販売員とは、物を売ってなんぼの、あくまでもプロである。
私は、アパレルの販売員である。
アパレルの販売員が求められるものは何か。
私は従業員で、勿論雇われの身である。雇い主は私に給料を払う代わりに
「服を売ってくれ」というお願いをする。これで、契約は成立している。
だから、よく周りでアパレルはノルマがきつくて・・・とか、
お客様にガンガン話していくのはお客様の望んでいることじゃないから辛い・・・
という理由で本当に多くの人がこの世界を去る。みんな、一ヶ月以内に辞めていく。
中には、辛い就職活動で入社した新卒も一ヶ月で辞める。
だから、それ程にまで厳しい世界なのだ。
でも、そうやって辞めた人は一言で言うなら「甘い」と思う。
これはビジネスだからだ。ビジネスはお金稼ぎ。
だから、服とはかっこよかろうが、ダサかろうが関係ない。
普通でも、パクリでも売れれば良い。
私達販売員も同じ。
お洒落だろうが、ダサかろうが、人見知りだろうが、お喋りだろうが
結局は売れる販売員が全てなのだ。
言葉は凄く悪い。でも、これは現実なのだろう。
アパレルに限ったことではなく、ゲーム、フード、本、音楽全て同じだと思う。
アパレルの販売員は服が好きである事は最低条件だが、
なによりこのシステムを割り切れる人が一番向いていると思う。
接客好きは向かない。その人は第一にお客様の事を何より一番に考えようとする。
しかし、第一に考えたら物は売れない。
勿論、お客様の事を何よりも考えながら、物を売ることも出来る。
しかし、上を目指すには絶対にそれだけでは無理が生じる。
必ず、販売員はここで悩み、結局、このシステムに従うか、
辞めるのどちらかになる。
では、私はどうすべきなのか。今、丁度分岐点に来た。
売り上げもある程度のところまできた。しかし、これ以上を求められた今、私はどうするのか?
今まで書いた事は頭で十分理解できる。でも、気持ちがどうもそれを理解できない。
お客様にうちのブランドの良さを分かってもらいたい。
また来たいという接客をしたい。
ありがとうと言われるくらい感謝される接客がしたい。
うちの店に来れば、欲しいものは絶対にあるという店作りをしたい、
また、欲しいものを理解し、すぐに提案できる販売員でありたい
これは始めた時から、今に至るまで私が考えている販売員のあるべき姿。
服を買ってくれる事は、うちのブランドの服自体を、もしくは私達販売員の
接客に満足してくれた結果なのだと思う。
そして、また再度お店に来てくれるのも同じ理由なのだろう。
売り上げも抜群に良くて、
お客様の視点に100%合った接客は共存できるのだろうか。
正直に言うと、販売員はあることないことを言っている人が多い。
スーツのことを理解しないで平気な顔で売っている販売員がいる。
たいして、商品のことを理解していないのに、説明している。
これは100%、お客様の視点ではない。
うちのスタッフは本当に、スーツ、靴、時計、ありとあらゆることに関して
興味、知識が半端ないほど凄い。
だから、胸を張って俺らは違うと言い張れる。
そしてブランドとしても、スーツに関して言えば、
大体8回近くの研修、一回の研修に8時間みっちりと勉強する。
こんなにブランド的にも研修して勉強しているところは絶対にない!
多くのブランドは、いきなり挨拶とかの研修の後に、いきなりスーツを売っている。
それはとても恐ろしくないだろうか?
何も知識のない販売員が平気な顔で、高価なスーツを売っているのだから。
話は、ずれてしまった気がするのでまとめたいと思う。
私は、あくまでもお客様の視点に100%合った接客で
売り上げを伸ばす事を追求する!
正直、泣きそうになったくらい、落ち込むことは多々あった。
でも、絶対に諦めたくない。では、どう心がけるのか。
1私は販売、つまり売ることのプロでもありながら服についてのプロでもある。
誰よりも、最低限お客様よりも知識、センスを磨き上げる。
2お客様の気持ちを考える。お客様が、一人でも見たいなら、そうさせる。
何を選んで良いのか分からないとき等があった時はアドバイスする。
3お客様の入りやすい、居心地のよい店作りをする。
一番の若手で、経験も浅い分お客様の立場が理解しやすいはず。
これからは、ドンドン意見をする。
この3つをとにかく心がける。一番難しいのは、
2番のお客様が、一人でも見たいならそうさせることである。
そうさせたのなら、お客様に買ってもらうことは正直凄く難しい!
だから、私の挑戦は、そうさせながらも売り上げを伸ばすことでもある。
これをどうしていくかは必ず答えを出すつもりだ。
今日これを書いたのは、初心を忘れないため、そして諦めないためである。
私は負けず嫌いである。しかし、諦めやすいという変な性格をしているからだ。
明日も仕事、日曜日はもっともお客様がご来店される日。
私に出来ること、全ての出来るサービスをし尽くしたいと思う。
明日も頑張りますので、皆様のご来店お待ちしております。