『Canon AE-1』
1976年に発売された一眼レフカメラ。
もちろん、デジタルカメラではなく、35mmフィルムカメラです。
『Canon FDレンズ 24mm F2.8』
単焦点広角レンズといわれるタイプで、人間の視野に一番近いかなと思っています。
『富士フィルム Velvia 100』
リバーサルカラーフィルム。質感が高く、滑らかで鮮やかな色調が魅力です。
『富士フィルム NEOPAN SS』
モノクロフィルム。プロ志向のフィルムではありませんが、柔らかな陰影感が好きです。
風景写真の時は、この組み合わせで撮影しています。
構図を検討し立ち位置を決め、天気と被写体の明るさを読む
ファインダーを覗きながら、シャッタースピードと絞りのバランスを決める
レンズのリングを回しピントを合わせ、シャッターボタンを押し込む
そして、次の一枚を撮る為にフィルムを巻き上げる
現在のフルオートのデジタルカメラと比べると、恐ろしく手間がかかります。でも、
シャッターを切る時の機械音、手に伝わる横走式の布シャッターの駆動振動は、
癖になるほど快感です。
1本36枚のフィルム。その1枚1枚を大切に撮影していく時間も大好きです。
デジタル一眼レフが嫌いなわけではありません。
最近は画質も綺麗ですし、枚数を気にせずバシバシ シャッターを切るのも好きです。
写真の出来を大きく左右するシャッタースピードと絞りのバランスも、
現在のデジカメではかなり適切な選択をするようになっています。
ですから、撮影場所や被写体によっては、デジタルの方が優れている場合もあると思います。
実際、プライベートではほとんどデジカメを使っていますしね。
でも、やっぱりフィルムカメラでの撮影は楽しいです。離れられません。
『Canon AE-1』
このカメラは、高校時代にある恩人から譲り受けたものです。
初めて手にした一眼レフカメラでした。
決して高価なカメラではなく、プロ志向のカメラでもありません。
カビもつき易く、維持しているだけでも手間がかかります。
でも、私に写真を撮る楽しさを教えてくれた大切なカメラなんです。
機械である以上、いつかは壊れる日がくると思います。
それまでは、大切に使いたい。たくさんの風景を一緒に見たい。
カメラの手入れをしながら、今日はそんな事を考えていました。