップルのお話なんだけど
猫の視点で描かれているというのが面白いんです。
拾ってくれた人間の男(受)に恋をするというのが
めちゃくちゃ切なくて胸がぎゅーってなる。
けど最後まで読むと何とも言えない暖かさに包まれます。
とっても素敵なお話でした。
吸血鬼も猫もどちらも良いお話だと思います。
何回も読み返したくなる1冊になりました。
桂小町さんは初めましての作家さんでしたが
別の作品も読んでみたいです。


グッドモーニング』(著:夏水りつ)

表紙絵がめっちゃ素敵なリーマンBL。
2カップルのお話が入ってます。
表題作はノンケの林(攻)とゲイの篠原(受)の話。
ある朝、林は裸の篠原と寝ていたという始まり。
仕事の取引相手として面識があった2人。
いろいろ面白い展開になるわけです。
最初はクールに見えてた篠原の素顔が見えてくると
めっちゃ可愛くてギャップに萌えます。
攻めの林の方が翻弄されてましたね。
林のモノローグが最高に面白かったです。
そしてもう1つのお話が「メロンパン戦争」
これタイトルからして可愛いんだけど内容も
ピュアなラブすぎてめっちゃキュンキュンしました。
同じ会社の同僚である倉木(攻)と藤野(受)の
まさにメロンパン戦争なお話なんです。
売り言葉に買い言葉の意地の張り合いって感じなんだけど
もぉ成人男子とは思えない可愛さなんですよ。
特に壁ドンからの告白シーンが最高。
こんな男子がいる会社に勤めたいよマジで(*ノ∪`*)
てことでどちらの話も萌えがあってとても良い。
エッチは「グッドモーニング」の方が多いかな。
「メロンパン」は控えめです。


ドラトラブ』(著:中川カネ子)

高校2年生のタロウ(受)が恋した綺麗な年上のお姉さんが
実は女装した男だったというラブコメ。
女装してたのは仁(攻)という大学院生。
そうとは知らず告白してしまうタロウは仁に初体験を
させられちゃうわけです。
ちょっと女装攻めは苦手だなぁと思いつつ読んだんだけど
仁はオネエというわけではなく女装はしていても
中身はめっちゃ強気な俺様キャラだったので
結構楽しく読めました。
タロウと仁が両想いになっていく様子もしっかり
描かれていて良かったと思います。
特に良かったのは仁がキスするのに照れるとこ。
エロいことはしまくってるのにそこで照れる?って感じよ。
あのギャップはめっちゃ萌えます(ヘ。ヘ)
とにかくエロラブコメ楽しかったです。

◇◇◇

今回はここまで。
続きはまた次回へ。

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