だから、今日はくよくよしないでー
きょうの風に吹かれましょうー
さーて、
処方箋は今調剤です。
錠剤やら、外用を集めるのは、
まぁ、言ってしまえば書いてあるもんを書いてある通りに集めるだけなので、
飲み合わせとか禁忌をチェックする以外は
片目つぶったってできます。(つぶりません)
ちょっと考えるのは一包化
朝なら朝の薬を全部ヒートから出して分包しなおしてあげる行為のことなんだけど、
薬ってのは化学物質ですから、
光にあたると分解したり、空気にさらすと湿気を吸ってぶよぶよになったりするものもあるんです。
お医者さんはそんなこといちいち考えませんから、
とにかく全部分包してあげて!
ってな処方箋を書いてくるの。
やーん、でもそんなことしたら、この薬、じぇんじぇん効かなくなっちゃいまっす
と伝えたり、
いやいや、そもそもさ、錠剤と粉薬が一緒に入ってたら飲みにくいっしょ
と意見を言ったり、
薬の効果自体は変わらないけど、ちょっと色が変わったりすることあるぜ
とか。
薬を化学物質として意見を言うのは薬剤師にしかできないだろうね。
粉砕したり、半錠にしたりするのも同様にうちらはちょろっと考えているんです。
腸溶錠(腸で溶けるように設定されている薬)なんて半分に割っちゃったら、
薬作った人の苦労、丸つぶれでしょーよ(笑)
でも、そんな指示たくさんあるんだわねー。
小児科なら、何種類かの成分を混ぜて、一個の薬を作り出してるのね。
粉薬だったり、シロップだったり。
シロップは一回に(お母さんが)はかり取る量が整数か□・5mLになるように水を加えて調整してたりすんのよ。
お医者さんは、ただ必要な量をつらつら書きだしてるだけだから、
それに水をたしたり、乳糖でかさまししたりして飲みやすく調整しているのは、
薬剤師なんです

しかーーーし!
そんな苦労が微塵も伝わっていないことも、
私たちは分かっているのです(笑)
軟膏ミックスに至っては、面倒くさいことこの上なしっ(笑)
でも私は、軟膏ミックス好きなんだけどね。
皮膚科か小児科の門前にでもいない限り軟膏ミックスの処方は触らないので、
へたくそな薬剤師ははっきり言って多いです

これにも混ぜちゃいけない組み合わせってのがあんのよ。
たとえば、プロトピックを白ワセでのばしても小児用プロトピックの濃度にはなりません。
それは均一に混ざらないから。
今や、軟膏ミックスを自動でやってくれる機械があるらしいんだけど、
うちの会社はそんなとこにはお金はかけないので(笑)
そんなもんありやせん。
自分でやればいいんだもん。
調剤業務は、ロボットにでもなったかのように
人と口もきかずただひたすらやれるので、
けっこう好き

ただ、万が一調剤過誤で患者さんに薬が渡って、なにか事故が起きた時、
一番責任が重いのは、投薬者でも監査者でもなく、
調剤者なのです。
今までの判例、すべてがそうらしいよ。
それだけ、私たちは毎日大変なものを手にしていることを、
いつもいつも頭に入れていないといけないのですねー。