Collar×Malice ―キャラクター 感想― | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

乙女ゲーム・乙女CD・アニメ・声優のジャンルで綴ります

2016年8月18日発売<PSVita>

 Collar×Malice



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共通ルート・コンプ後の感想 → 総合 感想

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<攻略キャラ感想>
私の攻略順は…
榎本峰雄 → 岡崎契 → 白石景之 → 笹塚尊 → 柳愛時

※ネタバレしております(^_^;)

私の好きなキャラ順に並んでます。
キャラ順位は萌え度やストーリーなどを総合した印象です。
(キャストの敬称は省略させていただいおります)

キャラクターによって感想に差があります。
ご了承くださいませ m(_ _ )m


笹塚尊 … cv.浪川大輔

24歳で元は警視庁サイバー犯罪対策課にいたけど数ヶ月で離職。
頭は良いけど口が悪く協調性はほぼない(^_^;)
見た目は幼く感じさせるけどクールで容赦がない大人です。
でも実際は峰雄とケンカばっかりしてるので精神年齢は同じぐらいかも。
ただ賢い分、尊が優位に立ってる感じです(笑)

尊は銃刀法が解除されるきっかけになった8月の事件を調べてるんだけど
同じように思った市香がパートナーになりたいと志願しても
「無理」「迷惑」と速攻で拒絶されなかなか受け入れてもらえません。
まぁ能力主義の尊が役に立たなそうな市香を迷惑に思うのは仕方がない。
けどもうちょっと言い方あるでしょって言いたくなる。
付け入る隙もないぐらいにバッサリと否定されたらへこみます(笑)

でもパートナーにならないと話が始まらないのでね。
妥協案として尊からパートナーになる為のテストを受けることになります。
問題は一連のX-Day事件に共通する何かを導き出すというもの。
正直、この問題は何周かプレイしてれば簡単なんだけどこの段階での
市香にはかなり難しいのよね~(*ノ∪`*)
ちなみに答えは「復讐」と「交換殺人」です。
12月に起こった事件と今までに起きた事件との関連から分かることなので
市香も苦労しますが見事に正解してパートナーなることが出来きます。

というわけで市香の能力を多少は認めた尊はご褒美と称してドーナツとか
甘いものをくれるようになるんだけど明らかにペット扱い(笑)
最初のうちは呼び方も「バカ猫」だしね~ でも私は嫌いじゃないです。
2人が微妙な距離感でちょっとずつ近付いていく感じもかなり好き。
俺様の尊が見せるわかりにくい優しさにトキメキます♡

本格的に捜査を始めると疑惑の人物として絡んでくるのが瀬良あきと。
瀬良は6月の中学校爆破事件で疑われていたけどアリバイがあった。
だから別の事件に関わっているだろうと尊は疑います。
それとは別に8月の事件で疑われた相田学が12月の事件の容疑者として
逮捕されたので合わせて捜査していくという流れです。

まずは瀬良に探りを入れることになるんだけど市香は香月の事もあって
動揺と不安で押しつぶされそうになってしまうんだよね。
そしたらなんと尊が抱きしめて優しく落ち着かせてくれるの~っ!!!
まだまだ親密度が上がってない時にこの展開は予想してなかった!
そんでいよいよ瀬良とアドニスの関わりが濃厚になってきたとき
市香は不安でどうしようもなくなって涙が込み上げてしまう。
そしたらそしたら~っ!!!尊ったらキスしてくるんだよぉ(/∀\*)
泣きやませるためにキスとかまさか尊がするなんてぇもぉ~
そして「俺がいるだろ」「不安になるな」ってぶっきらぼうだけど
優しいトーンで語り掛けてくれる尊にめっちゃキュンキュンしました♡
しかもこの日から呼び方が「市香」に変わるんです!
この時にはもう尊にとって彼女は特別になってたんだと思う(〃∇〃)

まぁここに至るまでに居酒屋で飲んだり、お部屋にお泊りしちゃったり
思い返せばかなり親密度が上がるイベントがあったんだよね。
尊はしれっとした態度で何とも思ってないように装ってたけど(笑)
でも意外にも内心では結構早い段階で市香の事を気に入っていたらしい。
成り行きで一緒に眠った翌朝にモノローグでぶっちゃけてましたからね。

尊は常に自信に満ち溢れていて俺様な態度で捜査も迷いがない。
ストーリー全体を通してみてもほとんど信念もブレることがなかった。
そんな尊の唯一の弱みというのが銃に対するトラウマ。
アメリカ育ちの彼は母親を銃撃されて亡くしていたんです。
だから犯人を憎むと同時に母親の命を奪った銃そのものを憎んでいる。
そんな経緯で国民が銃刀法で守られている日本に戻ってきたんだけど
X-Day事件せいで一時的な措置とはいえ銃規制が解除されたことが許せず
キッカケになった8月の事件を捜査していたというわけでした。

殺したいと思うほどの人間が尊には存在する。
その深い憎しみを市香の首輪を通してアドニスに知られて
揺さぶられるんだけど結局は思い留まれるんだよね。
市香が泣きながら行かないでと止めたから。
尊はいつの間にか彼女の涙が弱点になっていたらしい(〃∇〃)

ただ尊がアドニスから勧誘を受けたあと市香は彼と連絡が取れなくなって
また不安でいっぱいになっちゃうんだけどね~
けど私は正直安心して見守っていられました。
もちろん尊はちゃんと市香のところに戻って来てくれますし。
連絡が付かなくなってた間の尊は瀬良が残してくれたアドニスの情報を
探すために単独で動いて市香を不安にさせると分かっていても首輪から
行動を悟らせないために敢えて連絡を絶っていたというわけです。
そして解析したアドニスの膨大な情報の中から探し出して尊が最初に
実行したのが市香の首輪を外すことでした。
尊がX-Day事件を捜査する理由もいつの間にか市香の為になってたんだね。
なんかめっちゃ感動しちゃいましたよ(*ノ∪`*)

というわけで尊ルートが最も市香に危険が少ないストーリーですね。
やはり尊が上手く立ち回ってくれたおかげかな?
ただ瀬良は香月の事を考えると辛くなってしまうけど…
でも香月が言ってたようにきっとやり直せるはずと信じたい。
あと尊の飲み友である鑑識の桜川さんとの絡みは楽しかった。
もちろん当然尊との関係を根掘り葉掘り聞かれることになるんだけどね。
それからストーリーの中盤で尊が警察に復職することになって
ちょっとオフィスラブっぽいのもなかなか萌えれて良かったです(´∀`*)

ちなみにこのルートは事件解決後に恋愛エピソードが多くて嬉しかった。
クリスマスイブの告白シチュエーションも最高でした(≧∇≦)
尊がハッキリ言ってくれなくて市香の方から「好き」っていうんだけど
そしたら「俺はとっくに恋人のつもりだった」ですからね。
好きって言って欲しい乙女心を分かってくれないのはさすが尊(笑)
まぁでも市香もちょっと鈍感すぎるのでどっちもどっちですね。
最終的には市香のお願いに根負けした尊が「好き」って言ってくれて
超ラブラブハッピーエンドになるのです(〃∇〃)

そんな感じで尊は自分の気持ちに正直で変に抗ったりしないんだよね。
甘党でドーナツが大好きなことを隠さない潔さも超カッコいい(笑)
コーヒーには砂糖を増し増しで ってやり取りも結構お気に入りです♪
意外だったのは小柄なわりに大食いなところかな。
飲むお酒がカクテルってのが女子みたいで可愛いけど食べる量は男らしい。
まぁカレーは甘口だけどね(笑) 気取らないところが素敵だと思う。
ヤケ酒するのは意外だったけどあのシーンは凄く好きです♡

尊はクールで無駄なことが嫌いなだからなのか短い言葉で会話を
紡いでいく感じなのでその雰囲気がいいなぁって思いました。
何気ない会話のテンポが心地いいっていうのかな…とにかく好きでした。

というわけで俺様で超ツンデレな尊にめっちゃ萌えました~+゚。*
恋愛に対して躊躇がなく好きな気持ちはあっさりと受け入れちゃうのが
男前でカッコよすぎます♡ 捜査では決断力があって頼もしかったしね。
ツンデレとはちょっと違うかもなぁと思ったりもしたけど…
でもラストのラブラブっぷりはやっぱり完全なるツンデレでしたよ(笑)
意外にも独占欲が強かった尊が頬を赤らめてるのが見れて大満足♡
完全無欠のハッピーエンドで本当に嬉しかったです(*´∀`*)

尊は見た目が可愛らしい印象だからもうちょっと高めの声かな~って
予想してたんだけど浪川さんはかなり自然なトーンで演じてくれてます。
それが尊をリアルな男性っぽく感じさせてくれてとっても良かったです。
普段のキツイ口調と優しく慰めてくれる時のギャップが凄くイイ!
恋愛エピソードでは尊なりの甘いトーンが絶妙でとっても素敵でした。

柳愛時 … cv.森田成一

28歳、独自でX-Day事件を追っている警視庁・捜査一課の元刑事。
とにかく優しくて気遣いがハンパない大人の男性という第一印象。
冷静で正義感も強く鋭い洞察力で仲間からの信頼が厚い人です。

このルートは攻略制限されていたのでもちろん真相編でもあります。
なのでプロローグが特別仕様で用意されていて探偵事務所で
5人が顔をそろえた経緯のエピソードがなどもあって面白かったです。

で、X-Day事件の本質を知る為にアドニスを調べることになるんだけど…
愛時はアドニスを調べたいと言い出した市香に自分の手伝いを
頼むんだけど実際は捜査をさせないつもりだったらしい。
彼女を危険から遠ざけておきたいという理由でね。
まぁ捜査能力を期待てないというのもあったみたいだけど。
とにかく優しすぎて心配性なお父さんみたいな人なんですよ。

全てを守りたいという愛時は被害者と共に加害者の心も救ってあげたい
という理想を持っていてそれが警察を辞めた理由でした。
そしてX-Day事件で当たり前の日常を失った新宿を元に戻したいという
優しい気持ちと強い信念で独自捜査していたんです。
だからすでに首輪という不安要素を抱える市香に捜査をさせることで
危険にさらしたくなかったらしい。…ちょっと過保護過ぎるけどね。
でも愛時とはこういう人なんだとよく分かりました。

まぁでもそんな思惑に気が付いた市香が愛時に直談判して
ちゃんとしたパートナーとして捜査することになるんですけどね。
彼の「守りたい」という理想は自分の正義にも通ずると感じた彼女は
側で支えさせて欲しいと懸命にお願いするもんだからさすがの愛時も
根負けしたと言ったところでしょう(笑)

それはともかくとして愛時には過去に人を殺めた経験があった。
正確には殺してはいないんだけど寝たきりで意識がないのでね…
教会での出会いシーンで愛時は市香を知っているようだったのは
彼女がその事件のある意味で被害者だからなのです。
12年前のある日、誘拐されていく市香を偶然目撃した愛時が助けに来て
くれるんだけど理性を失い犯人を殴り続けてしまった。
だけど未成年だったことと正当防衛が認められ罪に問われることなく
彼の中には罪悪感だけが残った。その罪悪感は市香に対しても…
幼い少女に恐怖を与えてしまったことにも罪悪感を感じていたらしい。

そんなわけで愛時の心の中は罪悪感と葛藤が渦巻いていたのです。
正当防衛とは言え人を傷つけた経験を持つ彼は事件が起こるたび
犯人の気持ちを考えるようになり被害者はもちろんだけど加害者の
気持ちを分かりたいと思うようになっていた。
だから「全てを守りたい」という発想になったらしいです。
この事実はアドニス側にも把握されていて当然ですが揺さぶられます。
勧誘されたって行くわきゃないでしょって思うんだけどさ(^_^;)
そして愛時が決断を迷うような事件を起こすんですよね。
けどそこはやっぱり市香が彼を支えて乗り越えます!
2人で協力して被害者も犯人も誰も傷つかない形での事件解決はお見事。
愛時の理想とする形で事件を解決させることで彼の罪悪感を取り払って
あげた市香はすごく強くてカッコいい思った(ヘ。ヘ)
恐怖と緊張から解き放たれた愛時が「お前がいてくれてよかった」と
市香に感謝するんだけどこれが2人の信頼度を確実に上げてくれたね。
背中合わせで会話するCGが素敵でお気に入りです♡

というわけで気持ちの上でも真のパートナーとなった2人はいよいよ
アドニスの真相を暴くことになるんだけど…
恋愛については中盤あたりまでは前途多難な状態でした(^_^;)
愛時は市香をとにかく優しく大事に扱ってくれるんだけど
過去の出来事もあって見えない壁で彼女を拒絶してたと思う。
市香は早い段階から惹かれ始めるので近付きたいと思って頑張るのに
「プライベートに踏み込まれたくない」って言われちゃう。
日頃が優しい愛時からのこの言葉はかなりショックです(笑)
まぁ愛時の方は罪悪感だけじゃなく年齢差もかなり気にしていて
敢えて気持ちにストッパーをかけていたんでしょう。
でもそれなら優しくしないでよって感じなんだけどね~
イイ男にあんなふうに大事にされたら好きになっちゃうよ(*ノ∪`*)
愛時は気持ちは拒絶してるくせに無神経に触れてくる罪な男です。

だから雰囲気だけはいい感じになることが結構あるんだけど
そういう展開になると必ず尊と峰雄が帰ってくるんですよね(笑)
そしてこの2人が全く進展しない愛時と市香の事をあーだこーだ言うわけ。
愛時は探偵事務所に住んでるからしょうがないんだけどね(^^;)ゞ
でもシリアスなストーリーの中でこのお約束展開が凄く楽しかったです。

そんな感じでやっと市香に首輪を付けた犯人探しが始まります。
ここまでにいろいろあって市香の行動を把握できる人間、
すなわち警察関係者が犯人だろうというところまでヒントが出され
最後は市香が答えを導き出すという流れでした。
本当は愛時も調べがついていたんだけど敢えて彼女にそれをさせた。
そうしなければ受け入れられないぐらいに犯人が身近な存在だったから。
まぁ私は1周目のプレイで気が付いちゃったんだけどね~(´^ω^`)
警察関係者で家族の話をあまりしない身軽な立場で市香と正義について
語ったことがある男性…これが犯人でアドニスの教祖ゼロです。

にしても市香が犯人の名前を口にした直後にその張本人から電話が
かかってきたのには戦慄が走ったよね。
その後も正体がバレたことで行動が大胆になってマジで怖かったです。
だからSP2人に守ってもらってたけど結局攫われて、でも助け出されて
契は瀕死に陥るし白石さんはいなくなっちゃうし本当に凄い展開でしたよ。
アドニスは内部分裂して幹部の御國れいが取引を持ち掛けてきたりと
いろいろなことがあったんだけど最終決戦はもちろん市香が愛時と2人で
ゼロに立ち向かうという展開です。

市香は頑張ってたよね~最後までゼロの哀しみを分かろうとしてあげて。
それをただ側で支えるしかない愛時がとても辛そうだった。
でも市香を守り抜きゼロも死なせなかった。
ちゃんと愛時の理想と信念が貫けたことも良かったと心から思います。

事件の真相はともかくとして後半の愛時と市香の恋愛ですが…
終始、市香が主導権を握っていたよね~ 告白も彼女からだったし(^_^;)
ゼロの正体が分かった直後にまさかの告白で驚いたけど(笑)
いつ死んでもおかしくない状況だから後悔したくなかったんだろうね。
とにかく市香は直球で気持ちを伝えていくので恋愛する気持ちに
ブレーキをかけていた愛時は彼女の言動にかなり振り回されてました。
告白された後も市香のふとした言葉に動揺してるのが可愛すぎます♡

でまぁ愛時が告白に対する答えを保留したまま市香がゼロに攫われ
助け出されてゼロには逃げられ、けど首輪は外れて一安心できるわけ。
そして最後は逃げたゼロを探し出してX-Dayの1月1日を迎える直前に
逮捕するって流れになるんだけど~ その前に大事なクリスマスですっ!

このルートのクリスマスエピソードが大好きですヽ(≧∀≦)ノ
最初は愛時から特に誘われることもなく市香は寂しく1人で過ごす予定
だったんだけど桜川さんと向井さんに誘われ女子会することになる。
そして根掘り葉掘り聞かれるというお約束展開です(笑)
なんか状況は緊迫してるはずなのにめっちゃ楽しかった~
それに2人のお膳立てで愛時を呼び出すことに成功してたしね♡
でもまたいつものように進展しないのかなぁ~って思っていたら
最後の最後に愛時もちゃんと気持ちに応えてくれて「好きだ」と
言ってくれました~+゚。* 前置きが長くてヤキモキしたけどね(笑)
愛時がかなり前から理性を抑えてたという事実はキュンキュンしたし
とっても素敵な告白&ラブシーンは感動してトキメキました(〃∇〃)

その後 探偵事務所に戻ると尊と峰雄と香月と吉成くんという
奇妙なメンツでクリスマスパーティーになるんだけど~
デキたばかりの愛時と市香の事が速攻でバレるという展開(´∀`*)
でも皆の前でキスして「お前ら手を出すなよ」って言った愛時が
ハンパなくカッコ良くて きゃぁぁ~っ!てなりましたよぉo(≧∇≦)o
まぁ実際はかなり照れてたらしいけどね(笑)

で、ラスボスを倒してX-Dayを回避し無事に1月1日を迎えたその夜
探偵事務所で打ち上げパーティーが始まるというエンディング。
今まで事務所に来たことない人たちも参加する賑やかなパーティーでした。
だから真相編でもあるこのルートのエンディングはこのまま大団円で
終わるのかな~と思い始めていたら愛時が屋上に一服しに行くことに…
当然、市香も一緒にね♡ そしてラブラブハッピーエンドですっ!!!

ここまで市香に押され気味だった愛時がサプライズで指輪をくれるの~♡
クリスマスプレゼントを渡しそびれてたっていうのが愛時らしいけど(笑)
「本気だってわかってもらいたかった」「最後まで責任取る」って
言ってくれて完璧なプロポーズが最高でしたよ~(*ノ∪`*)
そしてキスしてエンディング♡ …に行くと見せかけてやっぱりアレです。
素敵な仲間たちに一部始終をあたたかぁ~く見守られてたというオチ(笑)
ちょっと残念ではあったけど大団円が見れたのは嬉しかった(ヘ。ヘ)
さすがの愛時も邪魔されたことにキレて何故か峰雄だけがボコられる
最高に幸せで素敵なエンディングでした!(*´∀`*)

このルートは愛時の過去の事やアドニスの真相が主な内容なんだけど
愛時から見た他の攻略キャラの事もフォローされてて凄く良かったです。
特に白石さんとのエピソードには救われました(´∪`*)
それと契を含めた探偵事務所のメンバーがちゃんと仲間になって
一丸となってアドニスに立ち向かってたのも良かったよね。
だから最後の大団円も感動できました。

愛時は罪悪感のせいで市香の事をまるで壊れ物を扱うように大事に
してくれて態度も言葉も配慮というか遠慮が常にあったよね。
でも市香の真っ直ぐな気持ちを受けてそれが徐々に崩れて翻弄され
彼女の言葉に動揺をする様子はクールで寡黙なハードボイルドという
印象とはギャップがあってめっちゃ可愛かったです。
恋愛関係が進展してくるとまた市香との会話も変化して楽しかったしね。
もちろん市香を守ってくれるところは文句なくカッコいい!(〃ω〃)
何でも出来る完璧なイイ男は料理もプロ級でホント欠点が見当たらない。
しかもめっちゃイイ声だしね~(´∀`*)
まぁちょっと理屈っぽくて前置きが長いのがたまにキズってとこかな(笑)
自分の幸せを二の次にしちゃうのも悪いところだね。
でもちゃんと市香と幸せになりたいと言ってくれたので良かった。
そうそう、あと名前の呼び方のエピソードもすっごく好き♡
本当に「市香」って呼ぶ練習してたとしたら是非見てみたいよね。
そしてエピローグで本気を出した野性的な愛時がヤバかったです(≧∇≦)
手料理よりも先に市香をいただいちゃうってねぇ。
あのラブシーンはドキドキで悶絶しまくりました(笑)

やっぱり愛時といえば煙草というイメージが強いですよね。
だから事務所の屋上に喫煙しに行くというシーンも多かったけど
大事なシーンがあの屋上で発生することも多いので印象深いです。
愛時=煙草=ハードボイルドというのがこの作品を象徴してる気がする。
あとは市香との煙草エピソードはニヤニヤしちゃいました(〃∇〃)
愛時の禁煙が成功する日は結構近いかもしれないよね(笑)

演じられた森田さんはイイ声過ぎてマジで惚れました♡
もちろん前から知ってましたけどぉ~改めて思ったってことです(^^;)ゞ
抑えめのトーンで感情を表現するのって難しそうだけどさすがの演技で
素晴らしかったです。とにかく本当にかっこよかった!
そして後半の甘いシーンでのセリフは萌えまくりで悶えました(笑)
素敵な愛時をありがとうございますって感じです(´∀`*)

白石景之 … cv.木村良平

29歳で現役の警察職員。科捜研でプロファイリングが専門。
いつも笑顔だけど真意が読めないので怖い人というのが第一印象です。
プロファイラーということで相手の性格や感情を勝手に分析して
からかったりして楽しんでるのでかなり嫌われてます(^_^;)
もちろん市香の事も分析して弄んでくるので序盤の関係は最悪です(笑)

市香はこのルートだと警察内部の内通者を調べようとするんだけど…
白石さんが内通者は自分が探るから9月10月の情報収集をして欲しいという
提案をされて協力関係になります。
まぁ白石さんには内通者を調べる気なんかなかったと思うけどね。
だって白石さん自身が内通者なんですから。
この事実はルートに入るとすぐに御園レイと電話するシーンがあるので
なんらかアドニスと関わりがあると分かります。
終盤までどういう関係なのかはハッキリしないけど…

とにかく市香は白石さんに頼まれた事件関係者の聞き込みをするんだけど
序盤は事件捜査よりも白石さんとの関係ですったもんだします(^^;)
白石さんは市香の聞き込みにくっついて来て速攻で彼女を怒らせちゃう。
そこに登場してくるのが白石さんの部下の向井さんと鑑識の桜川さん。
この2人は「白石撲滅の会」なるものを作るほど白石さんが大嫌いで
彼の言動に激怒した市香を素質アリと勧誘してくるんです。
で、はらわた煮えくり返ってた彼女は勢いで撲滅の会に入ってしまう(笑)
もちろん白石さんへの印象は改善していくので後で困るだけどね。
2人の関係を疑った向井さんと桜川さんに取調室に連行されたり
弱みを握るため白石さんの家に潜入させられたリ大変でした(笑)
X-Day事件の捜査そっちのけで白石さんの部屋で探索パートが始まった時は
どうなることかと思いましたよ(´^ω^`)

まぁ撲滅の会はともかくとして1度は決裂した市香と白石さんだけど
彼はある目的のために彼女と親密にならなくてはいけなかった。
だから戸惑いながらも市香が喜びそうなこと考えたり
彼女のことを理解しようと努力してくれます。
なので市香もこれが本当の白石さんなんだと信じて好きになっていく。
白石さんも当初は「本来の目的」の為だったけど市香に特別な感情が
芽生えたことを自覚して目的と願望の間で揺れ動きます。
けどどうしても本来の目的を捨てられないのが苦しそうで切なかったです。

白石さんの内心はかなり葛藤があるんだけど本来の目的に対しては
止めるという考えになってくれないのでこの先の展開が不安でした。
市香の方は白石さんとわかり合えたと思ってどんどん心を許しいくしね。
そんな中で9月10月の事件を解決に導くわけです。

アドニスの解明には至らないんだけど9月10月の事件を解決した市香は
功労者として警察署内でもてはやされます。
そしていろいろあって白石さんとデキてると噂されてるんですよね。
実際のストーリーはめっちゃ重いはずなのに中盤まではハートフルで
コメディチックな展開が多いんだよね~
撲滅の会もそうだけど(笑) 白石さんとデートで新宿の猫を観察したのは
デートらしくはなかったけど楽しかった。
あと白石さんが卵焼きを作ってくれたエピソードはめっちゃキュンとした。
この行為が全て本来の目的の為だったとしても彼女の好きなものを考え
苦手ながらも料理に挑戦してくれたことは嬉しい事だよね(ヘ。ヘ)
市香の態度に一喜一憂してた白石さんの感情は本物だと私も信じてます。

この段階で両想いなのは明白なんだけどお互い「嫌いじゃない」とか
「好きなのかも」という曖昧な表現で濁したままなんです。
そこで市香は撲滅の会の2人に問い詰められて好きだということを
ハッキリ自覚しクリスマスに告白することを決意するんです!
この場面で市香を応援してくれた向井さんと桜川さんは本当にいい人。
集まるキッカケはアレだったけど2人のおかげでこのルートが明るく
なったのは間違いない! とにかく女子会はめっちゃ楽しかった~+゚。*

そんな決意を密かにした市香だけどアドニスから12月23日という
タイムリミットを告げられ万事休すな状態。
それでも探偵事務所メンバーとのクリスマスパーティーの約束や
白石さんとのプレゼント交換することを楽しみにして頑張るんです。
けどそれは白石さんの本来の目的が邪魔をして叶わない…

結局アドニスに連れ攫われる市香、その実行犯は白石さんです。
白石さんは幼い頃からアドニスの工作員として自由を奪われてきた。
10年前にプロファイラーの白石景之になることを命じられたらしい。
そして市香に近付くことも最初はゼロからの指令だった。
白石さんはゼロのあの声に洗脳されてるから逆らうことが出来ないと
わかっていて終りを求めていたんです。
だけど最後に市香へのクリスマスプレゼントとして首輪を外し
自由を取り戻してあげようと頑張ってくれたんですよ。
ゼロに操られながらも必死で市香の心を守ろうとしてくれた…(´_`。)
もう最後の流れは本当に辛くて辛くてどうしようもなかった。

ゼロとの攻防で勝つことは出来るんだけど市香は首輪の毒に侵され
白石さんのおかげで一命は取り留められたけど記憶を失ってしまうんです。
そしてエピローグで市香は訳が分からぬまま白石さんとのリハビリ生活を
送り1年後のクリスマスを迎えるわけなんだけど本当に切なすぎました。
約束したクリスマスパーティを探偵事務所でするんです。
皆が優しく迎えてくれるだけで涙が出てしまった。
もちろん市香は記憶を取り戻せます。そして1年の時を経て告白するのよ~
白石さんも好きだと言ってキスしてくれる素敵な告白シーンだったけど
彼は罪を償いに行かなきゃいけないからお別れなんですもの(ノ_・。)
両想いになれても涙を止められるはずがない。
それでもいつまでも待っているという市香の為に白石さんもきっと戻って
来てくれると信じたい、彼女の言葉が支えとなるはず!
そう思って幸せな未来を願うしかないラストシーンでした。

終わってみたら白石さんを愛おしく思う気持ちでいっぱいです。
序盤の言動でイライラしてたのも彼がこんな性格になった理由を考えたら
胸が締め付けられ切なくて仕方がない。
自由を与えられなかった反動で猫好きな子供っぽい一面は可愛かった。
市香も言っていたけど本当の白石さんは素直で正直な人なんですよね。
彼女と出会っていろいろな感情を知っていく様子はやっと人間らしさを
手に入れたようで最後は本当に素敵な人だと思えました。

だからこそ彼に幸せな日々を与えて欲しいと願ってしまうのです。
白石さんの為にラブオンリーのFDを作って欲しいってね(笑)

このルート、結末はハンパなく切ないけど撲滅の会という女子会や
香月を含めた探偵事務所でのシーンはホッコリ出来ました。
ラストに星野姉弟で事務所に匿ってもらうのとか状況が凄かったけど
結構楽しかったよね(^^;)
それに白石さんとのエピソードも意外にハートフルなものが多かったし
いろんな要素がてんこ盛りなストーリーだったと思います(笑)
だから完全無欠のハッピーエンドじゃないのが尚更辛かったりする。

このキャラクターは演じるのが難しかったんじゃないかと思うんだけど
良平くんが繊細に演じてくれてるのでいろんな白石さんを堪能できた。
そのおかげで白石さんを好きになれたと言っても過言じゃないです♡

榎本峰雄 … cv.斉藤壮馬

23歳で元新宿署・第二機動捜査隊に所属。X-Day事件は4月と5月を担当。
明るく前向きなムードメーカーで嘘がつけない裏表のない性格です。
歴史好きで特に戦国時代マニアってことでテンションが上がると
それっぽい大げさな口調になって笑えますが本人は大真面目(^_^;)
伊達政宗を本気でリスペクトしていてあの眼帯はその証です(笑)
しかしながら女性に対する免疫がなく序盤は市香に対しても
動揺する場面が多いのであまりの可愛らしさにニヤニヤしました。
性格はともかく市香の容姿は峰雄のタイプだったらしいです。

そんな感じで峰雄とはすぐに打ち解けられそうに思えたんだけど
かなり苦戦させられましたね。
すぐに分かることなんだけど峰雄は真剣に捜査をしていませんし。
まぁそれは彼が4月と5月の事件の当事者でもあったからなんだけど。

X-Day事件の始まりである4月の事件は警察官4人の不祥事を暴露。
これを皮切りに汚れた日本を再生するためのカウントダウンが始まった。
そして5月1日に裁きは実行され警察官は殺される。
発見された遺体は藤井という峰雄の先輩だったというわけ。

峰雄が尊敬し目標にしていた藤井は誤認逮捕という不祥事を起こしていた。
最初は峰雄も「何か理由があって…」と先輩を信じようとしてたけど
調べた結果は彼にとって信じがたい事実だった。
藤井は優秀な峰雄に嫉妬して出世を焦り無関係な2人の人間の人生を
めちゃくちゃにしてしまったんですね。

そんなわけで信じていた彼の中の正義が揺らぎ、やる気を失ってた峰雄は
市香と関わるようになって自分を取り戻していくのです。
そして信頼関係も構築して2人で事件に向き合うことになりこのあたりで
かなりいい雰囲気になってきます(〃∇〃)

で、藤井を殺した4月5月の実行犯はあっけなく捕まります。
犯人は誤認逮捕された被害者の1人である一色というバンドボーカルの
追っかけしてた小林花だったんだけど…
弟の香月ががそのバンドのメンバーだったので疑わしく思えたり
人質になって犯人に撃たれそうなったりしてドキドキしました。
でもこれがキッカケで姉弟の関係は改善したので良かったです(ヘ。ヘ)

無事に4月5月の事件を解決したんだけど捨て駒の実行犯は捕まると
アドニスに記憶を消されてしまうのでここからの追及は断念。
というわけでX-Day事件の解決と市香の首輪を外すため別の切り口から
改めて捜査を始める2人なんだけど~このあたりでお互い下の名前で
呼び合うようになります(〃∇〃)
そうなるキッカケがまた峰雄らしいんですよね~+゚。*
まだこの段階ではカップル成立してないけど他のメンバーからは
生暖かく見守られててもぉニヤニヤが止まりませんでしたよ♡

それはともかくX-Day事件の捜査はもう1人の誤認逮捕の被害者で
7月の事件の容疑者でもある緒方を重要参考人として接触を開始しますが
この男に真実を語らせるのはかなり苦労しました(^_^;)
峰雄は相手の挑発に乗りやすいタイプですからね~(笑)
緒方の策略にハマりかなりピンチになってましたよ。
けど自分が疑われる対象となって初めて誤認逮捕された一色と緒方の
気持ちを理解できた峰雄は犯人を本当の想いを知ろうと思えた。
それが事件解決に繋がったという感じです。

後半の捜査の最中に峰雄が思った以上に早く市香に告白したのは驚いた。
尾崎と対峙する時についてくるなと言われた市香が食い下がると
「お前が大事だから」という流れで好きだと告白してくれるんだけど
その時の峰雄はめちゃめちゃカッコ良かったです(≧∇≦)
まぁその後のモノローグがやっぱりヘタれ残念なんだけどね(笑)
しかもその様子を探偵事務所のメンバーに見られちゃってて
2人の恋愛の進展状況が筒抜け状態なのが笑えました。
めでたく恋人になった後は市香のお家にお泊りという峰雄にとっては
めっちゃハードル高いイベントも香月のおかげで無事にクリア♡
キスもまだのプラトニックな状態でエンディングを迎えましたが(^ω^ ;)
エピローグで無事に初チュー出来て何よりでした。

ちなみにエピローグは事件終息後の3月で峰雄が新宿署の機動捜査隊に
復帰を果たしたというものでした。
警察を辞めた後に復帰って出来るの?とちょっと疑問に思ったけど
事件解決の貢献が評価された特例ってことらしいので納得しました。
それに峰雄には機捜が合ってるし、市香と同じ職場だし素晴らしい
ハッピーエンドなんじゃないかな(*´∪`*)

峰雄は歴史好きの中二病ではあるけど機捜の有望株だったのは
伊達じゃなくピンチで市香を助けてくれるのはカッコよかったです。
熱くなりやすいのがたまにキズだけど裏表のない素直さが素敵だと思う。
真っ直ぐで正直だから恋愛についてもわかりやすくて可愛かった。
ヘタレだけど自分でそれをちゃんと自覚してるのはエライ(´∀`*)
峰雄との恋愛エピソードは本当に可愛らしくて微笑ましいかったです。
ちょっとプラトニック過ぎる恋愛展開ではあったけど
そんな子供っぽさを感じさせるのが峰雄の魅力かもしれないね(笑)

演じた壮馬くんもすごく良かったです♡
感情の起伏が激しい峰雄の可愛いさとカッコよさを素敵に演じてくれて
魅力溢れるキャラクターにしてくれてると思います(*´∀`*)

岡崎契 … cv.梶裕貴

26歳で愛時たちを警護する任務に就いている警備部警護課いわゆるSP。
一見するとおっとりボンヤリした雰囲気なんだけど、いざ危険が迫ると
とてつもなく俊敏に動けるので身体能力はめっちゃ高い。
物腰柔らかでフレンドリーなんだけど実際はかなり性格が歪んでる。
白石さんといい勝負してましたしね(^_^;)

X-Day事件を捜査しているわけじゃない契ルートに入ると
市香はまず誰も捜査してない7月の事件を調べ始めることになります。
で、12月の火災事件の実行犯で7月の事件の被害者に恨みを持つ
菅原理香を逮捕するけどアドニスに記憶を消されるのでこの捜査は終了。
その後は11月の交通事故偽装事件で死亡した警察官に恨みを持つ
山条圭介に辿り着くという感じです。
アドニスの幹部だと思われる山条は元警察官で上司のパワハラに耐え兼ね
警察を退職、11月の被害者の1人が等々力という上司の警察官だった。
もちろん山条はこの事件ではなく8月の実行犯なんですけどね。

契は登場から不可解な立ち位置なんだけど予想通り彼らの警護ではなく
警視庁の捜査本部の指示で監視報告するという任務に就いていました。
のらりくらり任務をこなしてるように見えたけど上司の命令には忠実、
闇の部分があるとしても警察は必要な組織だと思ってる。
そういうわけで契の信念は最初っからあまりブレることなかったですね。

市香は最初に首輪から警察に話すなと言われたこともあって
契には自分の名前も素性も隠すんだけど…
このルートではさすがに速攻でバレました(^^;)
というか他のルートも知ってて気づかないフリしてるだけだもんね。
契の職務を考えたら調べないわけないですから(笑)
そして首輪の事も菅原理香とすったもんだしたときにバレちゃった。
これにはさすがの契も市香を本気で疑うんだけど彼女の信念と
「何があっても逃げない」という気持ちを信じることになるんです。

これがキッカケで契は市香を自分の特別と認定して守り始める。
契はずっと命を懸けて守る理想の人を探していたんだそうです。
何故でそんなことを思うようになったのかっていうと…
アドニスによる2年前の総理暗殺未遂事件の失態が関係していて
なんと契を庇って死んだ同僚がアドニスのスパイだった。
この同僚の死に方がSPとして最悪だと思ってしまった契は
理想とする人物を守りきって死にたいと思うようになったらしい。

契の思いを知った市香は彼が死にたがってることにショックを受け
1度は守ってもらうことを受け入れたのに…
「岡崎さんには守ってほしくない」ってことになっちゃうわけですよ(笑)
最終的には市香が契に一緒に生きたいと必死に訴えて丸く収まるけどね。
契にとって市香は自分の理想を叶えてくれるだけの存在だった。
けど適当な嘘で誤魔化さず正直に気持ちを話してた時点で
もうそれだけじゃなく本当の意味での特別で大事な人になってたんです。
だから一緒に生きるための努力をする決意をしてくれたんでしょうね。

お互いが好きなことは確認はしたけど恋人関係については保留まま
アドニスのアジトを捜索するという展開になります。
けど捜査本部はアジトを特定するところまで行けない。
そして市香はアドニスから脅迫を受けることになってしまう。

市香は契を殺されたくない一心で単身アドニスのアジトに向かう。
もちろん彼女の様子に気が付いて契が追いかけて来てくるんだけどね。
立場が逆転して自分を犠牲にしようとする市香に契が怒ってくれた。
ずっと契の気持ちに共感できなかったけど彼女と一緒に生きたいという
想いを必死で伝えてくれたこのシーンは凄くグッときました。
きっと自分がしようとしていたこととも重なって思いが強くなったんだね。
契が市香を抱きしめるCGはめっちゃ素敵でした(〃∇〃)

というわけで2人でアジトに乗り込んで待っていたのは山条圭介。
まさかこの人が首輪を外してくれることになるとはね…
そしてアジトは山条が爆破して御國れいも死んでアドニスは一応壊滅。
ただゼロが生き延びてるのでねぇ…という不穏さが残る終りだった。

にしてもあのハッピーエンドは衝撃的だよね(´^ω^`)
だって市香が撃たれて瀕死の状態で契に「ずっと好きでした」って
伝えるってどう考えてもバッドエンドか悲恋の流れでしょ(笑)
アレはさすがに契が可哀想になったよ(*ノ∪`*)
でもこれがSPである契のエンディングらしいとも言いえるのかな。

エピローグは事件後、市香が入院してる病室です。
ちゃんと守り切れなかったことにふてくされてるの契が可愛い。
いろいろ複雑な男心があるようだけど、一応X-Dayを無事に乗り越え
晴れて恋人になってハッピーエンドが迎えられて良かったね。

正直に言うと契は苦手なキャラクターでした。
大義の為には小さな犠牲は仕方ないと平然と言えちゃうから。
自己主張が強く気持ちを押し付けてくるとこもちょい苦手。
何だかんだ自分の思い通りに動かしちゃうのはSPのなせるワザなのかも。
だからあまり市香とのやりとりに萌えられなかったんだけど
契はメールでの会話が多くてそれが結構楽しかったです。
あと後輩の吉成くんとの絡みは面白かった。
ただやっぱり死にたがるって設定にはどうしても共感できないのよね。
だから市香と一緒に生きたいと言ってくれたのは嬉しかったです。

梶くんの契ボイスは違和感なく演技も素敵でした。
契は危険を察知した時のスイッチの入り方がカッコイイんだよね~+゚。*。
声のトーンも変わるからそのギャップにドキドキさせてもらいました♡

<サブキャラ感想>

星野香月 … cv.江口拓也

主人公・市香の弟でバンドでギターをやってる男子高校生。
最初は可愛げない態度でイラっとさせてくれるけどお姉ちゃんに
構ってもらえなくて反発してただけなんですよね。
反抗期が終わるとぶっきらぼうだけど素直ないい子になるので
凄く可愛い弟くんです(〃∇〃)
市香もかなりのブラコンだけど香月も相当なシスコンですね。
でもお姉ちゃんに危険が迫ってることを凄く心配してくれるので
本当に抱きしめてあげたくなっちゃいます。
そして江口くんのぶっきらぼうな演技が好きなのでかなり萌えました。
攻略キャラたちにヤキモチ焼いてるのもめっちゃ可愛かったです♡

瀬良あきと … cv.花江夏樹

香月の親友で、市香と香月の関係を気にかけてくれるいい子です。
そしてアドニスの実行犯でもありました。
彼の妹の死がそうさせたんだろうけど…辛いよね。
でもとても後悔していてルートよっては思い留まれました。
そしてアドニスの情報を流してくれるのでX-Day事件の解明に
一役買ってくれてたりもしました。
彼がいなかったら大団円はあり得なかった思うので最大の功労者と
言っても過言じゃないです(笑)

吉成秀明 … cv.長瀬ユウ

契の後輩SPで典型的ないじられ後輩キャラです。
いじられ方は峰雄といい勝負だったと思います(笑)
かなり契に酷い扱いを受けてるんだけど打たれ強いというか
とにかくへこたれなさが素晴らしい明るく楽しい存在ですね。
普段は契と同じくSPっぽくないけどそれなりに優秀らしい。
ヘタレな後輩キャラが重たいストーリーの合間で和ませてくれました。

桜川寿 … cv.福原綾香

新宿署の鑑識課所属でさばさばした男っぽい女性。
お肉が大好きなので頼みごとをするときにはお肉が必要です(笑)
初対面では愛想が悪いけど、意外にも世話焼きな姉御タイプ。
事件の情報提供だけじゃなく恋愛の後押しもしてくれました。
まぁ単なる好奇心っていうのが大きいとは思うけどね(^_^;)
向井さんと3人での女子会がとにかく楽しくて大好き♡
ことあるごとに取調室に連行されるのが毎回楽しすぎて
桜川さんと向井さんが2人で絡んでくると「来た来た~」って
X-Day事件とは別の次元でテンション上がってました(笑)

向井絵里子 … cv.小松奈生子

白石さんの部下というか秘書みたいな感じの立ち位置の女性。
とにかく白石さんを毛嫌いしていて桜川さんと2人で「白石撲滅の会」を
作って密かに活動してます。
まぁ具体的には居酒屋で愚痴を言いまくるだけなんだけど(笑)
見た目がキリっとしてるのでキツイ性格かなぁ~と思ってたら
その第一印象を見事にぶっ壊してくれましたよね。
あくまでも上品な口調で悪態つきまくる向井さんが大好きです。
ちょっとズレたところも面白くて楽しませてもらいました。

佐竹建造 … cv.てらそままさき

新宿署の第二機動捜査隊に所属するベテラン刑事で峰雄の元上司。
いわゆる刑事ドラマに出てきそうな感じ。
市香を「お嬢ちゃん」って呼んでくれる素敵なおじさまです(´∀`*)

森丘創 … cv.竹内良太

警視庁捜査一課の課長で愛時の元上司。
X-Day事件の捜査本部で陣頭指揮を執ってる人なので結構絡んだ印象です。
捜査に対しては厳しいけど愛時が尊敬するぐらい実は情に熱い人。
顔は怖いけど結構イケメンだしシブさが素敵だと思います。

峰岸誠司 … cv.吉村和紘

警視庁捜査一課の管理官で階級は警視。いわゆるキャリヤ組ってヤツです。
一応、森丘さんの部下ってことらしいけどX-Day事件の捜査本部では
補佐として指揮を執ってるので対等な関係に見えました。
峰岸さんもあちこちで登場しますが尊との関係性が面白かった。
優しそうな人だけど実際はかなり したたかで油断ならない人だよね(笑)

望田政信 … cv.野島裕史

市香の直属の上司。温和で優しい先輩だけど絶対出世できないタイプです。
実は初回プレイでの共通ルートが終わった時点では黒幕かも?
とちょっとだけ疑っておりました(^^;)ゞ
理由はゲームがスタートして1番最初に市香と会話するし
首輪を付けられた夜に事件の応援要請を伝えたのも望月先輩だったから。
まぁでもその容疑はすぐに晴れましたけどね。
だって呑気にX-Day事件をこっそり調べてるんだとか言ってきたり
奥さんとの惚気話をする姿からは全くアドニスは感じませんもの。
逆に望月先輩がアドニスだったら残念な気持ちになりそうだったので
そのどんでん返しだけはやめて~とか思ってました(笑)
そんなわけなので最後までいい先輩でいてくれてよかったです。

冴木弓弦 … cv.小野友樹

新宿署・地域課の交番勤務で市香とは警察学校時代からの同期。
困った時には親身に相談に乗ってくれる良き友人…という公式設定。
しかしその正体はゼロと呼ばれていたアドニスのトップで教祖。
市香に首輪を付けた黒幕だったというのが真相でした。
まぁ実は私、1周目のプレイ終了後に黒幕だと気がついちゃったけどね。
容疑をかけた理由はまずは攻略キャラよりも先に登場して喋ったから。
しかもかなりベラベラと正義について語るんですよ。
なんでこの人こんなに喋るんだろうっていうのが最初の印象ですね。
その後は各ルートちょいちょい出てくるけど特に何をするわけでもなく
市香を心配したり励ましたりするだけ。
人畜無害に思えるけどそれが逆にこの世界でとても異質で違和感を感じた。
これが冴木を疑った1番の理由ですね。
そしてこの推理に自信を持ったのは峰雄ルートで撃たれたということ。
この後、首輪が機能しなくなったことで確信してしまいました(^_^;)
白石さんルートではやっぱりそうかと思うだけ(笑)
私としてはもうちょっとヒント少なくて良かったかなぁって思ったけど
ニコニコしながら市香に絡んでくる冴木を恐ろしく感じていたので
わかっていてもそれはそれで面白かったです。

そして冴木についての感想だけど…正直なんと言ったらいいのか(ノ_・。)
特殊な生い立ちと育った環境は不幸だとしか言えません。
それが彼を歪ませてしまったのもわかります。けど理解はできない。
彼の中にあったものも確かに正義だとは思うけど極論すぎるから
理解することは難しい…、共感したらそれこそヤバいだろうし(笑)

とにかく弱い人だったんですよね。
哀しみを抱え続けることに耐えられなくなり終りを求めていた。
だから自分の正義を理解し断罪してくれる人として市香が選ばれたのかな。
正直本当のところがよくわかってません(^^;)ゞ
結局どの顔が本当のユヅルだったのかもわからない。
市香の友人としての顔も、感情を持たない無機質なゼロという顔も、
もしかしたら本当の彼とは違うのかもしれないね。

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