意思表明者ゼロが続いておりますが、本ブログでPTA退会・非加入を決意された方の人数を、随時お伝えするとチラシで案内している以上、約束を反故にする訳には行かないPTA非加入の会会長です。
先週は記事をお休みしましたので、今回は 【やっぱりPTA…つくづくPTA…】 の3回目の記事となります。今回のネタは、博愛精神に満ち溢れる慈善活動?「ベルマーク」です。 えっ?
これまでも時々やっていたのでそれほど目新しくはないですが、今回、一つ一つの説明に対して、私、PTA非加入の会会長が ツッコミ を入れる形式で記事を書いてみたいと思います。
このベルマークに対する、ごく一般的な保護者の理解度をかなり大ざっぱに記すならば、
家庭でベルマークを集めて学校に提出し…
PTAのベルマーク委員が集計作業をし…
貯まった点数で学校の備品等を購入すると…
被災地の学校や発展途上国の支援になる…
この程度でしょうか? 私がよく耳にするのは、集計作業の大変さ(アホラシサ)ですかね?みなさんはベルマークにどんなイメージをお持ちでしょうか?そんなイメージの相違はひとまず置いておき、しっかりとこのベルマーク運動を客観視していきたいと思います。
まずは、私の娘の通う岡崎小学校PTAのベルマークだよりを引用させてもらいますと…
「ベルマーク運動は、1点が1円に換算され、貯まった点数に応じて、学校で使う備品を購入する事ができるしくみです。また、備品購入金額の1割が被災地、発展途上国への援助にも使われます。子ども達の学校生活を、より有意義に充実させることが出来たら・・・という思いで活動を続けております。みなさま無理のない範囲でのベルマーク運動に、ご理解とご協力をお願いします。」
そのような説明と協力要請の結果、年間 52,692.9点(平成29年度実績) が貯まって、その年に学校の備品として マット5枚 を購入したそうです。これだけ聞くと学校の備品も充実して、かつ社会貢献にもつながる素晴らしい活動の様に思えますが、本当にそうでしょうか? 安易に信じるとだまされますよ…
そもそも学校の備品を買うべきは平塚市!保護者の労力で得られたベルマークの点数で学校教育上の備品を買うのは市民への負担転嫁であり、地方財政法に反するものであります!そもそもマット5枚の購入を決めたのは誰でしょうか?私はもちろんその決断に関与したことはありません。やっぱり単位PTA最高権力者の校長先生でしょうかね?
ここで白状します。私はこのベルマーク活動にこれまで一度も協力した事はありません。なぜなら初めてこの活動を聞いた時、比較的鼻が利くと自負する私は、そのうさん臭さに体が拒絶反応を示したのです。
これってただの搾取じゃね…?みんな何も考えずに盲目的に従ってねぇーか?
その自分の鼻の利き具合を確かめたい事もあって、このベルマーク活動については、以前自分なりに調査しました。すると、「やっぱりベルマーク…つくづくベルマーク…」 と言わざるを得ない実態が…。それらは極めて巧妙に作られた搾取の仕組み! 以下、調査当時の記憶をたよりに、解説とツッコミを記します。
ベルマークの1点の価値は1円ではなく1.27円
各学校のPTAで集計したベルマークはベルマーク財団に送られます。するとそのベルマークを付けた商品を生産販売している協賛会社は、ベルマーク1点に対して各学校PTAのベルマーク預金としての1円と同時に、財団に対しても運営費用と称して0.27円を拠出しています。
だったら運営費用なんかにせず、その0.27円で社会貢献すればいいんじゃねーの?各学校のPTAが頑張って集めるほど、財団は1点につき0.27円の不労所得をかすめ取るということ… これぞまさに搾取!
財団の常任理事は朝日新聞社の出向者で年間報酬720万円以上
ベルマーク運動の主催会社は朝日新聞社で、協賛会社から拠出された運営費用で財団は事務員を雇い給与を払っています。また、財団の常任理事は常に朝日新聞社からの出向者で、少なくとも年間720万円の報酬を得ています。
このベルマーク運動で一番大変な負担を強いられている保護者は誰一人報酬を得ていないのに、財団は常任理事を始め事務員も報酬を得てんのか?? ボランティアでは事務処理対応できないと言うならば、ベルマーク運動を主催する朝日新聞社がその給与を負担しろ! 一私企業が保護者をだまして、その時間と労力を食い物にしてんじゃねーぞ!
社会貢献活動に使われるのは備品購入金額の10%
1点1円に換算されたベルマーク預金を利用して、自分たちの学校に必要な設備・教材を、指定された協力会社から購入できます。すると、その購入金額の10%が協力会社から財団に寄付され、へき地の学校や災害で被災した学校への支援、アジアの子どもたちを助けるNPOへの支援などに使われます。
結局、社会貢献活動の費用も各学校のベルマーク預金を元にしてんじゃねーか!それと指定された協力会社からしか購入できないなら競争原理は働かず、高い値段を設定して10%くらいボッタくるのは楽勝のはず… この支援とやらは、偽善者が保護者を騙すためのカムフラージュに間違いなし!それと、ここでも学校の支援が出てくるけど、それらは本来すべて国や行政がやるべきこと!保護者に負担転嫁するな!強制加入のPTAに寄付を語る資格なんかねーの!
とりあえず3つほど書きましたが、細かい話まだまだありそうです。例えば財団が協賛会社や協力会社なんかと皆で仲良く甘い汁を分け合っているとか、想像すれば切りがありませんが、この辺にしておきます。
私は以前より、PTA連合会は私たち保護者から金銭と労働力を搾取しており、PTA非加入で会費を払わずに断固拒絶する事を保護者の皆さんにお勧めしておりますが、このベルマークの搾取ついては、それよりもっと簡単な対応で解決できます!つまり…
ベルマークを見付けたらそのまま捨てる!
これを徹底しましょう! 提出しなければいいんです! なんだぁーかんたんだぁー
PTAやベルマークに限った話ではありませんが、現在の社会は無知無学無関心が総じて搾取対象となる騙しの社会と言えるでしょう。自分の子供達や孫の世代に胸張って残す事のできない、そんな社会を絶対に受け入れてはいけないと決意するPTA非加入の会会長でした。
日本人よ!身近にのさばる理不尽に噛みつけ!心強くあれ!
ふわっち で生放送やってますよ!