誰もが知っている偉大な物理学者アルバート・アインシュタイン

彼は非常にインパクトが強く、しかも含蓄に富んだ言葉を残しています。

今日は、彼の言葉を使って説明します。

 

それでは、次の英文を和訳してください

難しい単語は使われていません。ただ、文の構造がやや複雑です。

第3文型(S+V+O)の目的語を見抜くことができるか、

ある重要構文を見つけることができるか、の2つがポイントになります。

 

 

I know not with what weapons World War III will be fought, but World War IV

will be fought with sticks and stones.            Albert Einstein

 

 

語句の意味

with                          (手段を表わす前置詞) ~で、~を用いて

weapons                    武器

World War III         第3次世界大戦

fought                        fight の過去分詞  (戦争など)をする、戦う

sticks and stones     棒と石

 

スラッシュを入れます。

I know  / not with what weapons World War III will be fought,

/ but World War IV will be fought /  with sticks and stones.  

 

この文に含まれる重要構文が、見えましたか?

 

 

 

はい、not  A  but  B   「 A ではなくて B の構文です。

 A   と  に当たる部分に網掛けを入れます。

 

I know not with what weapons World War III will be fought, but World War IV

will be fought with sticks and stones.

 

大体、分かってきましたか?

A と B の部分の、対立的な関係が見えてきます。

 

   Aの部分             --   Bの部分

World War III          --  World War IV

with what weapons    --  with sticks and stones

 

B の部分は簡単です動詞 will be fought  の前にあるWorld War IV  が主語です。

 

World War IV  /  will be fought  /  with sticks and stones

第4次世界大戦は /  行われるだろう / 棒と石を使って

 

A の部分は疑問詞が含まれているので、Bの部分と語順が異なっています

敢えて、Bの部分と同じ語順で書くならば、こうなります。

 

World War III  /  will be fought  /  with what weapons

第3次世界大戦は / 行われるだろう /  どんな武器を使って

 

元に戻します。

with what weapons / World War III  / will be fought

どんな武器を使って / 第3次世界大戦が / 行われるか

 

 

では、最初に戻ります。

この文の目的語(Oに当たる部分)はどこですか?

 

 

実は、簡単です。

S+Vで「私は知っている」と言っているので、Oは「何を知っているのか」の情報です。

アインシュタインは、「AではなくてBだと知っている」と言っているのです。

したがって、この文の目的語は 

not with what weapons ~ with sticks and stones までの全てです。

 

 

この文をもっと分かりやすくなるために、

便宜上名詞節を導く接続詞 that 「~ということ」を加えてみます。

 

 I know  that  not with what weapons World War III will be fought, but World

War IV will be fought with sticks and stones .

 

★注: この文では “not A but B” のAの部分が間接疑問文(名詞節)になっているので、

that を加えることはできません

 

名詞節とは 

名詞の働きをする S+V を含む意味の塊  のことです。

名詞の働きをするので、目的語になることができるのです。

詳しくは「文法用語を理解しよう」を読んでください。

 

解説は以上で終了です。 自分の力で和訳できましたか?

和訳をするときには、筆者(アインシュタイン)が何を言いたいのか

よく考えてから訳してください。

「頭の中で、で大体わかった。」では不十分です。

必ず、書いてください

特に、国公立大学の個別試験で英語がある人は、和訳を書く習慣が必要です。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

I know not with what weapons World War III will be fought, but World War IV

will be fought with sticks and stones.           Albert Einstein

 

(試訳) 私に分かるのは、第3次世界大戦がどんな武器で行われるかではなく、第4次世界

大戦が棒と石で行われるだろう、ということだ。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

この試訳は、あくまでも英文の和訳にすぎません。

アインシュタインが本当に言いたいことを考えるのが、読解力です。

 

なぜ、第4次世界大戦は棒と石で行われると、彼は考えるのか。

 

そこをしっかり考えてください。

 

 

That's all for today.  Thank you!

 

 

 

 

↓ポチっと押して頂けると、嬉しいです。

 宜しくお願いします。m(_ _ )m
にほんブログ村