
12〜13才時の時代背景
私が長期入院していた時はまだネットはありません。
もちろん携帯もありませんし、パソコンが家にあると言う状況もなく
ノートパソコンはあったかもしれませんが持ってる人は見たことありませんでした。
ウチの場合何故かパソコンがありました。今の性能とは比べ物になりません。
ファミコン以下の性能だったかな。
入院中、同室のオジさんがワープロを持ち込んで仕事してましたね。
これも珍しかったかな。
まだタイプライターを使っている時代でしたからね。
で、なんで時代背景がと思うでしょう。
重症筋無力症を発症し、嚥下障害や球麻痺症状が出ると、お話しは聞き取りづらくなります。
当時はテレホンカードもまだまだで、10円玉で電話したんです。
子供だったので、親には様子を電話するように言われてました。
お金ないので、基本的に公衆電話で
コレクトコール。
今はどうなのかわかりませんが、
106だったかな?
ダイヤルして交換手の女性が出て電話番号を言って、相手側に承諾を得て電話を繋いでもらう手順でした。
ここが問題でした。
発音がうまくできず交換手の女性が
聞き取れない…
電話かけられないんですよね。
今はいい時代です。ほんとに。
技術の進歩はすごい。
交換手の方に話しても通じないので、
泣きながら電話切ったことは
何度もありました。
今思えば看護師さんか
同部屋おじさんにでも
頼めばいいんですけどね。
それ思い付かないのは
子供なんですよね。
こう言う時は一番症状が重い時で
気分も落ち込むんでしょうね。
小学生の私には辛かったです。
家族との唯一の
コミュニケーションツール
だったので。
家から病院も遠かったし。
(遠いから電話代も高い)
面会なんて週1回
なかったですしね。
当時の技術的な時代背景を
含めたチョットした苦労ですね。
まあ仕方ない。
詳しくはまた別のブログで。