昨日、スパイダーマン3を観てきました。










「今度の敵は、自分自身」




ピーターはどこにもいる普通のおとなしい大学生。


それがある日から驚異的な力を手に入れ、その力を正しいことに使う。




その力を、彼の活躍を、誰もが憧れ、称え、



アメリカ中の国民は彼をヒーローと認めた。





しかし、彼はその栄光に酔いしれ



「大切なものを失っていく」





スパイダーマンはただのヒーローではない。


完璧な人間でもない。




僕たちとと同じ人間。



自分は正しい、認めてほしいと思う。


恋や友情に助けられ、苦しみ、悩む。





家族を、親友を、恋人を失いかけた時に芽生える悪しき感情も一緒。



この映画を観ていると、ふと自分に問いたくなった。






今、僕も普通の大学生。




それがある日、驚異的な力を手に入れたとき、


彼のように悩みながらも





自身の正義を見つけて、


あらゆる誘惑に負けず、


戦い続けていくことが出来るのだろうか。





また、ピーターの親友(名前を忘れた)の立場になったときにどうだろうか。



誤解とはいえ、父が間違っていたとはいえ、





最愛の父を殺した親友を僕は許せるのか。







1、2と、今回の3.



僕はスパイダーマンの映画を観ると、とても考えさせられることが多い。






誘惑。





それって、とても恐ろしいものです。




僕が世の中で一番怖いものは



大切な家族、友人を失うことだが、




それと並ぶくらいに誘惑というものが怖い。




誘惑というものは、自分らしさを失わせる麻薬のようなもの。





一度、その甘い蜜を味わってしまったら僕は抜け出すことが出来るのだろうか。





誘惑に負け、自分を見失い、それに呆れ、大切な人が自分を見限っていく。




それってとても怖い事ですよね。



死ぬとかそういうのではなく、





自分の過ちで大切なもの、人を失う。








少し話はそれて。




自己分析などのテストで、全ての結果に共通していたこと。





「野心家




自分の夢と、希望、目標をただひたすら求め続け、結果が全てと信じ込む。



そのための努力は惜しまず、先見性もあるが、



ときに結果を求めすぎて冷酷になる時もある。







もし、自分が求めているものを手に入れたとき、



自分はどうなんだろ?





僕は誰よりも欲深いゆえに、人よりも頑張れるし、強くなれる気がする。


しかし、欲深いがゆえに、大切なものを見失い、大きく道を踏み外す可能性だってある。






大きな力は、時に自分自身を大きく傷つけてしまう事だってあるのだ。




それを忘れないようにしなくてはと、


強く自分を言い聞かせて生きていこうと思いました。






もう少しで、待望のパイレーツオブカリビアンが始まりますが、

これをみていない方、ぜひ観てほしいなと思います。