Romiです。
人生って不思議だなと思う時があります。
その時の思い、行動、出逢いから
思わぬ方向に進み、人生が作られていく。
わたしは二十歳の頃ぐらいまで
いわゆる いい子でした。
人の期待を裏切りたくない
と期待に応え
枠内での行動、環境の中で生きていくしかないと思っていました。
そんな自分が本当に生きている...
と思えなくなり
自分の環境を変えてみたくなって
始めての長期海外に
行こうとしていた時のことを思い出しました。
この時のことがなければ
決してこうやって
香港にも来ていなかったでしょう。
そんなわたしの始めての長期海外生活から
バックパッカー話．．．
などなど
よかったら、お付き合いください
(いや、是非付き合ってくださいね
）
いまはコロナの影響もあり
百貨店は大変厳しい経済環境におかれていますが
当時、日本はバブルの真っ最中
そんな世の中が経済的に浮かれていた頃
私は、とある百貨店で受付嬢
をしてました。
その当時は、一応憧れの職業のひとつでもあったようです。
仕事は、毎日いろんな事があって
決して退屈ではなかったし
やりがいがない仕事ではなかったんです。
それなりにこの仕事にも
誇りを持っていたし．．．
でも、何かしたい。
何か新しいことがしたい。
自分が変わりたい！！！
もっといろいろな事、物
人に出会いたい。
そういう気持ちでいっぱいでした。
でも、
それが何かわからず...
毎日、相変わらず悶々と、悶々と
過ごしていたんですね。
そんなある日偶然に見た
オーストラリアの雄大な景色に
妙に引き付けられて
行ってみたいと思うように
なってきて．．．
今ではとってもメジャーな
ワーキングホリデービザの存在を知るように
なったんです。
働きながら旅行も出来て、
勉強も出来る．．．．
そこの国に1年滞在できる。
こんないい話ってある
心の中にしまっておいた
何かの小さな思いに
火が付いたような感じでした
一度、思い始めたら
どうにも熱くなってしまって
もう、オーストラリアに行きたいという気持ちが
止めることが出来ない私
早速、ワーキングホリデービザというものを
調べ始めて、
実際に行こうと思い
行動に移そうとしたのです。
でも、両親の反対に会い
その時のわたしは
両親の反対を押し切ることが出来ず．．．
その時の計画は、振り出しに．．．
でも
でも．．．
日が経つにつれて
思いはつのるばかり．．．
オーストラリアに行きたい
長期で海外に暮らしてみたい
何かを見つけたい
いろんな人に会いたい
いろんな事に挑戦したい
こういった事をするのに
別に日本でもよかったのだろうけど
わたしはオーストラリアにこだわりました。
積もり募った思いは
結局抑える事が出来ず
その後、
会社に退職届を出し
両親の反対も聞く耳持たず
たくさんの人に薦められた
失業保険を一応もらってから
オーストラリアに行く．．．
というのは待っていられなくて
結局、会社を辞めてから
1ヶ月しないうちに
オーストラリアのブリスベンに
飛び立ちました
（ブリスベン）
その時、空港まで見送りに着てくれた
たくさんの友だち
そして、むすめの言うことを聞き入れ
笑って見送ってくれた
と、思っていた父、母．．
にさよならをしました。
後に父から聞いたのですが
母は、その後何日も
飛び立ったワガママ？娘のために
泣いていたそうです．．．
希望いっぱいになって
これから待っているオーストラリアと
未来にワクワクし、
前しか見ていなかったわたしに
そんな両親のことを考えることは、微塵もありませんでした．．．
(ゴメンね）
その時のわたしは
そんな希望いっぱいの気持ちと
今まで貯めた多少の貯金と
ほぼ通用しない
少しばかりの英語と
必要最低限の荷物を引っさげて
航空券を持って
飛行機に飛び乗りました。
英語もろくに話せなかったのに．．．
着いてからの宿泊先も
決めていなかったのに．．．
(続く．．．）
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