「BLの話35 (泪のプライスレス/はだける怪物(上)/I HATE)」雑談。2019年75回目 | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

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ども、雑談です。

BLの話です。
苦手な方はスルーしてください。m(_ _ )m

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新たに購入して読んだBL本を紹介していきます。

まずはBL漫画の感想から。


泪のプライスレス』(著:五月女えむ)

DIYショップ店員×料理人のサスペンス風味BL。
両親の三回忌の後、帰りの新幹線で泣いていた津嶋(受)に
ハンカチを差し出してくれた興野(攻)。
2人はお約束の流れで一夜を共にしてしまうんだけど
津島の泣き顔に一目惚れしたと告白する興野はカバンの中に
大金を隠し持っていたという謎な男なわけです。
とりあえず津島の泣き顔が印象的なこの作品。
興野の大金の出どころが判明するまでは結構ハラハラする
展開なんだけど2人は序盤からイイ感じになって
エッチは遠慮なくやりまくります(〃ω〃)
でも津島は両親のことでトラウマがあり興野も
かなりハードな問題を抱えているのでストーリーは
ドラマチックで面白かったです。
もちろん最終的にはハッピーエンドになります。
最初はサスペンスなんだけど終わってみたら
ハートフルだったのがとても良かったです。
津島と興野の素朴で優しい人柄に好感が持てました。
なんかとにかくいいお話でした。
絵も綺麗でエロもボリュームあって満足できます。
特にラストのエッチシーンは激しくてすごかったです。


はだける怪物 (上)』(著:おげれつたなか)

同じ会社の同僚リーマンBL。
「恋愛ルビの正しいふりかた」に収録されている
「ほどける怪物」秀那(攻)と林田(受)の続編。
セフレから始まり恋人同士になった秀那と林田のその後は
一見するとラブラブで幸せそう。
でもどこかすれ違うというか噛み合わない感じ。
そんな秀那の懸念するのは林田が部屋の壁に貼っている
高校時代の写真なんですよね。
これについては前作の時から見えていたんだけど
いよいよこの問題に踏み込んでしまうわけです。
満面の笑みで映る林田と元カレ。
気にならないわけがないですよねぇ(笑)
でもたぶん林田にとってあの写真を貼っているのは
自分を戒めるというような意味合いなんじゃないかと…
恋人を殴っていたんですからね。
ただ今回、林田が何故暴力を振るうようになったのか
その辺りが分かる描写があって少し理解出来た。
だからって暴力を容認できるわけではありませんけどね。
でもそうなってしまった経緯を思うと苦しくなりました。
そしてハラハラしたのは写真のことや元カレのことを
秀那が激しく問い詰めるシーンですね。
どうなることかと思って心臓が痛くなりました。
なんかもう上手くかみ合わなくて辛すぎます。
きっとこの2人なら乗り越えられるはずと思うんだけどさ…。
そしてなんやかんやあって秀那は大阪に転勤になり
林田とは遠距離恋愛ということになるんですよね。
でも離れ離れの切なさはあるけど案外ラブラブで
平穏な日々が続くのでちょっとホッとしました。
しかし波乱の予感を残して下巻に続くになるんです。
林田の元カレである弓がどうやら絡んでくるみたい。
秀那が大阪で弓を見つけちゃいました。
どうなるんでしょうか?怖いですよねぇ…
カンちゃんは今もまだ弓を好きなのか?
それとも罪悪感で忘れられないだけなのか?
その答えが出てしまうのかな?
怖いけど早く続きが読みたいです。
ちなみに今回もエロはハンパなく凄かったです。
遠距離の電話でというのも林田がエロすぎてヤバかった。
でも今回は基本はラブラブなのでエッチも甘々。
幸せなシーンもあったので良かったです。
とにかく下巻の発売を楽しみに待ってます。


I HATE』(著:ナツメカズキ)

表題作は高校の同級生だったヒロ(受)と桐谷(攻)が
10年ぶりに再会するお話。
高校時代にキス友という恋人ではないんだけど
キスする関係だった2人。
ヒロはそれがトラウマになり誰とも付き合えなくなってた。
そんな時に桐谷と再会するという流れ。
なかなかドキドキするお話でしたね。
最初はヒロの視点でお互いの気持ちを確かめ合った後に
桐谷の視点での葛藤とか躊躇を見せられたんだけど
描き方が秀逸で最高でした。
めっちゃピュアな純愛で萌えまくりました。
後半のお話は幼馴染の遠距離BL。
地元で働くあおえ(受)と上京してしまった赤也(攻)との
幼馴染の思い出が凄く素敵でした。
その思い出が失われそうになったのは切なかったです。
もちろん最終的にはハッピーエンドなるけどね。
表題作もそうだったけど攻めの方が臆病で受け身でしたね。
どちらのお話も先に好きになるのは攻めなのに
積極的に行動しないから時間がかかったわけだし。
でもこの2人の受けは恋愛感情に疎そうだから
長い時間が必要だったのかもしれないね。
とにかく同級生再会BLとして凄く良かったです。
発売されてるナツメカズキさんの4作品を読んだけど
どれも全部好きでした。
これからお気に入り作家さんとしてチェックしたいです。


かわいいかおして』(著:杏ゆか里)

クールな敏腕マネージャー×売れっ子ハーフモデル。
作者さんのデビューコミックスだそうですが
なかなか面白かったです。
ハーフモデルのサーシャ(受)が傍若無人な振る舞いで
マネージャーの真山(攻)を怒らせてお仕置きされるという
展開から始まった時はとんでもないエロBLだと思った(笑)
けどストーリーが進んでいくとサーシャの一途さとか
真山の仕事に対する真摯さ見えてきてグッときてしまう。
なんだかんだ純愛BLでなかなか読ませる内容でした。
エロも程よくモデルの仕事シーンもしっかり描かれてて
絵も綺麗で良かったです。
あと真山に「のりお」と本名で呼ばれるサーシャの
ギャップも可愛くて好き。
ちょっと女の子っぽく見えるのが腐女子的に好みが
分かれるところかもしれないけどね。

◇◇◇

ここからはBL小説の感想です。


きみはぼくのもの』(著:栗城偲)

小学生×大学生のショタ攻めBL。
ショタは苦手なんだけど攻めということで
興味本位で読んでみたけどかなり好きなお話でした。
塾講師のアルバイトをしてる大学生の拓巳(受)は
二丁目のバーに通うゲイなんだけどその秘密を
教え子で小学6年生の吏貢(攻)に知られてしまうのです。
この吏貢くんがなかなかの曲者で拓巳を翻弄するわけよ。
小6でめっちゃ口が達者というか駆け引きが凄いんです。
子供らしく素直に「先生が好き」と直球でくるかと思えば
相手の反応見て言葉を選んだりするからね。
小学生で「俺のこと好きになっちゃえよ」なんて
大学生に迫れるのってヤバすぎです(〃ω〃)
拓巳は困惑しながらもほだされていく感じかな。
たぶん最初っから好きになってたんだと思うけど
小学生というハードルは簡単には越えられるわけないよね。
というわけで吏貢は16歳なるまで待たされるわけです。
実質は小学生×大学生からの高校生×社会人でした(笑)
一線を越えないギリギリのところに萌えがありましたね。
エロは控えめだけど私はめっちゃ萌えれたので大満足です。
メインの2人やサブキャラとの会話も楽しくて
私にはとても読みやすい1冊でした。

◇◇◇

今回はここまで。
続きはまた次回へ。

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