先週の水曜日に家裁の選任依頼で受任した事件が、もう審判。家裁が審判の直前に弁護士会に選任依頼してきた理由は、「試験観察を予定しているのだけど環境調整が必要なので、そこを調査官と協同できる付添人を選任して欲しい」というものなので、試験観察中の環境調整に興味を持っていることもあり、付添人に立候補した。
少年との面会を2回しかできず、あまり少年の特徴をわからないまま審判に臨んだ。当然、私も試験観察の意見書を提出していたのだけど、審判中の少年の受け答えが良くなく、「ちょっと試験観察はアカンのでは・・・。」と思った。審判の最後に、裁判官から調査官、付添人の順で意見を聞かれるのだけど、調査官は変わらず試験観察の意見。しかも、「調査票のとおりです」というのではなく、「もう一度チャンスをあげたいので、試験観察でお願いします」と明言された。
調査官の次に、私の意見を聞かれたのだけど、審判での少年の様子について、裁判官、調査官の意見を聞きたかったので、休廷してもらい、「試験観察の意見書を出していたけれど、審判での少年の様子を見ると、少年院送致を検討することもあり得る。裁判官、調査官の意見を聞かせて欲しい。」と率直に言ってみた。
裁判官、調査官と意見交換した結果、結局は試験観察になったのだけど、休廷や意見交換に応じてくれた裁判官には感謝している。付添人が少年に不利な意見を言うことが許されるのか、という点は弁護士の間でも意見が分かれると思うが、これからも少年審判では率直に意見を言っていきたい。
ちなみに、ある事情のため、審判終了後の少年と一緒に自宅に行ったのだが、少年の違った一面が見れて良かった。まぁ、これからボチボチ付き合っていこう。