幼馴染がいた。っていうか、今も腐れ縁なんやけど。

彼とは、毎土日、遊んでいた、小学校1年から、高校くらいまで。まあ、毎週会おうとか、言うわけもなく、生活の一部みたいだった。高校に入ったときくらいから、毎土日が、土だけとか日だけとかになり、二週に一度、月に一度とかになっていた。

 半年くらいしてからのある日、家に電話が掛かってきた。彼からだ、「今外やねん。」ものすごく声が高ぶっていた。

「すごいうれしいことがあって舞い上がりそうやわ。」    「どうしたん?」 と聞くと。

「告白してん。」

はぁ? と心で思い。続きを聞いた。

彼は、同じ部活の同級生の子に告白したらしい。そうすると、付き合ってもらうことをオッケーされたらしい。

私は、「何度もよかったなあ。」って言い。電話を切った。

よかった。って一言、言うたび心が痛かった。どうやら、そのとき、自分の中で彼のことが好きやったんや。って思い、後悔してしまった。

        

                   失ってからそのものの価値がわかったようだった。


 

その後、電話や遊びの誘いが来るかもしれないと思い、3年くらいまち続けた。土日は必ずあけておきいつでも会えるような状態にしていた。電話が掛かってくるたび、彼かも!って思い電話をとる日々もあった。

 そんなに後悔するなら、もっと早く手を打てばよかった。ってずっと後悔していた。

 結局、彼のことを5年くらいは想い続けていた。

 その後、彼は、彼女と冷却期間の末、性格の不一致で、彼女が他の男の人と駆け落ちするような形で別れたそうだ。


 今から思うと、かなり苦い思い出だと思う。だって、楽しいはずの高校生活をなんにも楽しんでなかったし・・・・。