small stone. | calm fabric

calm fabric

穏やかに、やわらかく。

空紐夕影-101029_1636~01.jpg


神戸、大阪、京都と、そこそこ都市感を養っていても、東京に行けば、地方から出て来た感覚が何処かにある。それほど、あらゆる面で圧倒的な集積力を誇っており、中心地としてこれからもそうであるべきだと実感する。一昨日のこの時間、高速バスは新宿駅に着いた。長い乗車時間、ほぼずっと読書に没頭していたので、課題としているテキストを読み終え、満足気味。すぐ近くにあるカプセルホテルに向かう道、誰かと肩がぶつかり、振り返りながら「すみません」と言った相手は、NON STYLEの石田氏であった。芸能人だ、と思うと同時に、関西人じゃねーか、と思いながら向きを戻す。ホテルのすぐ横には、新宿ゴールデン街。斉藤和義の、歌うたいのバラッド、のミュージックビデオの撮影現場である。ここがそうか、と佇んでいた。つい先ほどキャッチ地獄を味わった歌舞伎町通りとは大違いで、穏やかであった。

翌日は朝から、渋谷のとあるビルで、会社の説明会。新興企業だが、将来性を充分感じることができた。何より、事業方針や社内環境が凄い魅力的である。社長、社員がおっしゃる言葉一つ一つに気持ちが込められていて、すーっと入ってくる。質疑応答では、私の軸としている事について、伺いたいことも伺うことができた。業界、会社の性質とはどういったものか、自分は何処まで来たのか、何が課題か、やはり実際に全身を動かして初めて味わうものなのである。刺激になった、という表現ではとてもじゃないが片付けられない、貴重な時間であった。有難い。

少し時間が空く。あいにくの、本当にあいにくの雨であり、かつ、やたらと寒い。あとから聞けばこの日は、10月度の最低気温を戦後以来始めて更新したらしい。おめでとう。渋谷を基準に考えて、代官山だ、と元々決めていたので、渋谷の雑踏から逃れるように、南下した。スーツが濡れる、革靴が濡れるとかはとりあえずどうでも良いわけで、せっかくの東京、死んでもぶらつくのである。代官山の雰囲気はやはり落ち着いていて、素敵だった。関東を主な展開域としている店舗を優先的に巡った。まあ、店員さんと喋る喋る。関西から来たこと、説明会を受けた会社、といった要素も手伝い、話題は弾み、かつ、逸れまくりだったが、いろいろな話が聴けた。その中で、HOLLYWOOD RANCH MARKETにて、ダウンベストを購入。表面がパッチワークとなっており、ポケットの部分がベロア素材である。緑紺紫のグレンチェック柄だが、定番の配色よりそれぞれ数段濃いので、カジュアルよりも、落ち着いた印象の方が強い。ちなみにリバーシブルで、裏はシンプルなナイロンもの。そしてそれから、東京を少し出て、夜は、半年振りに会う人と、話を交わし、時間を共にすることができた。そんなこんなで過ぎた時。よし、ここで感じたモノを大切にしていこう。改めて、まだまだこれから。

さて。神戸への帰りの夜行バスは、ろくに眠ることが出来ず、そのまま朝からの講義に臨んだわけだが、金曜の簿記の講義は純粋に面白く、集中できていた。要は、睡眠時間でも体調でもない、ということか。そして講義を終え、スーツのクリーニングを依頼してから、三宮のタワレコへ。予約していた、斉藤和義のニューアルバムを購入した。特典として、フォトブックとポスターも。この人の曲は、軸を保ちつつ、ドンドン良くなっていく。中に一曲、コーラスに、妻夫木聡、大森南朋、リリーフランキーが参加している曲がある。さすがの人脈、愉快だ。ふと店内の案内を見たら、Mr.Children ニューアルバム、の文字。新曲CD化のじらしっぷりに、もーえーわ、と呆れかけていたが、いざ発売の知らせを前にすると嬉しいもんである。ちくしょう、思う壺か。

ついでに、よく行くキッチン用品の店、クロワッサンの店に寄り、食器洗い用のスポンジを買った。泡立ちが良く、耐久性もありそう。バスケはリバウンドから、オシャレは足元から、と言うように、料理は食器洗いから。そこそこ的を得ているはず。さ、今宵はもう寝よう。




それでは。