今日こそは「歴史の一齣」のブログを書こうと思ったのですが、近現代史の材料を記憶させている外付きDISKの不具合を修復することが出来ませんでした。

僕にとって多量のデータが入っている１TB（1,000GB）のDISKなので、自力回復が如何しても駄目ならば修理屋さんに持ち込むしかありません。

と言う事で、本日もまた「花ブログ」で穴埋めすることになってしまいました。今日の花は、湘南辻堂在住時代に僕の連れ合いが友達から頂戴した鉢植えのゼラニウムです。2

2020年10月に湘南辻堂から東京都下多摩東部に移転した時、庭の奥まった角地の地面に挿し木して増やしたものです。

我家の薄桃色の八重のゼラニウム

僕の不明瞭な記憶ですが、我家のゼラニウムの開花期は、春到来の3月頃から冬季の12月頃まで咲き続けるので、個人的印象としては季節感の乏しい花になっています。

僕の連れ合いから、センデットゼラニウム、ローズゼラニウム、センデットゼラニウム、フルーツ系ゼラニウムの話を聴いたことがありましたが・・・今もなお正しい花名が分からままに「八重咲きのゼラニウム」と呼んでいます。

我家の薄桃色の八重のゼラニウム

ゼラニウムには、赤色、桃色、白色等の一重咲きや八重咲きなどがあり、葉に褐色紋が入るものや、葉の形状にも多様性があるようですね。

国際植物学分類によると、ゼラニウムは、フウロソウ科テンジクアオイ属（Pelargonlum）の常緑低木であることから、「和名：天竺葵」（テンジクアオイ）と呼ばれることもあるようですね。

園芸界でゼラニウムと呼ばれているのは、18世紀末頃の登録されていた旧属名"Geranium"（ゲラニウム）の転訛のようですね。

我家の薄桃色の八重のゼラニウム

ゼラニウムと言えば、ヨーロッパのアパートの窓際を彩るペラルゴニウム・ゼラニアの花壇も綺麗でしたが・・・タイ国在住時代に訪れたミャンマー国の山並みを望めるタイ国北部国境の故シーナカリン王太后（故ラマ９世王の御母堂）の別荘で観た赤いゼラニウムが今でも強く印象に残っています。（下写真）

故シーナカリン王太后の別荘のゼラニウム

ゼラニウムの原産地は、かって英国の植民地だった南アフリカ国南端のケープ地方ですが、17世紀にオランダへ搬出➡18世紀に英国と仏国に搬出➡1864年（江戸・元治元年）に愛知県・尾張に到来➡明治から大正時代に掛けて日本各地で栽培開始➡昭和時代以降の人気に繋がったようです。

今からもう一度、外付きDISKの不具合の原因を素人なりに調べてみたいと思います。

3月から咲き秘めたゼラニウムが今も咲いています！