いい医者の見分け方 | 薬と法律と娘ちゃんのまわり

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私の頭の中を解析するために言葉にする、自分自身のための場所です。でも誰かの役に立てばいいな。


ある、お医者さんが書いた本を読んでるんだけどさ、

このページ…


なかなかさぁ、医者治療方針について質問はおろか、
意見することなんてできないよねぇ。

この先生は小児科の先生なんだけど、
子どものこととなると違うと思わない??

子どもにはベストの治療してあげたいし、
疑問は全部解消したい!


小児科ってのはね、
他の科とは違って、患者本人が症状を話せないのよね。話せたとしても、的を得てなかったり、大事なことが抜けてたりさ。
さらに、付き添いの親の不安も取り除かないといけないっていう、とっても特殊な科だと思う。

だからこそ、

①親を怒る医者はやめとけ

どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!!
とかいう医者…
それ言うの誰得??ショボーン

②子どもに声をかけない医者はやめとけ

もう問題外だけどね…
聴診器をあてるときとか、親にばかり指示をだして、
子ども本人に何も言わない医者…
やめときましょうショボーン

正しいお医者さんは、
「じゃ、もしもしするねーー」
って言ってくれます。

③質問や意見に機嫌を悪くする医者はやめとけ

この本にあった内容だね。
これは小児科だけに限ったことではないけどね。
この手の医者は、
自分の努力が足りてないことを自分でわかってるのに改善できてない人です

自分の知識が足りてないことをわかっているのに、
素人である患者から「指摘を受けた」と感じるから怒るのです…

しっかり知識を日々アップデートしていて自信も余裕もある医師なら、患者の意見や質問にたじろぐことないからね。

④「わからない」と言えない医者はやめとけ

これは③とかぶることなんだけどね。
病気や症状の原因ってのは、ほとんど「わからない」です。それをちゃんと「わからない」と言えないってのは、自分の知識に自信がない証拠です。

そういう医者は専門医や総合病院への紹介も遅れがちなので要注意。




総合病院や大学病院はいろんな医者や、看護師、薬剤師などの他医療職の目に触れるので、
「やばい医者」って見つけやすいんだけど、

クリニックは本当に気をつけないと「やばい」です。
誰も注意やら指摘やらしてくれる人はいないからね。
特に小児科は、患者が子ども(自分じゃない)なので、なおさらわかりにくい。

しかーし!!
ニコニコ笑って薬出してくれて、話をよく聞いてくれる医者がいいとも限らない。
(難しいね)

あ、番外編をひとつ

風邪でかかったときにいつもメイアクト、フロモックス、セフゾンを出してくる医者もやめときましょう…
このお医者さんは勉強していない、ただ日々こなしてるだけのお医者さんです。
私的には風邪ならなんでもPL顆粒出してくる医者もどうかと思うけど、まぁなくもない。




街にあふれるクリックのお医者さんの8割ぐらいはちゃんとした、いい先生です。
いや、9割か??

人間性があう・あわないみたいな相性的なものはあるとしても、
今すぐ医者を変えたほうがいい!!
ってケースはそこまで見当たらない。

でも!!そんなに頻繁ではないけど、
確実にいます
うわぁ、そこやめた方がいいよ
っていう医者びっくり


残念なことに(?)
薬局薬剤師ってのは、医者の悪口を言いにくいので、
余程な確信がない限り、患者さんに「病院変えたほうがいい」とは言えないんです。

んーーー
例えば、腎臓の機能が確実に下がっているっていう数値が出ているのにも関わらず、
「根拠なく」薬剤師の提案を聞き入れないし、処方通りに服薬すれば高確率で有害事象が起きる
ぐらいのトンデモ事件が起きない限り言えない。


最後に個人的に私が嫌いなタイプの医者…



マジでオコだよムキー