この前の、2020 明治安田生命 J1 League 第一節の試合は、復興を期して、
システムを変更し、チームの根幹となるベースの戦術を確立して醸成するシーズンの
初戦という事に、昨シーズンから相性の悪い、金曜日開催に、2シーズン未勝利の相手との
アウェーゲームでの、更に、シーズン開幕戦という、難しい要素満載であった試合で、
しっかりとチームとして闘い切って、勝利を飾りましたよね。
やはり、システム変更を行った事での、選手個々のストロングポイントが明確に活きる術を
見出した事に、元々、個の力に優れた才を持っていた選手達をチームとして巧く
活かして、劣勢の状況を打破出来た事が勝利の要因ですよね。
ただ、今シーズンから導入したシステムである部分は、まだハマっていない部分も多く、
守備時には、相手のクロスへの対処面で、誰がボールホルダーに行くのか?
中央のマークはどのタイミングで受け渡すのか。不明確な部分が散見されましたよね。
ただ、守備面でのクロスの対応以外は、中央で何とか奮闘して自由にやらせない状況は
創れていたので、徐々に上がって、仕上げて欲しい部分でしたよね。
今日の試合では、かなり長期間、コロナ禍の影響で中断を強いられた前例のないシーズンと
なった今シーズンにおける、闘い方を再びチームとして示して、方向性を明確にして
ブレずに突き進んで欲しいですよね。
更に、内容面でも積み重ねの部分をしっかりと発揮して、悲願成就に向けた
リスタートをしっかりと勝利で飾って欲しいですよね。
内容では、立ち上がりから相手の出足に押されて、なかなか効果的な攻撃を繰り出せずに、
守備に回る時間が長かったですよね。
その中で、自陣右サイドからクロスを浴びる機会が多くあり、失点に直結するクロスを
許した場面では、ボールホルダーに規制が掛からずに、フリーで上げさせて、中央もマークの
間を割られて、良い様にヘディングを許してしましましたよね。
やはり、ボールホルダーへのマークや、プレスの強さと速さの向上と、中央でのマークの
受け渡しの向上が必要な場面でしたよね。
先制点を許した後も、なかなか攻撃を有効に繰り出せず、相手に押し込まれて、
サイドから相手にクロスで攻め込まれて、ピンチを招く場面もありましたよね。
しかし、時間の経過と共に、反攻を繰り出して、サイドからの攻撃を起点に、相手陣内に
攻め込みましたよね。
その中で、汰木がキーになり、個の力で突破を仕掛けたり、カットインからミドルを狙う等、
可能性を感じさせるプレーを魅せましたよね。
その中で、DFラインからの攻撃の組み立てで、岩波から大輔へのパスで、大輔がヤマに
繋いだ瞬間に、汰木が相手のDFラインの裏に抜け出して、ヤマも巧く汰木を狙った
パスを通して、相手のDFラインをブレイクして、汰木のグラウンダーのクロスを中央で、
慎三が一人で合わせ切って、決め切って、同点に追い付きましたよね。
やはり、汰木の動き出しのタイミングとヤマのパスのタイミングと質がしっかりと噛み合った
縦への鋭く素早い攻撃である事に、慎三が中央で一人ながらも、しっかりと合わせ切って、
決め切った事が、大きな要因であり、
チームとしての攻撃の統一感に、個の力の融合した得点でしたよね。
同点とした後は、左だけではなく、右からも、タカや橋岡が攻撃により積極的に関与して
高い位置で連動して仕掛けられる様になりましたよね。
その中で、陽介の左CKは一度は跳ね返されるも、その零れ球を中央で拾って中央から
左に展開して、フリーのヤマに渡り、ヤマがエリア内中央に、高精度のクロスを送り込み、
ファーサイドで相手のマークをモノともしないレオが、ヘディングを捻じ込んで、
待望の勝ち越し弾を決め切りましたよね。
やはり、ヤマがフリーで左サイドで待ち構えていた事に、ヤマの高精度のクロスを
レオが、巧く相手のマークを往なして、難しい体勢でもしっかりとゴール枠内にヘディングを
決め切る技術力の高さが要因であり、
チームとしての個の活かし方に、個の技術力の高さが創り上げた逆転弾でしたよね。
そして、そのまま前半は終了して、リードを奪い後半に臨みましたよね。
後半は、立ち上がりから前半同様に、相手がキープして攻め込んで、自陣でしっかりと
跳ね返す展開からスタートしましたよね。
その中でも、互いにゴール前まで迫るものの、決定的な場面は訪れず、時間が経過
しましたよね。
そして、相手の攻撃を左サイドから受けて、右サイドに展開された後の対応に拙さがあり、
フリーで入れられたクロスをファーで合されて、ヘディングで同点弾を浴びましたよね。
やはり、相手の揺さぶりに対して、スライドが遅れた事に、マークがハッキリせずに
フリーでクロスを上げられた事に、中央でも巧く相手を制限出来なかった事が原因であり、
スライドの遅れと、マークの曖昧さが招いた失点でしたよね。
その後に訪れた、大輔のエリア内でのハンドのVAR判定によるPKは、相手が外して
事無きを得ましたよね。
そして、最初の交代策として、陽介に代えて青木を投入して、中盤の活性化を謀り、
中盤での運動量と、フィジカルの強さに、カバーリング能力を増強し、
相手の攻撃をしっかりと跳ね返して、カウンターで仕留め切る布陣を敷いて、
試合を締めに懸かりましたよね。
続けて、汰木に代えてマルちゃんを投入して、左サイドの活性化を促し、
縦への鋭く素早い仕掛けを繰り出せる、武器を増強し、タイプを変更して左サイドからの
崩しで勝ち越し弾を決め切って、試合を締めに懸かりましたよね。
早速交代策が奏功し、相手を押し込んでエリア付近で、両サイドからのクロスや
中央でのセカンドボールからの展開で、チャンスを創り出すも、最後の精度を欠いていて、
決め切るまでには至らなかったですよね。
そして、相手の攻撃を自陣で跳ね返してから、マルちゃんが個の力で左サイドを独走し、
右サイドからカットインしてきたタカに繋ぎ、タカがエリア手前からエリア内に仕掛けて、
シュートを撃ち切って、ダメ押し弾を決め切りましたよね。
やはり、相手のクロスをヤマがヘディングで跳ね返してから、マルちゃんがパスを拾って
個の力で左サイドを独走した事に、ヤマが、マルちゃんを上回るスピードで、
オーバーラップして、相手のDFを幻惑させた事に、慎三とレオが巧くニアに流れて、
タカのスペースを創って上げた事に、タカも巧くパスを引き出して、エリア内で果敢に仕掛け、
しっかりとシュートを決め切れた事が大きく、
チームとしての攻撃時の統一感に個の力に技術力の高さの融合した得点でしたよね。
そして、リードを奪った事により、最後の交代策として、ヤマに代えてマキを投入して、
左サイドの活性化を謀り、個の高さに強さに守備力を増強して、
守備固めのシフトで完全に、逃げ切り策を敢行しましたよね。
そして、そのまま試合は終了して、しっかりと勝ち切って、開幕戦を飾りましたよね。
次の試合は、コロナ禍が空けて迎える、ONE HEART MATCHとなるけれど、
前例のない状況下での試合という事に、超過密日程も控える中で、
チームとしての現有戦力を最大限に活かし切って、チームとしての統一感を攻守において
最後まで諦めずに発揮し続けて、チームとして最後まで闘い切って走り抜き、
内容の伴った勝利を飾って欲しいですね。