Romiです。
先日、セントラルにあるアンテイークのお店の前を通った時のこと
通りすがりに面白いものを見かけたから
写真を撮ろうとおじさんに声をかけました。
”写真を撮っても良いですか?”
いいよとすぐに返事をいただいたのだけど
おじさんが言った一言が心に残りました。
”ここら辺のものは
いくらお金を出しても売らないものだよ。
珍しいものなんだからね。”
と、お店の前に座っていた
皺の深いおじいちゃん。
と、珍しかったそのものは
写真に撮るのは忘れてしまったんですけど
小さなおじいちゃんの
存在感に圧倒されました(笑)
そして、言葉が残りました。
いくらお金を出しても売らない…。
いくらお金を出しても買えないもの
がリフレイン
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もしも、お金が無限にあったら皆さんは何をしますか?
世界一周をする。
世界各国の海辺の近くに豪邸を建てる…
牧場を経営する…
などなど
今まで、やりたくて出来なかったことから手をつけるでしょう。
しかし、正直こんな夢では、
お金が無限にあればすぐにでも達成できてしまいそうですね。
でも、言いたいことは、
お金が無限にあるなら何をしたいか
ということ。
お金を使い、モノを買い、
欲求を満たし
人を動かし、
何を達成したいのか。
世界平和、世界征服、
新しい文化を作り上げる、
お金が無限にあれば何でもできる気がする。
でもね、
いくら考えても答えはないけれど
お金を大量に持つことは、
逆に何をすればいいのか
といった選択肢を増やしすぎてしまい、
身動きが取れなくなること
本来の大事な何かが見えなくなるのかもしれない。
アップルで皆さんご存知のスティーブ・ジョブズは、
ピクサーの事業を成功させて、
その株式でビリオネアになりました。
成功をおさめ
幸せなのではないか
そう思っていた彼の晩年の言葉。
他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、仕事を除くと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、
私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
富が持つ力は非常に大きい。
しかし、人は晩年になったとき、
お金よりも大事なものに気づくのかもしれない。
それはいったい何なのだろう。
わたしなりに考えた
お金では買えない大事なもの
を書いてみました。
■ひとのこころ
ひとの気持ち。
恋愛だけでなくて、友人、家族への愛。
お金でひとの行動や一時的な感情を動かしたとしても
好きなひとの気持ち、こころを許せる友、純粋な愛情…
そんな、本当のこころはお金では買えない。
大昔、好きな人だった人の心を掴むことが出来ず
魔法がほしいなんて思った時もありましたね。
ああ、遠い昔。笑
■健康
心と体の健康。
「健康は富に勝る」とも言いますよね。
お金をいくら持っていても、健康はお金で買えない…
本当の幸福感はお金では買えないのかもしれない
そして、命。
いくらお金を持っていても病気に勝てないことはある。
そして、命の終わりの時にはいくらお金を積んでも寿命は伸ばせない。
■時間
どんな人にでも、1日は24時間で平等ですもの。
お金持ちだからとこの時間を自由に操ることはできないから
時間の使い方に関する書物も多い。
これは、お金を使い工夫することはできるけど
過ぎ去っていく時は、取り返すことはできない。
大事な人と過ぎす時間、毎日の何気ない時間…
「時は金なり」と言われけど
大事に使いたいと思う。
サン=テグジュペリの『星の王子さま』で、
「大切なものは目に見えない」
との有名な言葉がありますね。
香港は連休の最終日。
今日という日を大事にしなきゃ
今日は、今から出かけてきます〜。
では
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