今日はマンションの総戸数について


総戸数が重要なマンション


マンションを購入するとき、実はマンションの総戸数がめちゃめちゃ重要です。


マンションは修繕積立金を毎月積み立てる代わりに、管理会社と管理組合が計画的に住まいを快適に保ち資産価値を保つための修繕を行ってくれます。


そこで重要なのは、マンションの総戸数です。総戸数が少ないマンションは大規模な改修を少ない戸数で割るためスケールメリットが活かせず割高になりがちです。


それに加えて、修繕積立金を不払いや、一人ひとりの意見が大きくなるので管理組合をまとめることや、理事会出席の頻度が高くなるなどの問題が起こりやすくなります。


サイトによっては30世帯以上がよいと書いてありますが、筆者の感覚では50世帯程度の規模がないと、逆に運営が難しそうと思えます。


30人てちょうど学校のひとクラスなので、なんとなく難しさがわかると思います。それ以上になると、よほどでないと自分の意見が通しにくいくなるので、逆にまとまるようになります。


このことは、将来マンションの建替えなどの議論になるときに非常に重要なことです。

人数の少ないマンションのほうがお互い近所付き合いもあり、まとまりそうというのは幻想でしょう。



■充実した設備は注意が必要

総戸数と並んで重要なのは、設備です。


規模が小さいけど、機械式駐車場があるマンションなどは考慮が必要です。エレベーターや駐車場のモーター系、噴水などの設備はメンテナンス費用が高いため、大規模改修時の費用がかさみます。


少ない総戸数で割るので一世帯あたりの費用が高くなります。クルマ購入予定がない人が30世帯の機械式駐車場付きマンションの購入するなどすると割が悪く損します。


最近流行りのマンション内の設備が豪華な

ホテルライクのマンションも充分な検討が必要です。


ラウンジやスポーツ設備、プールや大浴場!??

同じマンション内、顔を合わすのも気まずいのでまず使わないと思います。

芸能人やセレブリティーの暮らすハイクラスなマンションであれば話は別ですが、


お金に余裕があるひとでないと、将来の修繕費や管理費に上乗せされることが明白なのでまず避けたほうがいいでしょう。

ディベロッパーさんは売れればいいので、売れた後のことは考えてはくれません。



今日はここまでです。