カンボジア観光産業の数値を簡単に記載します。カンボジアに関するデータは、カンボジア王国観光省発行の「カンボジア王国観光開発戦略 2012-2020」を参照しています。
1. 総観光客数: 約280万人(2011年)
→フランス(No.1): 80百万人, 日本:8百万人
2. 観光収入:1,912百万ドル,対GDP比 15%
3. 直接・間接雇用
→40万人の雇用を創出
4.観光客内訳(写真参照)
5.観光政策(2012~2020)
テーマ“Green Gold”
・目標訪問者数: 7百万人 (現状:2.57百万人)
・目標観光収益: 5 百万人 (現状:1.91 百万人)
・目標ホテル部屋数:50,000部屋 (現状:20,000部屋)
・ターゲット: 中国人が第1のターゲット
6.課題
●リピーター客数: 約20%。
→パリ:日本人観光客の約75%がリピーター客(パリ観光省)
●世界遺産:2
→アンコールワット遺跡&プレア・ビヒア寺院
VS イタリア:47世界遺産
イタリア、フランスは一回で回りきれないからリピート、その他映画の舞台、サッカー等の魅力
他方、カンボジアはアンコールワットをみたら結構お腹が一杯、幸せいっぱいです。
●直行便
プノンペンへの直行便:18便
タイ・バンコクへの直行便:136便
※直行便がないと、トランジットで滞在日数及び消費額に大きな差がでるそうです。
●ATM及びクレジットカードの低い普及率
・国内ATM保有台数(2011年):588台
・100万人当たりATM:23台
・シンガポールの100万人当たりATM900台
※ATMを探す時間のロス。クレジットカードが使えないと購買意欲が下がる可能性高。
●カンボジア全体でトイレにアクセスできるのは人口のうちわずか31%
都市部:73%
地方部:20%。
※エコツーリズムを進める場合は早急の対策が必要。
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