周りにあるいろいろなもの Season2

 韓国から帰ってきて中3日。今日は、東京・渋谷の青山学院大学で開かれる「少年非行防止政策日韓学術交流会」に参加する。この学会の存在はつい最近まで知らなかったが、私がfacebookに韓国語のメッセージを挙げているのを見た知り合いの元少年院長から勧誘を受け、参加して見ることにした。


 学術交流会、というだけあって、実務家よりも大学教授が中心となっている学会のようで、日本の少年法の大家である沢登先生も参加されていた。発表自体は実務的な内容も含んでおり、十分に興味深かった。


 韓国から参加された方と韓国語で話してみると、やはり「韓国語が上手ですね」と喜ばれる。日本の大学に留学している大学院生からは、「忙しい中、韓国語を勉強して下さり、感謝します」とまで言われた。


 最近は、日本でも韓国語を学ぶ人が増えてきてはいるが、韓国語を学ぶ日本人と、日本語を学ぶ韓国人とを比べると、現在でも後者のほうが圧倒的に多いだろう。近現代で世界をリードしたイギリス、アメリカの言語である英語が、事実上の世界共通語になっていることからも、言語の普及と国力とは比例する関係にあると思う。


 私が韓国語を学び、韓国人と韓国語で話すようになると、微妙な日韓関係について、韓国人が日本をどのように見ているか、という点を意識しなければならないと、より一層強く思うようになった。