美味いものと旅のこと、備忘録。

美味いものと旅のこと、備忘録。

料理とお酒と旅行のお話。
札幌を中心に色んな場所の思い出。
時系列は前後する時があります。

この旅唯一の観光目的地、糸島地区。

そこで昼メシを食おうと、色々調べて向かったのは。




糸島海鮮堂さん。

水産会社が運営する、文字通り海鮮が推しのお店です。

オープン30分後の11:30頃に着いたんですが、うっひょー、なんと40名以上の待ちっ!

これだけ人気の理由、あるんですよっ。



まず一つ目は、お店がガラス張りでオーシャンビューを眺めながら食事が出来るということ。

なので、このカウンター席が特に人気のようなんです。

海岸線とインフィニティな空間でご飯が食べれるってのはなかなかないですもんね。

逆に言うと、この人気のあるカウンター以外のテーブル席は回転が早いんで、席の希望がなければ意外とすぐに着席する方ができます。

この日も体感で30分の待ち時間だったかな?



待ったからにはビールが必要だろーっ!

サッポロラガーで喉を潤しますっ。

福岡で飲む赤星もまた格別っ!



で、コースターまでかわいいのかよっ。

二見ヶ浦の夫婦岩が描かれた素敵なデザインだこと。

お料理も頼んでビールを飲んでいると、しばらくしてやってきました。



その名も『らん卵らん』ーーっ!

なんとまぁお美しいことっ。

ちなみに、ご飯は白飯or酢飯を選べて、なんと大盛り無料っ!

考えることもなく大盛りをチョイス、全体の塩分を考えて白飯にしましたよ。



人気の理由・二つ目が、この圧倒的ビジュの丼。

らん卵らん、というわけで3つの卵(らん)。

明太子・卵焼き・いくらが桶にキレイに盛り付けられた丼。

美しいものは美味い、絶対。



お味噌汁と茶碗蒸し。



小鉢が二種類付いて勢揃い。

これで2,800円ってんなら、観光地ということを考えるとお安いんじゃないでしょうか?



これぞ福岡、な明太子。

コチラではあの『ふくや』さんの明太子を使っているそうです。

クセがなく、それでいて深いコクのある、上品な味わいの明太子。

これだけでご馳走なんですが。



そこにイクラをぶっ込む荒技っ!

イクラの本場・北海道から来たけれども、薄皮でプチっとしたそれは上質なものと分かります。

ダブルの魚卵でこの時点で昇天寸前です。



そんな逃げ場のない魚卵の戦場に緩衝材として加わるのが、鶏卵の玉子焼き。

お寿司の玉ほど甘すぎない味付け。

それがまた良い具合で全体のバランスを取ってくれるんですよ。



三者をひとまとめにしてご飯と共に口へ運ぶ。

あぁー、幸せってここ糸島にあったのねぇー。

弾ける魚卵たちと土台を支える玉子焼きが織りなす三重奏。

背徳感・罪悪感などの感情が押し寄せるんですが、快楽に抗うことが出来ませーん。



デフォルトで茶碗蒸しが付いてくるのって嬉しくないですか?

この茶碗蒸しも美味。

北海道は甘い味付けが多いですが、それとは対をなすお出汁が効いたタイプ。

プチプチとしたとびっこの食感も良い。



箸休めの小鉢も抜かりなく、ビールが進んじゃう。

外の景色を眺めながら贅沢な丼をいただく喜びたるや。


私が注文した『らん卵らん』以外にも、糸島産の海産物を使ったスタンダードな海鮮丼やお寿司・定食もラインナップしてるので、複数人で行ってシェアしても良さそう。

大満足の糸島ランチでしたーっ!


オーシャンビューを望みながら極上の海鮮をいただく!

糸島観光に行くならマストなお店です!


ご馳走様でした!

福岡二日目の朝。

せっかく福岡に来たなら一度は行ってみたい、そんなお店へ向かいます。




到着したのは、元祖長浜屋さん。

長浜系ラーメンの始祖的なお店です。

ラーメン店での『替え玉』システムの発祥としても知られていますね。

『屋』『家』などの細かいところは割愛して、やっぱ元祖を食べてみたいなーと思い向かった次第。



近隣に卸売市場があるため、朝6時からオープンというコチラ、さすがにそんなに早起きはしたくないので9時過ぎくらいに入店。

そんな時間でも、8割ほど席が埋まってるんですねー。

先に入り口の外にある食券機で券を購入、店員さんに渡す際に好みのコールを伝えます。

テーブルに座って程なく、現れたのは。



ラーメンーーっ!

シンプル・イズ・ベストなルックスですねー。

コールは『ナマ・ネギヤマ』でお願いしましたーっ。

この一杯がなんと550円って、この物価高の時代にスゲーっ!



何はともあれ、まずはスープから行くでしょうっ。

そのスープは豚骨ベースなんだけど、濃度も塩梅もとてもライトな飲み口。

サラッとした口当たりで、朝からでもスルスルと喉を通ります。

かといって出汁・ブロードという意味では十二分に旨味を感じるわけで。

人によっては薄いと思うかもしれないけど、個人的にはゴテゴテしすぎて無くて、むしろ全然ありなレベルですね。



ナマ=バリカタ、でお願いした極細麺。

特徴的なハリハリ食感の麺は、くどすぎない豚骨スープに良く合います。

で、事前予習済みだったけど、麺の量がかなり多いっ!

一般的な博多ラーメンの1.5倍くらいはあるんじゃないかな?

その麺は徐々にスープを吸っていき、まとまりのある味に変化していく。



ネギヤマ=ねぎ多め、これ無料オプションなんです。

なので、どこを食べてもネギが絡んでくる嬉しい仕様。

この研ぎ澄まされた一杯において、ジャキジャキのネギの食感は重要なアクセント。



チャーシューもかなり重要な存在。

薄切りをほぐしたようなお肉は、チャーシューという観点からするとかなり塩分高め。

塩気だけでいうと生ハムくらいあるかな?

それがライトなスープと合わさるとグッとバランスが良くなるんですねー。

これ単体でおつまみにしても良さそう。





卓上にはゴマや紅生姜などの味変アイテム。

ベースがあっさりだから、自分好みのカスタムが楽しそう。



ラーメンのタレが入ったポットもあります。

これで自分で味の濃さも調整できるんですね。

替え玉する際にも必須かな。

少し加えてみたらハッキリとした輪郭に変貌。

周りは替え玉してる人結構いたんだけど、前述の通りの麺量とこの後もグルメを楽しむのでやめておきました。

これが元祖の味かぁー、賛否両論あるみたいだけど自分的にはめちゃくちゃ大満足でしたっ!


長浜ラーメンはここから始まった!

そんな歴史のあるシルプルな一杯にご満悦です!


ご馳走様でした!


あれ、ラーメンで〆たはず、だよね?




しかしながら吸い込まれたのは、弥太郎うどんさん。

せっかくさ、福岡来たんだからさ、行けるとこまでとことん行ってやろうぜっ!

あと、福岡出身の知人から『福岡グルメの真髄はラーメンじゃなくて、うどん。』という格言も頂いてたんですよ。

で、泊まったホテルから目と鼻の先のコチラへ。

しかもですよ、弥太郎うどんさん、なんと24時間営業っ!

酔人にありがたすぎるー。



まずは黒霧島をソーダ割りで。

って、まだ飲むんかい(笑)。

いやいや、弥太郎うどんさん、うどんメニューだけでなく、おでんやアテも置いてるんですよ。

なので、飲み足りないサラリーマンやアフターみたいなお客さんで結構席が埋まってます。

おいおい、深夜2時近くだぜ。


私はもうすでに腹パンなので、お目当てのものをオーダー。



ごぼう天うどんーーっ!

澄んだお出汁と青ネギのコントラストがお美しいーっ!



まずはやはりお出汁からいただきましょう。

口に含むと、思わずニンマリ。

地元・札幌では味わえない、アゴ節やサバ節の風味がじんわりと広がります。

その他に昆布などの旨味エキスもたっぷり。

そしてそこに、九州らしい甘味の要素が加わります。

なので、スッキリしてるんだけど物足りなくない構成になるんですねー。



肝心のうどんも。

これまた福岡らしいコシがなく柔らかい麺。

滑らかな表面は極上のツルツル感。

その麺はお出汁を十二分に纏うわけです。

すると、うどんと出汁が一体化するような感覚に。

なんの抵抗もなく胃に収まっていく。

もはや咀嚼もしてない、大人の離乳食やー。



そんな一杯におけるアクセント、ごぼう天。

揚げ置きしたそれは、衣は瞬時にお出汁を吸って滋味深く、中のごぼうはポリポリと心地良い食感。

やわやわなうどんとの対比でより存在感があり、食べ飽きすることなく箸が進みます。

衣が溶け出たお出汁も最高ー。

さすがに食べ過ぎたー、けど〆の一杯としては罪悪感も少なくて良いですよね。

こんなうどんが日常的に食えるなんて、福岡羨ましすぎーっ!


24時間営業のうどん店はきっと地元民のオアシス!

〆に選んでももたれなくて◎です!


ご馳走様でした!