「スパイスアレルギー」の
正体とは?
カレーで不調を感じたら…?
知っておきたいアレルギーの仕組み
豊橋師匠こんにちは!皆さん、
カレーやエスニック料理を
食べたときに、
「なんだか
口の中がピリピリする」
「喉がイガイガする」と
感じたことはありませんか?
「スパイスが効いていて辛いからかな?」と
見過ごしがちですが、
もしかしたらそれは
「スパイスアレルギー」の
サインかもしれません。
✨ これって
珍しいアレルギーなんだろうか?
(私の体験談)
実は、私自身が
このスパイスアレルギーを
持っています。
小学生の頃の私は
カレーが大好きで、
給食でもおうちでも
「毎日カレーでもいい!」と
定番のあの言葉を
よく言っていたほどでした。
ところが、
中学生になった時から
突然このアレルギー症状が
現れるようになり、
今でも
その症状に悩まされています。
🍛 カレーを食べると現れるつらい症状
私が実際にカレーを食べたときに
現れる症状は、本当にさまざまです。
- かゆみ、じんましん、赤み
- 息苦しさ
- 吐き気、激しい嘔吐、下痢
そのため、
このアレルギーがある
私の嫌いな食べ物は「カレーライス」です。
でも、好きな食べ物は「ハヤシライス」!
これを友人に話すと、
「おかしいだろ!」
「ほぼ一緒の食べ物なのに
意味分からん!」と
よくツッコまれます(笑)。
でも、
スパイスが入っていない
ハヤシライスは私の救世主なんです。
スパイスアレルギーってどんなもの?
こしょう、シナモン、クミン、カルダモンといった
スパイスやハーブを食べたあとに
アレルギー症状が出る状態を
「スパイスアレルギー(香辛料アレルギー)」と
呼びます。
頻度としては10,000人あたり4〜13人程度と、
比較的まれな食物アレルギーで、
成人の女性に多いと報告されています。
ただ、
男性である私のようなケースもあります。
🔍 カレーやエスニックで気づきにくい理由
スパイスは料理に少量しか使われないうえ、
何種類ものスパイスが混ざり合っています。
そのため、
「カレーを食べたときだけ」
「エスニック料理のときだけ」と、
原因が絞りきれないまま
何年も気づかずに過ごしてしまうケースが
少なくありません。
さらに香辛料は、
ミックススパイスや隠し味として使われるほか、
ソース、ウインナーなどの加工肉、スナック菓子、
さらには
化粧品や歯磨き粉などに
微量に含まれていることもあります。
そのため、
日頃からこうした成分に
気をつけながら生活しています。
花粉症との深い関係
(ヨモギ-セロリ-スパイス症候群)
スパイスアレルギーを考えるうえで、
最も大切なポイントが
「花粉症」との関係です。
ヨモギ花粉や
シラカバ花粉のアレルギーを持つ方は、
花粉に含まれるたんぱく質と似た構造を持つ
セロリやスパイスにも
反応してしまうことがあります。
これを「交差反応」と呼びます。
言われてみれば、
ヨモギ系の季節になると
花粉症の症状が出るので、
恐らく私も
ヨモギの花粉症もちなのだと思います。
原因になりやすいのは、
セリ科のスパイス
(クミン、コリアンダー、パクチー、
フェンネル、アニス、キャラウェイ、
ディル、パセリなど)です。
カレーにはこれらのセリ科スパイスが
複数入っているため、
花粉症の季節や、
スパイスをたくさん食べたときに
症状が出やすくなるのです。
こんな症状が出たら要注意!
食べてから大半は30分以内、
遅くとも2時間以内に
次のような症状が現れます。
| 口・のど (最も多い) |
口の中や唇のかゆみ、 舌のピリピリ感、 のどのイガイガ、唇のはれ |
|---|---|
| 皮膚 | かゆみ、じんましん、赤み、 まぶたや唇のむくみ |
| 鼻・目 | くしゃみ、鼻水、鼻づまり、 目のかゆみや充血 |
| 呼吸器 | 咳、息苦しさ、 ゼーゼー・ヒューヒューする |
| お腹 | 腹痛、吐き気、嘔吐、下痢 |
🚨 すぐに救急要請が必要なサイン
まれに全身の強い反応(アナフィラキシー)に
進むことがあります。
次のような症状がある場合は、
様子を見たりせず、
ただちに救急要請(119番)をしてください。
- 呼吸が苦しい、
息が吸いにくい、ゼーゼーする - 声がかすれる、
のどが締めつけられる、飲み込みにくい - 嘔吐をくり返す、強い腹痛が続く
- 意識が遠のく、ぐったりする、
顔色が真っ青・青紫色になる
まとめと受診のコツ
花粉症をお持ちの方で、
「カレーやスパイス料理を食べたときに
体調が悪くなる」という方は、
そのアレルギーが大きな手がかりになります。
病院を受診される際は、
「花粉症の有無」や
「いつ頃から症状が出るか」を
医師に必ず伝えるようにしてくださいね。
※なお、花粉アレルギーがあっても、
該当する食品を問題なく
美味しく食べられる方のほうが大多数です。
過度に心配せず、
実際に症状が出た場合に
しっかり向き合っていきましょう!