髪はあって当たり前

ハゲを経験するまではずっとそう思っていました。

自分がハゲ始めた頃に気がついたのが社会人2年目でした。

もともとおでこの生え際がM字であったため、前髪の毛量が少なくなると普通の人よりもハゲが目立つんですよね。

これは現実なのかと、毎日数時間おきに鏡を見ていました。

風に煽られたり、帽子、ヘルメットを被ると前髪の位置が悪くなりよりハゲが目立ちます。

机の上で、髪を触ると、必ず数本抜け落ちました。

ベッド抜け毛も多かったです。

何とかハゲを目立たないようにと、髪を切りにいったときは長すぎず、短すぎずこだわっていました。

美容師に気を使われ、何も告げられずに育毛剤をつけられたことは今でも忘れられません。

そこで、病院、育毛クリニック、発毛クリニック、育毛剤、頭皮マッサージ、食生活、睡眠のこと、運動、髪の洗い方、シャンプー、など調べまくりました。

病院にいったときは、ハゲが進行していると言われ死ぬほど焦りました。

一生結婚できず、みんなに笑われ続ける人生なのかなと。

地元の友達には一生会えないなと。

本気でそう思っていました。


自分で調べたことを全部やりました。

徐々に減っていく髪を見ながら、とてつもない不安にかられながらやりました。

数ヶ月したら徐々に、髪を触ったときの髪の量にボリュームを感じることができ、とても嬉しかったことを覚えています。

それから半年経った頃には、ほぼハゲる前の毛量まで戻りました。


原因は分かりません。

初めてこ一人暮らしでしたので、ストレスだったり食生活が問題だったのでしょうか。

今でも、育毛剤などこ広告を見かけたら当時のことを思い出します。

髪は一生モノです。

大事にしましょう。