カル・リプケン 12歳以下世界少年野球大会

現在アメリカで 『The Cal Ripken World Series 』 と銘打った12歳以下のベースボール世界大会が開催されています。
この大会は今年で11回目なんだけど，日本が参加し始めたのは2008年から。

アメリカが5チームずつ2グループ，インターナショナルが日本，韓国，メキシコなど6カ国。
アメリカの10チームはアメリカ同士で戦ってアメリカのチャンピオンチームを決めます。
インターナショナルの6チームは予選リーグとプレーオフを勝ち進み，インターナショナルのチャンピオンチームを決めます。

最後にアメリカ チャンピオンとインターナショナル チャンピオンが「ワールドチャンピオン」の座をかけて戦います。
つまり，アメリカのチームは必ずワールドシリーズへ進出できる仕組み。

ちなみに2008年と2009年は共にインターナショナルの決勝でメキシコに敗れています。

なぜこんな事を書くのかと言うと，その日本代表チームが先日のオリオールズ 対 マリナーズの試合観戦に来ていたからです。

Namiが，「日本語が聞こえる」と言うので，後ろを振り返ると，日本人がいっぱい座っていました。
向こうも目の前に日本人が来たのでびっくりしたのか，「日本人ですか？」と聞いてきた。

最初は修学旅行か何かかと思ったんだけど，帽子に「Japan」と書いてあるので，野球の大会をやっているんだと分かりました。


彼らは日本中から選抜されていて，8月10日からアメリカへ来ていて，大会期間中はみんなアメリカ人の家庭にホームステイしているらしい。

僕らの席の前がちょうど空いていたので，数人が前へ出てきました。

フィールドに近くて見やすいからというのも理由だけど，一番の狙いは，


ファールボールをボールガールの人から貰うことでした。
事前に何度も「プリーズ プリーズ」とお願いしていたら，本当に貰えていました。



この大会は星野仙一さんの働きかけで日本も出場するようになったらしく，星野さんがサポートしているので，チーム名を 「チーム星野」と言います。

僕らがスクリーンに映ったのも，彼らが毎回立ち上がって手や帽子を振りまわしたので，目立ったからなのでした。




明日も試合なので，と言いながら，早く帰るのかと思えば，9回表のマリナーズの攻撃が終わるまでしっかり見て帰って行きました。



翌日の試合，メキシコ戦も1-0で勝ち，予選リーグは全勝で1位通過しました。
明日がプレーオフでリーグ戦4位（ドミニカ共和国）との対戦。
勝てばあさってがインターナショナルの決勝（メキシコ 対 韓国の勝者）。
そして日曜がワールドシリーズ。

ワールドシリーズに進んだら，応援に行ってこようかな。
せっかく顔見知りになった事だし。