OD、ASD中3長男
長男に合う家庭教師を選びたいと、悩みに悩み
やっとこさ決めて、いよいよ先日
体験授業
事前電話で長男の発達特徴や普段の様子を詳しく聞かれ
本人の特性を考慮してくれそうな印象かな
「あ~、勉強せやんくなる!」
(訳:勉強をしなければならなくなる)
「どんな人が来ると?」
「あと5時間後に家庭教師が来る~」
「あと2時間で来る~」
と、落ち着きのない長男
体験授業に来られた先生は、若い女性の先生
男共はニコニコ
長男は少々緊張気味
「次男くんも一緒に体験どうぞ~」ということで、次男も一緒に体験
「え~!俺も?」って嫌がってるわりにはニコニコな次男
導入から体験授業まで進め方が「さすがだな」という印象
学校の教科書をベースに、しっかりと『基礎』を学んでいき
基礎ができればレベルを上げていくスタイル
数学の問題を出された長男
「なんかこれ、公式をならった記憶がある・・・」
と必死に記憶を辿っていた
しかし貧乏ゆすりがすげ~な!
授業中、体が揺れまくってるじゃねぇか!
集中しだすと貧乏ゆすりが激しくなる長男
久しぶりに見たな~
集中時の貧乏ゆすり
最近では貧乏ゆすりは健康にいいってことで、「健康ゆすり」って言う人もいるみたい
誰かに勉強を教えてもらうことが一年以上なかった長男
途中で集中力が切れるかな~っと思ったが
説明を含め休憩無しで2時間程、最後まで受けることができた
「体験授業受けてみて、どうだった?」と聞かれ
「なんか違う・・・
何か・・・、思ってたのと違う・・・
こうじゃないとやんね・・・」
楽しそうに受けてたくせになんともKYな長男
自分が想像していたものと違ったようだ
何が違ったのか聞くも
「・・・・」(ダンマリ長男)
これは、、もしかしたら家庭教師もダメかもしれない
という空気が流れ
その場に緊張感が漂う・・・
ここは空気を変えなければ
長男は家庭教師に何を求めているのか?
どんな風に勉強をしていきたいのか?
考えろ!考えろ!
脳内神経をフル活用して考えろ!
考えること、2秒
はい、お父さんはぴ~んときました
基礎なんてやってられね~
難しい問題をガンガン問いていきたい
こいつらわかってんの?
俺、受験生ばい
と思っているに違いないと感じた私
「基礎じゃなくて、難しい問題を勉強したいんやね」
と、長男の気持ちを代弁
「そうたい・・・
いま勉強してみて、意外と基礎は覚えとることが分かったけん」
ぶほっ!!
たった数問!
たった数問やっただけで「基礎は覚えとる」って
どんだけ自信があるんや!
一年以上もブランクあるのに!
「基礎は大丈夫とやん
やる意味がない
問題を解いて、分からんとこを教えて欲しい」
こう思い始めたらなかなか先に進まなくなるぞ~
丁寧に丁寧に基礎の必要性と長いブランクについて長男と確認
「一人で勉強しても分からんことが多かったよね?」
「そう、誰かに教えてもらわんと勉強できん」
「でも誰かに教えてもらって勉強したこと、一年以上なかよね?」
「なかね」
「今日、久しぶりに勉強教えてもらって、忘れとる基礎があったよね?」
「あったね」
「でも改めて基礎を教えてもらって、すぐに思い出したよね?」
「思い出した」
「改めて基礎を勉強して思い出して、それから応用とか難しい問題をしたほうが良かったよね?」
「う~ん・・・、そやね」
「まずはリハビリのつもりで、基礎の勉強たい」
「うん、リハビリやね」
「基礎が大切って分かった?」
「基礎はもう分かっとるけんせんでよか」
わかってね~じゃね~か!!
もう笑うしかないよね
ってことで、まずは週1で基礎から学習することになった長男
「家庭教師も不登校になったらどうしよう」
まぁそういうこともあるわな
嫁さんと私はそうなっても別にいいと思っている
こっそりカテキョー先生に聞いてみた
そういう子も多くいるらしい
家庭教師が訪問すると
部屋から出てこない
裸足で外に逃げていく
トイレに隠れる
押し入れに隠れる
物にあたりだすetc
そうなってしまったら
本人にとっても親にとっても
辛いよね
もしそんな感じになってしまっても
色々とサポートはしてくれるらしい
いや、サポートしてくれないとね
お金も2年分を先に払っちゃたし
怖っ!
さてさて、長男はどうなることやら