それからあかねんとはクラスが違うので、廊下でわかれた。自分の席に座り、あかねんになんて別れを切り出そうか考えていた、正直に言うか…?
いや、ダメだ、あかねんなら絶対に心配してくれる、、「嫌いになったから」しかないか、、、

そこから授業なんて頭に入らなかった。お昼ご飯は土生ちゃんと食べ、気付くともう放課後になっていた。

屋上に行くとまだあかねんは来ていなかった。
数分後ガチャとドアが開いた


守屋「ゆうか、どうしたの急に呼び出して」

菅井「別れよっか」

守屋「え…、?なん、で?好きな人でもできたの...?」

菅井「いや、あかねんのこと好きじゃ、無くなった、」

守屋「…っ、そ、そっか、ごめんね、無理させてたんだね…笑」

菅井「...っ無理に笑わなくていいよ、ごめんね。幸せになってね」



私はあかねんの顔を見ずに屋上から出ていった、これで、よかったんだよね…?これであかねんも私を忘れてくれれば、っ、早くいい人見つけてね、、


それから約1週間が経ち、入院しなければいけなくなった、先生に友達には入院していることを内緒にしてほしい、と言っている、
私の癌はどんどん酷くなってるみたい、、