ガンダム文化祭の途中ですが、文芸部が自分のしか無いのでこれを展示しますー(´・ω・`;)


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第3話「ユリア、デビュー!?((゚m゚;)」

ギレン先輩とキシリアさんとの約束から一週間後、イオリ模型店にて、ユリアのための大特訓が開始されていた。


「こうにゃか!? おりゃにゃー!!」


「まだまだ、ツメが甘い」


ユリアの使うMGビルドストライクガンダムがライフルで射撃後、ビームサーベルで深く切り込む体勢に入る。すかさずレイジが操るMGビルドガンダムMK-Ⅱが後方に回り込んで足払いを決める。受け身も取れずに後ろに倒れ込むビルドストライクガンダム。更にビルドガンダムMK-Ⅱのビームライフルが、ユリアの操るビルドストライクガンダムの頭部にゼロ距離で狙いを付けた。


「まぁ、なんとか動かせるようにはなってきたかなって感じだな~。おいセイ、早く次の調整したので特訓の続きだ」


科学部から約束された使い放題の資金があるので、セイはユリア特訓用に注文し山積みになってるMGストライクビルドガンダムフルパッケージを、色んなバリエーションで組み上げておいた(戦闘スタイルを見付ける為でもある)


「ちょっと待つにゃ~、レイジばっかズルいにゃ。ユリアが負けてばっかだと、にゃんかつまんないにゃ~」


プンスカプンスカ怒るユリアの気持ちをなんか分かるセイは、一旦休憩させようと思い声をかけた。


「そろそろ休憩にしようよ。ユリアさんも美味しいもの食べてまた頑張ろう」


「あ、にゃらにゃらユリア、マーブルチョコも欲しいにゃ~♡」


「確かに腹減ったなぁ~。おお!!今日は肉まんか~!!」と言いつつ、毎日肉まんを食べてるレイジであったww


ユリアは大好物のマーブルチョコを一粒掴むと、一粒ずつ食べ始めた。 「勿体にゃいから一粒ずつ食べるにゃ~」と満足そうな表情を浮かべながら、ひと粒ひと粒嬉しそうに味わうユリアw


「みんな居る!?」


相変わらず突然入ってくるスピカは、休憩中の皆の姿を見て、ちょっと呆れてしまった。


「あれ?チナちゃんはいないのか~。ま、いいか。みんな、今からアキバに行ける?ユリアは絶対連れて行くとして」


「母さんに店番変わってもらえば大丈夫ですよ。でもギレン先輩達との対戦の特訓があるから・・・」


「あ、今日はその件でね、私の師匠にお願いしてあるの」


「スピカさんの師匠!?」


みんなは一同に驚いて、直ぐにどんな人なのか興味が湧いてきた。


「ユリアは自分の持ってるガンプラ忘れないでね。師匠が忘れずに持って来させてって言ってたから」


ユリアはなんか緊張の面持ちを浮かべつつも、なんだかんだスピカに連れられ、一同はアキバへと向かった。



アキバの駅から15分程歩くと、スピカはある建物の前に立ち止まった。


「さ、着いたわ。私のバイト先でもあるんだけど、学校には内緒よ」


さっさと建物の中へと入ると、『コスプレ喫茶ガンダムちゃんアキバ店』という看板が出ていた。


「お、お姉しゃん(汗) ここってもしにゃして大人の人がエッチな事するとこにゃか~」アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタしながらユリアは逃げる体勢に入る((゚m゚;)


「そんなわけないでしょ~。とにかく急いで中に入りなさい」


むんずとスピカに襟元掴まれたユリアは店内にぶん投げられた。


軽やかに着地したユリアは、スピカめがけて突進した。が、直前で後ろに引っ張られた。


「おおっと、随分元気のいい子ねー! この子ね、スピカちゃんの妹ちゃんてw」


ユリアはジタバタするのだが、後ろから誰かに襟首を掴まれてしまって身動きが出来ない。


スピカは笑いをこらえつつ、('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)と頷いたww


しばらく足掻いてみて動けないと観念したユリアは、ゆっくりと後ろを見た。


「あ、騒いでごめんにゃさいですにゃ(´・ω・`;)でもユリアまだ中学生にゃから、こういうお店で働けないですにゃ~」


ユリアの襟首掴んでいるのは、連邦軍のコスをアレンジしたのを着た元気満点なお姉さんであった。


「スピカちゃ~ん、何にも説明しないで連れて来たでしょう~?ユリアちゃんごめんね、うちはそういうお店でないから大丈夫よかお2


ユリアはちょっとだけ警戒しつつも、店内に案内された。


「あ、スピカさん、そろそろ用意しないと出番まで時間無いですよー!!」


奥からスタッフの人が、スピカの事を呼びに来た。


「師匠、あ違った、店長スミマセンーww お説教はまた次回にー(汗)」


スピカはそう言うと、セイとレイジに「なんか食べて待ってて」と言って更衣室に走って行った。


「さて、ユリアちゃんはバトルルームで、私とガンプラバトルしてもらうわよ~。自分のガンプラ持ってきた?」


スピカの師匠からそう言われたのにユリアはビックリして、慌ててセイの後ろに隠れてしまった。


「あ、ユリアさんはガンプラをどうにか動かせるようになったばかりで、いきなりバトルは無理かと思うんですが。あ、それでお名前をお聞きしてよろしいでしょうか?自分達はスピカさんの師匠としか聞かされて無くて」


「そうなの!?まったくあの子は何でも面白がって~ 誰に似たのかしら?私はこのお店の店長で、アキバ店長とか店長ちゃんて呼ばれてるわ。名前ぐらいは知ってるかな?」


ユリアとセイとレイジはきょとんとした顔をして返事に困ってしまった。そこに奥からケースに入ったオリジナルカラーに塗装された、MG Hi-νガンダム Ver.Kaが運ばれて来て店頭に飾られた。セイはそのガンプラに貼られてるオリジナルのマーキングを見てピンときた。


「あ!!もしかしてあなたはサヤカさん?以前ユウキ会長から聞いたことがありますよ!メイジンに一番近い女性がいたって」


「やっぱりタツヤ君から聞いてたかぁ~ 昔のこと聞かれると恥ずかしいから内緒だけど、とりあえず今ユリアちゃんにしてる練習法聞かせて」


セイは今までの経緯を説明しながら、ユリアが対戦用に使われるMG(マスターグレード)をどうにか動かせるようになったと伝えた。


「なんか無茶苦茶な展開になってるのね~ そうね・・・とにかくMGで練習させるのでなくて、HG(ハイグレード)で練習させたほうがいいと思うわ。ユリアちゃん、バトルルームに置いてある好きなガンプラ選んでみて」


ユリア達がバトルルームに入ると、沢山のガンプラがケースに飾られていた。バトルルームの中はかなり広くて、練習をしている女の子達で賑わってた。


「あの子達はうちのお店の研究生でね、正規メンバーになるため頑張ってるのよ。あ、そうそうスピカちゃんは正規メンバーだから今頃舞台(ステージ)で頑張ってるわ。さてさてみんな、今からちょっとバトルするから場所使わせてもらうわね」


研究生の女の子達は元気のいい返事をすると、各自のガンプラのメンテナンスを始める為にメンテナンスルームに入っていった。


「さて、ユリアちゃんが使うガンプラは決まったかな?自分の直感を働かせて選んでね」


ユリアは緊張の面持ちで頷くと、沢山のガンプラの中からHGBF ビルドバーニングガンダム選んだ。




「ああ!それはちょっとって、なんでビルドバーニングガンダム置いてあるのよー!?副店長が勝手に置いたなーヽ( )`ε´( )ノ なら私はこれ、HGUCジム・クゥエルにするわ。私は武装での攻撃を禁じ、ユリアちゃんは私に攻撃を与えられたら勝ち、私は10分間あなたの攻撃から逃げられたら勝ちとするわ」


店長ちゃんのガンプラは見るからに軽快に動けなさそうで、ユリアが選んだビルドバーニングガンダムから逃げ切れるとは思えなかった。



HGUC ジム・クゥエル(´pゝω・)ニャオ ユリアのビルドバーニングガンダムの前で身構える店長ちゃんかお2


↓アキバ店長(店長ちゃん) プロフィール 本名サヤカさん(苗字は内緒w) 好きな男性キャラ、バニング大尉 7月14日生まれ 年齢は永遠の17歳だそうだが本当は21歳w 血液型B型 身長155cm 


次回をお楽しみにー!!ニャハー


※画像のガンプラは部分塗装とゲージ処理程度しかしてませんので、「合わせ目処理してない!!」とかな無粋なことは言わんで下さいねー(汗)


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ガンダム Gのレコンギスタのプラモや、ガンダムビルドファイターズトライのプラモが発売されてますので、是非是非作っての参加、お待ちしてますからねー!!←レッツ模型売場にこ(HGBF ビルドバーニングガンダム、買って来てしまいましたw)


お料理研究会の展示(キャラ弁とかいいかも(°∀°)b 、文芸部(スピンオフ小説等)の展示(現在展示出来るのは、自分の『ガンダムビルドファイターズ女子!』)などへの参加作品がございましたら、是非是非ご参加下さいねー!!


美術部&漫研と、シャア、セイラ編公開記念展示会!!←シャア、セイラ又はキャスバル、アルテイシアのイラスト(キャラorメカ)&漫画、ガンプラ、キャラ弁等のお料理、文芸部(ネタ系小説、スピンオフ作品)(*´・ω・`)も、今後もお待ちしておりますー!!


今回登場したガンプラ↓


MG ビルドストライクガンダム フルパッケージ



MG ビルドガンダムMK-Ⅱ



MG Hi-νガンダム Ver.Ka



HGUC ジム・クゥエル



HGBF ビルドバーニングガンダム