皆さんはPSB(光合成細菌)はご存知でしょうか?

※以下PSBと表記


アクアリストの方には有名な液体です。

生まれたばかりの魚の子供(針子)のエサになるので、

これを入れておくと針子の生存率と成長速度が一気に上がります。


では、ガーデニングの分野でPSBを使うとどうなるか?

 日照不足対策として植物の光合成を補助する


 連作障害対策として光合成細菌が耐病性のある

放線菌の餌となり増殖する

 葉面散布及び灌水で病害対策が出来る

 野菜や果実の糖度があがる

 野菜や果実の日持ちがよくなる

 堆肥の分解に効果がある

などなど色々な効果が望めます。

ではどの位濃度であげれば良いのか・・・
500〜1000倍のPSBを週に1回葉面散布か土壌灌水でOKです。
液体肥料と混合させても問題無いですので、液体肥料をあげるタイミングで混ぜると良いかと思います。


PSBを培養
PSBはご家庭で簡単に培養出来ますので、
一度種水を買えば後は無料です。
種水はフリマサイトなどで安く入手出来ます。

①培養に必要な物
・PSB種水
・500cc空ペットボトル
・エビオス錠



②培養方法

種水約150ccを500cc空ボトルに入れます。




種水を入れたボトルにエビオス錠を入れます。

500ccあたり2錠が目安です。


その後カルキ抜きしていない水道水を入れ満タンにします。

カルキ抜きしていない水を入れるのは雑菌混入防止の為です。

満タンにするのはPSB自体が嫌気性細菌の為、極力空気が入らない様にします。





奥の種水と比べ色が薄いのが分かりますね。

このまま屋外の日当たりが良い所で夏場は1週間、冬場は2〜3週間おくと種水の様な濃さになりますのでご使用下さい。

尚、放置中は1日1回はボトルをシェイクして良くかき混ぜて下さい。


今日はPSBの話でした。


最後まで読んで下さりありがとうございます。