本当は、今日から夜行バス1泊のツアーで御嶽山に登る予定だったけれど、どうにも仕事がはかどらなかったため、キャンセル。来週、六甲山にでも行こうか。


 夜にドーンセンターで上映された「塩花の木々 希望のバスに乗る」という映画を見た。韓国の労働紛争を扱ったドキュメンタリーで、会社の大量整理解雇に反対する一人の女性組合員が、1年近く、造船所にあるクレーンタワーに立て籠もる、というもの。


 韓国は、北朝鮮との対立上、歴史的に反共政策を取る傾向が強く、また、日本以上に新自由主義経済の仕組みが浸透していることもあって、労働運動に対する弾圧も厳しいのであるが、それに対する労働者の抵抗運動もまた激しい。軍事政権を国民がデモで民主化させたという経験が(1987年)、国家権力と国民との対立をよりリアリティーのあるものにさせているのだと思う。


 逆に、日本にはデモによって社会を変えた経験がほとんどないといってよいから、お互いに緊張感がない(デモが目的化しているように見える。)。そういった日韓の比較文化の視点から見ても、興味深いドキュメンタリーだった。