元治元年皐月十四
今日こそは、長州藩士と、
薩摩藩の島津久光暗殺について話し合わねばと、
出たところを、新選組に誰何される。
長州藩の藩ふだで、難を逃れ一命を取り留める。
長州藩邸で、桂等に、自説を説いたが、
桂は薩摩とは直接、対立はしたくない様だ。
高杉さんに会えれば、何かが変わるかもしれない。
なかなか、思うように進まない。
このままでは、日の本はダメになるというのに、
まだ、藩の重しは重い。
脱藩者しかこの状況は打破できないのか。
切実に、仲間が欲しい。
龍馬は船に夢中だし、武市さんは投獄されているし、
打開策が思いつかない。