長男を完全に受け入れることができるようになってから、
落ち着いた日々を過ごしているためか、
心の乱れもなく、ブログを使って不安を解消しなくてもよくなってきた。
長男は相変わらずの不登校だが、
学校や勉強に対する自分の気持ちを話してくれるようになった。
とりあえず、
「月末にある期末テストは受ける」
そのあと、
「学校やめて公立中に行く」
嫁さんも私も、
「おっ!もう自分で決めたか、そっかそっか、うんうん
」
「でも、また気持ちが変わるかもしれんし、それはそれで見守ろう」
「これでいいんよね?」 「いいんやない」
という心境。
長男自ら決めるのにはもっと時間がかかるだろうな~っと思っていたが、
まずは半歩でも進んだのかな。
いや、「進んだ」っていう表現でもないかな。
以前だったら、
「テスト行くなら、次の日も続けて学校行けば」
とか、
「は~~~、やっと学校に行く気持ちになったんかい」
との思いを長男に言ってたかもしれない・・。
こんなん、お互い疲れるね。
今はこれっぽっちも考えなくなった。
大好きな世阿弥の「風姿花伝」からの超有名な言葉、
「秘すれば花」
「花は咲き乱れるから美しいというものではない。
その美を内に秘めているこそ、美しいのである」
という精神。
「長男は長男の美しい花を秘めている」