「ニュースで見たんだけど、パリはエアコン無いって本当...?」
と、突然送ってきたのは高校の同級生、オリンピックが始まる少し前のこと。ニュースで選手村にエアコンが無いと報道され、気になって連絡をくれたらしい。
パリにはエアコンが無いのか?その答えは...
パリは北海道の最北端、稚内より緯度が高く夏でも暑くなりすぎない日が多い。日本より湿度も低いので、暑くなっても日陰に避難さえしてしまえばどうにかなってしまうのだ。
今年は気温がなかなか上がらず、日当たり不良な私の家なんかはじっとしているとむしろ寒くなってきたりして、7月も後半に差し掛かったというのに温かい紅茶を飲んで一息ついてみた日もあったりした。
とはいえ、熱波注意報が出され扇風機と日陰でも耐え難い暑い日ももちろんある。どうするのか!
こちらのクーラーを使うのである...。
ご家庭にはまだあまり普及していないけど、チェーンじゃないそこら辺の飲食店や美容室はだいたいこれを使っている。しかしながら、ホースを外へ出すために窓やドアを開けなければいけないので、大した冷却効果は認められない。
太陽が照りつける日。サングラスをかけて芝生に寝っ転がり日光を全身に浴びた後、「暑いね!」と言い合いながら汗を拭き拭きカフェのテラス席で冷たい飲み物を飲む。これが夏のパリジャンスタイル!なのである...。
スケートボードの世界ランキング1位でメダルが期待されていた14歳の小野寺吟雲くん、熱中症のような症状が出て予選敗退だったそう。
開会式前、パリに着いてすぐは肌寒いくらいだったのに、開会式の翌々日から急にガツンと気温が上がり、体調を整えるのが大変だったことだろう。
かくいう私も、数日前まで温かい紅茶を飲んでいたのに急に最高気温が37℃に上がり、クーラーの付いていない地獄の蒸し釜と化したハズレのメトロに乗りながら、熱中症になるんちゃうんか...とちょっと心配になった。
さすがに公共交通機関は全部冷房完備にしてもいいんでないの?と思いつつ。
素晴らしい設備と環境が整っている!とは言い難いパリ五輪。選手の皆さん、悔いのないよう力を出して切ってほしいところであります



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