昨日、たまたま車で大きい公園の横を通った時、ふと、息子と一緒に良く遊びに来ていたなあと思い出しました。
息子が1歳前くらいの時からだったか、ベビーカーで夏の暑い日にも片道15分くらいかけて、外の景色を色々と眺めながら。帰りは必ず息子は寝てしまって。
寝た
自転車でもよく来たな。簡単なお昼を持って、2人で公園のベンチに座りながら、国道の車やトラックを眺めながら食べたりした。
そんな、私と息子の2人きりのかけがえのない時間を思い出した。
そして、「ああ、大丈夫だ」と思いました。
あの頃、子育てにいっぱいいっぱいで、何故もう少し心にゆとりを持てなかったんだろうと悔やんでいたあの頃、
まだ小さな息子に、私のストレスをぶつけてしまって、怒ってばかりだったと思っていたあの頃は、
穏やかな、優しい時間もちゃんと流れていた事を思い出しました。
私、怒ってばかりでもなかったな。
私は、あの頃だって
あの頃からもう、幸せだったんだなぁ。
ちゃんと気付けて良かった。幸せだった事に。
幸せとは、何かかたちがあるものでもなく、誰かが運んで来てくれるものでもなく、何かを手に入れれば得られるものでもないし、掴み取るものでもないんだ。
ただ、自分で感じるものなんだ。
毎日、ものすごい速さで流れていくと感じる忙しい日常の中で、私たちはついつい忘れてしまいがちだけど、今生きているこの日常は幸せで溢れている事に、ちゃんと気付けるようにしたいなと思いました。
日常のどこにフォーカスしたいのか。
「幸せ」なのか「不幸」なのか。
「ない」なのか「ある」なのか。
自分が今、日常のどこにフォーカスしていているのかを明らかに見て、
本当はどこにフォーカスして生きていきたいのかを決めるだけ。
そうやって、自分の望む理想の人生は、自分でちゃんと選択して創造していけるのかもしれない。