Tuk Tuk ビジネス | カンボジア リサーチ・調査日記

カンボジア リサーチ・調査日記

カンボジアで小規模なマーケットリサーチをしてます。

こんにちは。今日は最近思いついたTuk Tukビジネスの話です。
カンボジア リサーチ・調査日記-カンボジア


市場が成熟していない新興国では様々な分野で参入チャンスがあります。狙いたいビジネスの問題点・課題を洗い出し、解決するとビジネスチャンスが生まれるという伝統芸能的なスタイルがハマると思います。

問題点1:運賃交渉

外国人がTuk Tukを利用する場合、運転手は高めの料金を要求してくることがある。土地勘のない外国人は提示された値段が適切な価格であるか判断することは困難であり、交渉が面倒。

解決1:明瞭価格を打ち出す。
料金表を用いて明瞭価格を打ち出す(時間と観光地)さらに、運転手による再交渉を厳しく禁止しており、設定価格を厳守させる。

問題点2:保険
カンボジアでは交通ルールはほぼ尊守されておらず、交通事故数は5,007件。旅行中の外国人が最も懸念する問題は保険である。カンボジアにおける自動車及び二輪自動車の保険普及率は非常に低い。

解決2:ドライバー、車両、乗客に対して保険をかける。

問題点3:広告
TUK TUKは車体の後部に広告枠があるが、これでは乗車している人の目につかない。利用者がTUK TUKに乗っている時間は広告訴求の最大のチャンス。

解決3:小型テレビ、パンフレットの設置
日本のタクシーのように小型テレビ等を設置し、レストラン情報等を流す。地理に詳しくない旅行者に対してはかなり有効。地元民には新しいレストラン情報等。

問題点4:コミュニケーション困難
プノンペンのTuk Tukドライバーの多くが地図(クメール語及び英語)を理解していない。さらに、英語による最低限のコミュニケーションも困難である。

解決4:コールセンターの設置
コミュニケーションが困難な場合、運転手はコール・センターに電話をかけ、英語オペレーターと顧客がコミュニケーションをとる。

TUK TUKビジネスへの参入の最大の課題はライセンスでしょう。政治家と仲良しになるといいと思います。ちなみに、カンボジアの2011年腐敗度認識指数(俗にいう世界汚職ランキング)は順位は183か国中164位です。

下手に賄賂が通じない国よりやりやすいと思います。お金を包めばなんでも出来る、わかりやすい。

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