東日本大震災に対応する会議議事録不作成 | 平山 誠オフィシャルブログ Powered by Ameba

東日本大震災に対応する会議議事録不作成

1月26日、政府の東日本大震災に対応する多くの会議等で、議事録、議事概要の作成がなされていないことが分かりました。未曾有の大災害と言われる東日本大震災も記録がなければ後世に対応を遺すことができず、人々の記憶から薄れていくばかりです。

そこで、私は2月1日に「東日本大震災に関わる会議議事録の不作成に関する質問主意書」を提出いたしました。(質問主意書とは、内閣に対して質問する際の文書のことで国会議員に認められているものです。)

質問の内容は、東日本大震災関連の会議は誰が招集して、どのような目的で開かれたのか、そのうち議事録、議事概要が作成されていないのはどの会議か、会議は録音されていないのか、議事録不作成は誰の責任であるのか、法律違反とならないのか等々です。

それに対して2月10日に答弁書が内閣から転送されてきました。その中身は、「調査に膨大な作業を要することから、お答えすることは困難である。」というものに終始しており、責任の所在もはっきりせず、議事録不作成には罰則規定はないので震災関連の会議はどのようなものであったのかは闇に葬られてしまうことになりそうです。

このような答弁しか得られず誠に残念ではありますが、これからも東日本大震災の教訓を後世に遺すため、内閣への疑問はしっかりと質問主意書を通して明らかにしてまいりたいと思います。

質問主意書、答弁書の全文はこちらから!
http://gikaijweb.sangiin-sk.go.jp/syuisyo/180/keika/180009180.htm