皆さんはキトサン・クエン酸溶液をご使用でしょうか?

普通のガーデニングではあまり使わまないと思いますが、メリットの沢山ある補助肥料です。

因みにホームセンターの園芸コーナーではまず売っていませんので、ネットでキトサン粉末とクエン酸粉末を買う事をオススメします。


では、どの様な効果があるのか・・・

【クエン酸】

①固定化された塩基の除塩

②土壌のアルカリ傾向防止

③肥料効果増大

④定植時の活着が早くなる

⑤天候不順等の植物の元気が無い時やなり疲れ時の元気回復


【キトサン】

①各種障害に対する抵抗力増加

②放線菌を増殖させ土壌の健康を保つ為、連作障害対策

③樹勢回復効果

④果樹は活動が早まり、糖度上昇、収穫増収

⑤野菜の生育促進、ナス・トマトの成り疲れ回避

⑥果実の色・艶を良くする


などなどメリットが沢山あります。

我が家ではキトサン3%の原液を作り、月一で500倍〜1000倍で土壌灌水しています。

もちろん葉面散布も効果的です。


ではキトサン3%の原液の作り方を記載します。

基本的に水1ℓに対しキトサン30g、クエン酸45gがキトサン3%溶液に必要な量ですが、家庭で1ℓ消費するのには時間が掛かる為、我が家では500ccの溶液を作ります。

その為、キトサン15gとクエン酸22.5gが必要になります。



まずはキトサン15g

秤で測って容器に入れておきます。



次にクエン酸22.5gも同様に・・・



そして500ccのぬるま湯を用意します。



ぬるま湯に先程用意したキトサンを入れよくかき混ぜます。



キトサンはク溶性の為、水でかき混ぜても溶けていません。

酸が加わると溶けます。

そこでクエン酸を少しずつ加えかき混ぜながら溶かしていきます。

溶けてくると粘度を持ちますのでドロッとした液体になります。

その液体を適当なペットボトルに入れれば出来上がりです。

この状態でしたら水にも溶けますので500〜1000倍の希釈液が作れます。


後は冷蔵庫などの冷暗所に入れておけば大丈夫です。


※キトサン・クエン酸溶液は粘度が無くなってきたら効果が期待出来ませんので、ドロっとした粘度の時にご使用下さい。

※キトサン・クエン酸溶液は酸性の為、酸性を嫌がる植物には使用しないで下さい。


以上キトサン・クエン酸溶液の説明でした。浄水型ウォーターサーバー every frecious(エブリィフレシャス)