私の父はものすごく短気。
腑に落ちないこと、気に食わないことがあると、すぐキレて大声を出したり、物や人にあたる。
70歳過ぎたんだし、そろそろ落ち着いて大人しくなってくれたらいいのに…ショボーン


私の弟が生まれた日。

あの日、私は祖母と2人で家で留守番をしていた。

台所に立つ祖母の近くで、当時5歳の私は遊んでいた。


そこへ弟の誕生を心から喜ぶ父が産婦人科から帰ってきた(どうやら、私が生まれる時は男の子だと思い込み、だいぶ期待していたみたい…期待の中、生まれた私が女の子だったから少なからずがっかりしたのは目に浮かぶ赤ちゃん泣き


父は嬉しそうに祖母に男の子が生まれたことを報告した。

ところが祖母は男の子が生まれようと、女の子が生まれようとそんなことはどうでも良かった様子…

(祖母は母のことが元々気に入らなかったから)


そんな祖母の態度が父にとって面白くなかったみたいで…

ブチ切れた父はそれからしばらくの間、台所にある物や壁に当たり散らした驚き

祖母は「また始まったか」というような感じで、暴れる父を止めようともせず至って冷静だった。

5歳の私はびっくりして、ただただ怖くて泣いていたえーん

家族でご飯を食べるテーブルや食器棚も倒され、ポットや炊飯ジャーも床に投げつけられ、箸や皿やいろんなものが床に投げつけられた驚き


豹変した父の姿が怖くて泣いてる5歳の私の姿なんか、その時の父の目には映ってなかったのかもしれない…えーん


きっと…

この時より前にもこんなふうに父がブチ切れて暴れたことがあるのかもしれない…

でも私の記憶にしっかり残っているのは、これが一番最初かもしれない驚き