BLの話です。
苦手な方はスルーしてください。m(_ _ )m
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久々にBL漫画を大人買いして一気読みしたので
今回はその感想から(*^▽^*)ノ
実は以前から気になってたこちらです。
『テンカウント (1)』『テンカウント (4)』
『テンカウント (2)』『テンカウント (5)』
『テンカウント (3)』『テンカウント (6)』(著：宝井理人)
無愛想なカウンセラー・黒瀬陸(攻)と
不潔恐怖症の社長秘書・城谷忠臣(受)のセンシティヴBL。
ドSな年下攻めと美人受けってだけでもかなり
好みの設定なんだけど不潔恐怖症という精神的な病を
抱えるトラウマ持ちということで1巻が発売された時点で
めっちゃ気になってた作品です。
けど内容が内容だけに続きが発売されるのを待つのは
辛いだろうと完結するのを待っていたというわけ(^_^;)
やっと最終巻が発売されたので全6巻を大人買いして
一気読みすることが出来ました。
もちろんこの作品が既に高く評価されていることは
知っていたので期待を込めて読み始めたんですが…
期待を遥かに上回る面白さであっという間に
読み終えてしまいました。
もうちょっとじっくり楽しもうと思ってんだけどね(笑)
久々にページをめくる手を止められませんでした。
あらすじで知ってはいたんだけど城谷の不潔恐怖症は
やっぱりかなり大変なものでしたね。
でも運命的に出会うカウンセラーの黒瀬との関係は
本当にめっちゃ良かったです。
ドキドキと切なさと萌えとエロスがてんこ盛り(〃ω〃)
グイグイ攻めてくるかと思ったら
突然の消極的な態度で去って行こうとしたりするから
私も城谷と一緒に翻弄された気分です。
まぁストーリーの進行の都合で1巻はかなり微糖でエロもなく
物足りなく感じるかもしれませんが
私は1巻を読み終えた時点で期待の高まりは最高潮！
城谷が黒瀬にどう変えられてしまうのかドキドキでした。
2巻からは徐々にエロ度も上がっていくので
そういう面でも楽しめる作品だと思います。
あと精神的な病気やトラウマを抱えた人のお話だから
なんとなく重たい雰囲気が続くのかと思ってたけど
意外にも会話は軽めなのでそこも私は好きですね。
特に城谷の会社での人間関係はとっても素敵でした。
でも基本的にメイン2人の会話ががほとんどで
必要最低限の登場人物でストーリーが進むのも
感情移入しやすくてすごく良かったと思います。
1巻の時点で「なんで？」と思ったいろんなことが
ちゃんとすべて回収されてハッピーエンドになるので
本当に素晴らしい作品だと思います。
でもやっぱり不潔恐怖症なのに実はエロかった城谷が
1番の萌えでしょう。
というか黒瀬×城谷に超絶萌えですね(´∀｀*)
ハッピーエンドのその後が読みたいと思ってしまいます。
後日談を是非書いて欲しいです。
◇◇◇
ここからはいつも通り
新たに購入して読んだBL小説を紹介していきます。
『上海散華』(著：沙野風結子)
上海秘密結社の男×侯爵家の嫡男。
晶羽(受)が炎爪(攻)に攫われることから始まるお話です。
かなりハードな展開ではあるけど沙野さんの作品にしては
ラブ度が高かった気がしますね。
もちろんエロ度も高かったです。
序盤は晶羽の傍若無人な態度が目に余るんだけど
実は不憫な生い立ちを背負ってるので後半の健気さと
ドラマチックな展開にハラハラしました。
いろんな事が次から次へと起こったけど最後は
ハッピーエンドで終わってくれたので良かったです。
『上海血華』(著：沙野風結子)
「上海散華」と同日発売されたものらしく
続編というかスピンオフのようなお話。
対立する2つの秘密結社で英冥(攻)に兄を殺された淋(受)
というハードな設定。
これは本当にいろんな意味で淋が可哀想。
ずっと好きだった人には振り向いてもらえず
兄の仇に感情を翻弄されるんですからね。
芽生えた気持ちを愛と認められない関係には萌えがあった。
そしてお互いを生かすために一緒にいること選ぶ2人…
「散華」から「血華」へと続けて読むと
世界観の壮大さに驚かされますね。
特に「血華」は常人では理解しがたい感情の動きに驚愕。
沙野風結子さん作家としてしての力量を感じました。
※甘々が好みでしたら「散華」を読んだところで
止めるのをお勧めしますがハードで痛くて切ない話が
大丈夫であれば「血華」も併せて読む事を推奨したい。
その方が壮大な世界観をたっぷりと楽しめると思います♪
『標的は貴方』(著：成宮ゆり)
秘密主義狙撃手×訳あり警察官の年下攻め。
軍人狙撃事件を捜査する警察庁のキャリアが宇田川(受)
捜査協力者として派遣されてきた狙撃手がエリアス(攻)
若干あり得ない感じがするんだけど謎が多いエリアスに
宇田川が惹かれていく流れは自然で良かった。
普段だらしない男が凄腕スナイパーってギャップは
惹かれるに決まってますよね。
事件捜査もドラマチックな展開で面白かったです。
ラブ度はちょっと低いけどエッチシーンはそこそこあり
私はそれなりに満足できました。
でも警察とか軍人の設定が苦手だと辛いかも。
この設定のリアリティを深く考えない方が楽しめるかな(笑)
『氷泥のユキ』(著：朝丘戻)
アニマルパーク、通称「アニパー」という
オンラインゲームが舞台のシリーズBL3作目。
初エッチしてくれる相手を探す大学生のユキ(受)と
セフレを探してた会社社長の氷山(攻)が最悪の出会い方を
するところから始まるお話。
私は1～2作目は未読でしたが話は1冊で独立してるので
問題なく読めました。
でも私にはあんまり合わない作風だったみたい。
読み応えはあって内容もなかなか良いとは思ったんだけど…
精神的に抉ってくる割りに萌えを感じれませんでした。
評価が高い作品だったから期待してたんだけど残念です。
いや、面白くないわけじゃないですよ。
単なる相性の問題だと思います。
ただシリーズを通してトラウマだったり生と死を
テーマにした重めのシリアスな展開が多いようなので
覚悟して読んだ方がいいかもしれませんね。
◇◇◇
今回はここまで。
続きはまた次回へ。
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ではまた。
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