元治元年皐月十八  


寝ていたら、どたどたと足音、
永倉組長が先頭をきってはいってくる。
足音で起きて、刀を持って、脇に退く。
中の方で寝ていた、五番隊が蹴飛ばされたり、踏まれたりしている。
土方副長の掛け声で夜襲は終了。
布団をかたずけ稽古。

 

朝食、貝の甘露煮、漬物、味噌汁、ご飯。

本日の隊務割。
午前が南巡察、午後が東巡察、夜が当直。

四番隊と南巡察。
特に何もなく、屯所に戻る。

 

昼食、刺身の盛り合わせ、むにゅむにゅしたものの味噌汁、漬物、ご飯。
森と西岡に聞いたら、
刺身はアジとカレイ、貝はトリガイだろうとのこと、
味噌汁はホヤの味噌汁らしい。
初めてホヤを食べた、割と旨い。

一番隊と東巡察。
また、京都見廻組と会ったらいやだな。
丸太町通りを平安神宮に向かっていたら、
前方に浪士らしき集団を発見。
井上組長が合図をしたので、路地を走り、後ろに回る。
沖田組長が誰何している。
礼をしてこちらに来る。
沖田組長、
「薩摩藩士です。」
井上組長、
「そうか。」
巡察を続け屯所に戻る。

 

夕食、切り身魚の煮込み、貝の味噌汁、漬物、ご飯。
昼食の残りで、夕食を作ったかな。

当直なので、いつでも出れる準備をして稽古。
二番隊が浪士二人を捕縛して戻る。


西岡と少し飲んで寝る。

 

元治元年皐月十七  
 

十三日に古高俊太郎の枡屋で、山本頼蔵と面談した折、
薩摩の中村半次郎が尊王倒幕に熱い思いを持っていると聞き、
武市にこれからの土佐の行く末は、尊王倒幕しかない。


土佐に帰る山本四郎にその旨の手紙を託し、
その返事が届いたら、三田尻に送ってもらうように、
長州藩手に頼み行き、中村半次郎が薩摩藩邸にいるらしいと言われ、
薩摩藩邸に行く途中、新選組に誰何される。

 

以前にも会ったことがある、芋侍だ。
次節も世の動きも何もわからない。
新選組は馬鹿の集まりなのか?


龍馬は、同門の山南と言う男が新選組に居ると言い、
何時かは、飲んで話したいと言っていたが、
この次節、無理だと思う。

 

明日には、京都を発って、三田尻に行かなければ、
そう思うと、新選組もめんどくさい。

 

やっていることは、時代に逆行していることに気が付かないのか、
芋侍にかまってはいられない。


自分のやることをやろう。

 

 

元治元年皐月十七  


森を起こし、朝食の準備。
ご飯を炊き、昨日の炊いたんを皿に盛り、漬物を出し、味噌汁を作る。

 

朝食、炊いたん、漬物、味噌汁、ご飯。

 

本日の隊務割。
午前が当直、午後が西巡察、夜が東巡察。

土方副長が、
「幕府直属の京都見廻組と言う組織が出来、
巡察で会うこともあるだろうが、問題を起こさないようにすること。」
昨夜、角屋であったのがそうかな、
組長に任すしかないかな、と思う。

当直なので、いつでも出れる準備をして、稽古。

 

昼食、魚の味噌漬け焼き、茶碗蒸し、澄まし汁、漬物、ご飯。

十番隊と西巡察。
今川通りから東堀川通りを戻る途中、
以前、会ったことのある長州藩士、石川清之助に合う
井上組長が礼をして通り過ぎたので、
原田組長、
「源さん、どこの藩士です?」
井上組長、
「長州藩士だ。これから薩摩藩邸に用があっていくそうだ。」
原田組長、
「見た感じ、長州藩士ぽくないですね。」
井上組長、
「何か理由があるのだろう。」
特に何事もなく、屯所に戻る。

 

夕食、山鯨の味噌漬け焼き、ネギ雑炊、味噌汁、漬物。

三番隊と東巡察。
斎藤組長、
「午後に東巡察に向かった新八さんが、京都見廻組ともめたらしい。」
井上組長、
「まぁ、新八さんも喧嘩早いからなぁ。わしらも気を付けないとな。」
そこへ、新選組の提灯を見た武士の集団が近寄ってきて、
「わしらは、京都見廻組のもだ。御所の周辺は、我々が見廻る。」
井上組長、
「松平さま、お預かりの新選組と申します。
ご用件は松平さまを通してお願いします。」
「なにをっ」
井上組長、
「松平さまのご指示にて、京都の治安巡察を行っているので、
どうぞ、松平さまにお目通りの上、ご指示ください。」
「うぅむ・・・」
井上組長「行くぞ」
速足で脇をすり抜け、巡察を続けて、屯所に戻る。


西岡と少し飲んで寝る。

 

 

第6回までの内容のまとめ

 

我々の組織は香港の油麻磡村のはずれの方にシマを持つ、
「老王盟」の下部組織で「十四虎」の下の「五娘会」です。

うちも売り上げをあげるために、
「天使の粉」を売ることにしました。 

 

シマにいる売人は全部で20人ほど、
うち、5人は「斧頭会」の杯を受けているので、
こちらには流れないだろうから、
残り15人を今月中に、
うちの傘下に入れるか、繋ぎをつけるために、
タスク管理をすることとしました。

 

15人の売人のうち、白一大バイイーダイ に
話が付いて、値段も良く、6kgをさばいてもらえるようになり、
前祝いで、飲まされて事務所で寝てしまいました。

 

タスク管理(7)あるいは「流氓の小さな夢」
 

龍哥ロンあにき龍哥ロンあにき、起きてくださいよ!」
「うん?なんだ、何か問題でも起きたか?Dディ?」
「もうすぐ、サムの兄貴が帰って来るのに、
一人も売人と話が付いてません。
これじゃ、南哥ナンあにきに半殺しにされますっ。
助けてくださいっ。龍哥ロンあにき。」
「確か、おめぇの担当しているので取り扱いが多いのは、
红鼻子ホンビーズ―と狂犬の明と卖家罗マイジャルゥォだったな。」
「あと、菜館の用心棒をやっているウィですっ。」
「誰も話が付いていないのか?」
「はいっ。」と、泣きそうな顔をしているDディが答える。
「今から会える奴はいるか?」
ウィはお店にいるはずですっ。」
「そうか、それじゃ、ウィに会いに行ってみるか。」
「お願いしやすっ!」

 

ウィが用心棒をしている菜館まで、歩いて小一時間、
その間に、ほかの売人の状況をDディに聞く。

 

「红鼻子《ホンビーズ―》は、
夕方になると、十二味で飲んでいることが多く、
狂犬の明はもっと遅くなると、屋台で飲んでいるのを見かけます。
卖家罗は、うちの賭場にも時々、顔を見せますが、
必ずいる場所はわかりません。」
「そうか、魏と話が付いたら、賭場を周り、夕方には十二味を見て、
その後、屋台を探そう。」
「はいっ!」相変わらず、返事だけは元気がいい、Dディだ。
「そうだ、俺はウィを知らないから、チャーハンを頼むから、ウィだったら、
玉子チャーハンに変更しろ。」
「わかりました、龍哥!」

 

ウィが居る小魚兒川菜館に着いて、
まだ、早いせいか開いてはいるようだが誰もいない。
唔該ンッゴイ! 可不可以クブクァイー?」
と声を掛けると、奥の方から
可以クァイー!」と返事が聞こえる。
適当に座ると、すぐに、が体のいい男が現れ、
「魚香炒茄子とチャーハンをくれるか?」
「あいよ。」
Dディが玉子チャーハンにしてくれと言いながら、目配せをする。
「ところで、俺は『五娘会』の龍と言うのだが、
後で、裏の商売の話をしたいんだが、どうだ?」
奥と、周りを見回して、
「今でも大丈夫だ。」
「そうか。今回、うちでも粉を扱うので、幾らかさばいてもらえねーか?」
「値段は?」
「これくらい」と指数字で知らせると、
「量は?」
同様に指数字で知らせる。
「これくらいにまからないか?」と指数字を見せる。
「OK!」と答え、
「来週にはブツが届くので、こいつDディがブツを届けるので、
現金で頼むよ。」
没問題モーマンタイ!」と言って奥に消える。
Dディ、これで800gはさばけるな。値段もまぁまぁだ。」
「ありがとうございますっ!」
チャーハンと魚香炒茄子が出てきたが、
二人で食べるには多すぎた。
買単マイタン!」
50HK$でお釣りが来た。


残り 3人に話が付けば、Dディのノルマはかたが付く。

 

 

                     ( 第7回/第1672回 )

 

 

 

第5回までの内容のまとめ

 

我々の組織は香港の油麻磡村のはずれの方にシマを持つ、
「老王盟」の下部組織で「十四虎」の下の「五娘会」です。

最近、「十四虎」からの上納金の要求が増えたようで、
あねごから、もっと稼げと言われました。 

そこで、うちも売り上げをあげるために、
「天使の粉」を売ることにしました。 

 

シマにいる売人は全部で20人ほど、
うち、5人は「斧頭会」の杯を受けているので、
こちらには流れないだろうから、
残り15人を今月中に、
うちの傘下に入れるか、繋ぎをつけるために、
タスク管理をすることとしました。

 

15人の売人のうち、10人は自分が担当して、
残り 5人はDディが担当するようにしました。
組事務所の壁に、売人のリストを貼り、
繋ぎをつけるために、会う日程を白い付箋で表示して、
会った結果、知りえたデータを黄色の付箋で表示します。
その他の、懸案事項は赤い付箋などで掲示して、
早く、すべてのブツをさばけるようにします。 

 

目標は、サム兄貴がタイから戻るまでに、
10Kgのブツをすべてさばける手立てをつけることです。 

 

 

タスク管理(6)あるいは「流氓の小さな夢」

 

大物の売人、白一大バイイーダイ が良く行く賭場、
裏麻雀をやっているサロン四君子は、
港の脇にあるこの辺では一番大きなサロンになる。

 

道路にも、ジャラジャラ、麻雀パイの音が聞こえる、
重い扉を引きながら、中に入ると、
ほとんどの卓が一杯で空いている卓はない。

 

見回すが、白一大バイイーダイはいない様だ。
小姐シユウジェ白老板バイラオパンは、今日は来ていないかい?」
「今日は見ていないわねぇ、あそこの卓が空くけど、やっていく?」
「いや、よすわ。」
「そう?」
「また来る。」
いない様なので、もう一つのサロン皇帝に出かける。

ここからは、ミニバスに乗るか、小一時間歩くか、迷ったが、
ミニバスで移動することにする。

 

ミニバスの中は、工員たちの汗のにおいと油のにおいでむせかえっている。
10分もするとサロン皇帝の近くに来たので、降りる。

 

道路に椅子やテーブルが並び、菜館が客引きしている。
美味しそうな匂いに負けそうになるが、
予定通り、白一大バイイーダイに接触しなければならない。

 

サロン皇帝に、目的の男、白一大バイイーダイはいた。
かなり勝っているようで、機嫌が良さそうだ。
脇から、端パイを引き、外馬に乗る。 

 

腹が減ったのか、帰ろうとする白に声を掛け、
「今日は、勝ち馬に乗せてもらい、
幾らか儲かったので、ごちそうさせてください。」
「おまえはどこの者だい?」
「自分、五娘会の龍と言い、白老板バイラオパンに話があります。」
「仕事の話か?」
大物ぶったたいそうな言い方だが、頼みの話なのでしゃーない。
「へい。」
「じゃぁ、飯でも食いながら話をするか。」と言い
先ほどの美味そうな匂いをさせていた菜館に入る。

 

鍋をつつきながら、
「今回、上が粉を仕入れるので、さばいてほしいのですが、
どれくらいの量を幾らぐらいで扱ってもらえますかねぇ?」
「さばく量は俺の一家なら6kgは行けるが、
あまり高いと買わないぞ。」
「そこは、量が量なので、安めでお願いしたいのですが。」
「お前に金の話が出来るほど、組織から信頼されているのか?」
「ぶっちゃけ、上からこのくらいで相談しろと」
「そうか、じゃぁ、それの5%引きで受けてやるよ。」
しめたと思った。
上から言われた金額に10%乗せた金額で、5%引きなら、まだ、5%儲かる。
顔をしかめながら、
「その金額じゃ、上に相談しないと、いけないので、また来ます。」
「そうかい、今決めた方が良いとおもうがな。」
「ちょっと、電話をしてきます。」と言い、表へ出て白に聞こえるように
「兄貴、白老板はこの金額じゃなきゃ受けないと。
へい、へい、すみません。へい、へい、わかりやした。」
戻って、
「兄貴から、OKをもらいましたので、それでおねげーしやす。」
「話が早くて助かるな、ブツは何時はいるんだ?」
「来週には、入ります。タイの上物です。」
「うわさは聞いているよ、お前の所のサムがタイに行ったと聞いたから、
粉を仕入れるんだろうなと思うだろう。」
「さすがは、白老板。これからも一つよろしくおねげーしやす。」
「まぁ、さばく方は任せろ。 話が決まったんだ、乾杯だ!」
そのまま、沢山の飲まされ、へべれけで組に戻る。 
金額と量を黄色の付箋で貼り、赤の付箋にブツの引き渡し日を書いて貼る。
そのまま、組のソファーに寝ころび、仮眠をするつもりが、
朝まで寝てしまう。 
 
 

                     ( 第6回/第1672回 )

 

 

4/17 夜に少し体調が悪く、体温を測ったら、37.1℃でした。 

 

喉が少し痛かったので、マメに体温を測っていたら、2:00 頃

に 38.0℃ になり、すぐに 37.1℃ に戻りました。 

 

4/18 朝の体温は、37.1℃ で、得に体調に問題はありませんでした。

 

そこで8:30 から透析の予定なので、7:30 の開門と同時に病院に入り、

どの患者にも合わないように、着替え、ナースステーションに顔を出したら、

まだ、誰もいないので、ほかの患者に会いたくないので、トイレに行きました。

 

この病院の状態は、

通路で大便を漏らす患者がいたり、

ゴミ箱にタンを吐く患者がいたり、

顎マスクで、咳き込んでいる患者がいたり、

鼻マスクやマスクをずらして、大声で話している患者がいたりするので、

 

待合室と透析室の扉を閉めていて、

待合室の状況を看護師や技師たちは知ろうともしません。

 

廊下や通路に大便が落ちているのも、自分が見つけて看護師や技師に連絡しなければ、

そのまま大便が転がったままです。

 

また、透析中に足がつり、痛い痛いと叫んでいる患者が毎回いたり、

透析中に自動で一時間おきとか血圧を測るのですが、血圧が低下しすぎたり、

脈拍が異常に少なくなり、警報がバンバンなる患者がいたり、

透析中に目が覚めると、透析していることを理解できずに、帰ると言い出す患者がいたり、

透析の管理が悪いためだと思いますが、

歩いて通院していた患者が半年後には車いすで通院したりしています。

なので、ほかの患者には会いたくないので、毎回、一番早く病院に行き、

はずれのトイレに30分前まで、こもっています。 

 

8:00 になり看護師や技師がいたので、昨夜体温が高かったことを伝えると、

透析の個室で待つように言われ、9:00 頃に、

女医が来て、ビニール越しに怒鳴られ、熱があったら、病院に来るなと、怒られました。

 

ちなみに、この病院の理念は以下の通り、

 

画像1

 

その後、30分ほど待たされ、

検査のために別の病院の発熱外来に自力で行けと言われました。

 

その時には、平熱に感じていたので、体温を測ると、36.7℃ でした。 

 

平熱なのに、検査が出来ないので、発熱外来に行けと、

それも、自力で行けとは、おかしくないかと、

検査が出来ないのは、この病院の理由であり、こちらの理由ではないし、

車いすで来ている患者には、病院で足を用意するのに、

なぜ、自分だけが、平熱なのに、別の病院に自力で行って、

外来診療を受けないといけないか? 

そして、また、自力で戻ってくると言うのは、逆差別ではないのか? 

 

まともに、取り合わないので、課長に文句を言っていたら、

PCR検査は出来ないが、抗原検査は出来ると言うことで、

抗原検査をしたところ、陰性でありました。 

 

検査が出来ないと言うのも、嘘ですね。

 

その後、抗原検査が陰性であるにも関わらず、個室で透析を実施しました。 

 

次回も、個室で透析をするからと言われましたが、

よく考えたら、検査で陰性が証明されているのに、

検査もしていない、自己管理もしていない、自己管理もできない患者は、

大部屋で透析をして、

陰性であることが検査で分かっている患者が個室で差別的な管理をされるのは、

おかしいと思います。 

 

病院の出入りも、ほかの患者に接触しないように、裏口から出入りするとのこと。 

 

次回の透析時には、11:00 に、病院に付いたら電話をすれば、裏口を開けるとのこと。

 

おいおい、電話代もタダではないし、病院側の理由で裏口から物々しく出入りさせる、

と言うのは、おかしくないか? 

 

自分が、陽性だったり、濃厚接触者なら、仕方がないとは思うが、

抗原検査の結果、「コロナ陰性」です。

 

なんで、陽性の疑いもない患者を隔離して、

検査もしていない、自己管理もしていない、自己管理もできない患者が、

顎マスクで大手を振って病院内を歩いているに、

陰性の患者が、差別的な対応を受けなくてはならないのか? 

 

馬鹿じゃないのか?

 

この病院に来ている人が自分を見たら、コロナ陽性と思われる対応です。

 

これは、❞逆❝差別 ではありませんか?

 

陰性ですよ、なのに陽性患者や、濃厚接触者の様に扱うのはおかしくありませんか? 

 

きちんと自己管理して、報告すると、

怒鳴られて、怒られて、

なんで、まともなことをすると、馬鹿を見る病院なのでしょう。

 

これが、透析医療を行うこの病院の現状です。 

 

透析患者、一人当たり、年間500万円のお金が病院に入ります。

また、透析は始めると死ぬまでやめられません。

(実際は、海外の文献を見ていると、頻度を減らすことは出来るようですが、

日本の医者はやりません、利益が減るからでしょう。)

 

また、透析患者の10年後の生存率は50%程度ですが、

次から次へと患者が生まれるので、透析病院は患者をないがしろにしても困りません。

 

まぁ、10年もすれば、文句を言う患者は半分、死にますので、いい加減な対応でも、

クレームが来てもそのうち死ぬので、無視しているのでしょう。 

 

以前にUPした記事も再録します。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、病院は患者を顧客とは思ってはいないようです。

 

仕事人としては、

透析の針を刺すのが下手なら、

訓練計画を立てて、いつまでに、どれぐらいできるようになるとか、

連絡事項がちゃんと伝わらなかったら、

チェック表を活用して、連絡事項の漏れのないようにするとか、

患者から、クレームが来たら、きちんと対応して、報告書を出すとか、

看護師と技師の間で声かけを行い、伝達事項を直ちに、伝えるとか、

確認は声に出して指で差してなど、

改善して、同じ間違いを何度もしないようにするとかは、

当たり前の事でした。

 

看護師も、透析の針を刺すのを仕事としてやっているなら、

お金をもらってやっているなら、プロとして、打率をあげる訓練は必要だと思います。

 

ボランティアで透析の針を刺すのなら、失敗しても許されるかもしれませんが、

プロなら、少なくとも、お金をもらってしているなら、

少しでも失敗しないように、訓練はするべきでしょう。 

このような話をしても、訓練計画があるのかすら、教えてくれません。

 

そう言えば、透析患者のチェック表のサンプルを作って渡しましたが、なしのつぶてです。

 

画像2

 

仕事人はこれぐらいのチェック表は5分もあれば作れます。

 

年寄りだと思って馬鹿にしてるのでしょうね。

 

このレベルの対応が出来ない会社は、自分の取引先としては、切りますね。

 

ほんと、馬鹿らしい。

 

追伸

 

本日(4月22日金曜日)、16:00 頃(透析開始後、3時間半)に患者の一人が、

おかしくなり緊急搬送されました。

 

個室で透析を受けていたので、詳細はわかりませんが、

たぶん、透析で引きすぎて、血圧低下して、自動血圧測定で警報が出て、見に行ったら、

意識がなかったか、心筋梗塞か心不全を起こしたのだと思います。

看護師が、循環器系の救急病院に連絡しているのが、漏れ聞こえていました。

 

人の命を預かる病院とは思えませんねぇ。

 

長生きしたい人は、この病院の透析だけはかからない方が良いでしょう。

 

 

 

中島みゆきさんの歌ではないけれど、老人医療はひどいもんです。 

 

透析について、日本透析医学会がガイドラインを作成しています。 

 

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その中で、ドライウエイトについて以下の記載があります。 

 

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一般的に採用されている DW 設定の指標としては、 
以下のような指標が用いられる。 


①透析中の著明な血圧低下がない
②高血圧がない(おおむね週初めの透析開始時で140/90 mmHg 程度)
③浮腫がない
④胸部 X 線にて肺鬱血がない
⑤心胸郭比が 50%以下(女性では 53%以下)


しかし、この指標もそれぞれに問題点を含んでおり、
例外を常に意識して使用しなければならない。

とあります。


確かに、例外を意識するようには明記されています。

しかし、基本的に、顕著な血圧低下がみられると、
透析後の患者の quality of life(QOL)に直接影響を与えることから、
透析中の血圧低下は問題があると言わざるを得ません。

 

実際の透析の写真がこちら。 

 

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成人男性で、透析前の血圧が130/90程度あるのに、

透析中にたびたび、血圧が95/60程度まで落ちるのはおかしいです。 

 

このような時は、大体、気持ちが悪くなったり、胸が痛くなったりします。 

心臓に負担をかけていると言うことです。 

心臓バイパス手術もしているし、心筋梗塞もしているので、

普通の人の60%程度しか、心臓が動いていません。 

それで、これでは寿命を縮めているとしか思えません。 

 

このような書類を見せて医者と話すので、

医者は嫌がりますが、技術屋としては、見過ごせません。 

 

DWの設定に問題があるのではないかと思います。 

絶対に認めませんが、間違っているのは医者の方だと思います。 

 

透析治療を受けている人が多くいますが、

そこかしこで、警報が鳴り、水を引きすぎて返水すると言う事も度々、見かけます。

 

血液中から引いた水をまた血液中に戻すなど言う作業が信じられますか? 

でも、それが透析の日常です。

 

 

 

四曲目の曲になります。

 

病院童 中島みゆき

 

痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる
ゆかずに済めば関(かかわ)りたくない それが病院
「きっと元どおりにしてね」「きっと昔に戻してね」
言うほうも言われるほうも なかなかせつない
病院は戦場だ 病院は外国だ
まさか過ぎる人生が 行ったり来たりする

叶(かな)うものなら 密(ひそ)やかに病院の片隅で
日曜日も寄り添ってる 童(わらし)になりたいわ
きっと治って帰ってね きっと笑って帰ってね
ここで出会ったことなんか忘れてしまってね
病院は戦場だ 病院は外国だ
急ぎ過ぎる人生が 行ったり来たりする

病院で産まれて 病院で育った
この頃は 消毒のあの匂いが やや物足りない
病院は戦場だ 病院は外国だ
普通の表通りから さほど遠くない

所詮1人であることを ここでは知らされる
元気ならば越えられる孤独が 身に刺さる
「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい
1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい
病院は戦場だ 病院は外国だ
心細い人生が 行ったり来たりする
病院は戦場だ 病院は外国だ
病院童(びょういんわらし)になりたい 切実な願い

 

 

心臓の検査はカテーテル検査と言う手術になります。 

 

一般的に、2泊3日が普通です。 

足、または腕の付け根を部分麻酔で切れ目を入れて血管に、

カテーテルと言う管を血管内に通し、心臓の傍まで管を送り、造影剤を流し込み、

レントゲンで血流の確認をします。 

血管が分岐しているので、入れたり戻したりを繰り返します。 

 

今回の手術時間は1時間40分でした。 

血管の内壁には痛覚が無いので痛くはありませんが、

下手な先生に当たると血管内に先端が当たり、

血管が押されて気持ちが悪いです。 

私の心臓カテーテルの場合、足からしか入れたことがありません。

 

血管が細くなっていて、流れが悪い場合、

そのままステントと言う管を送り込み、血管を広げます。 

 

手術後は、血液検査の後に針を抜いてそのままにするように、

カテーテルを抜いたら、30分ぐらいお医者さんが手指で止血をして、

その後、ものすごくきつくテープで押さえて、止血を6時間ぐらいします。 

その間は、まったく動きが取れないので、おまると尿瓶のお世話になります。

ともかく、腰が痛くなります。

 

私の場合、昔、イラクで歯痛のあまり、自分でラジオペンチで歯を抜いたことがあり、

その時は神経が残ったまま、無理やり引っこ抜いた時の痛さが基準になっているので、

たいがいの痛さは我慢できます。 

日本に戻って歯医者にかかったら、根が残っていて、大変怒られました。

 

今回の検査結果は、以下の通り。

 

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2年前に検査した時と血管の狭窄は認められないとの事。

 

透析時に血圧が80/50に低下したり、

脈拍が50まで下がるのは心臓が原因ではないと言うことです。

 

やはり、透析に問題がありそうです。

 

 

 

現在、腎不全にて週3回、透析をしている身としては、
医者に対して言いたいことはたくさんあります。 

 

透析とは、腎臓が働かないので、
フィルターにて老廃物とか水分を血液中から取り除く作業です。 

大体、週に2~3回、3時間から4時間かけて作業します。

医療と言えども、企業と同じ、利益の出し方が異なるだけで、
顧客もいますし、経費も掛かります。

 

病院はサービス業と何も変わりません。

 

サービスの違いで、人が死ぬことがあると言うだけで、
サービスを提供して、対価を得ているのです。 

 

しかし、「医は仁術なり」と理念を掲げる病院は多いですが、
一般の企業と違い、「顧客第一」とはなりません。

 

なぜでしょう?

 

顧客の要求より、延命がメインだからじゃないかと思います。
交通事故などの場合はそうでしょう。

 

現在の終末医療などは違います。

 

それなのに、高齢者医療は、
いまだに延命第一と勘違いしている医者が多いと思います。


なので、やっていることがちぐはぐになります。

 

もともと、心不全で心臓の動きが悪いので、不整脈も出っ放し、
その為、時々、心筋梗塞を起こし、ひどいと肺に水が溜まります。

 

透析の先生にも何度も言っているのですが、
腎不全が原因で肺に水が溜まっているのではなく、
心筋梗塞が原因で肺に水が溜まっていると思うと
言っても聞いてもらえません。

 

医者が見ているのは、血液データとレントゲン写真で、
患者の意見でも、患者の生活でもありません。

 

元が技術屋なので、人間の体もシステムとして見ています。

幾ら、数値が良くても、日常生活が出来ないのでは、
意味が無いと伝えても、数値が悪いので、
もっとドライウエイトを減らしましょうと言うばかりです。

 

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肺の下の方が水がたまり、白く映っています。

 

画像2

 

心筋梗塞がおきる前には、肺の中はきれいです。 

 

素人は口を出すと言わんばかりの医者です。 

 

まず、患者の言葉を聞かない。 

長く生きるよりも、日常生活を長く続けて、
出来るだけ悪くなる時は早く悪くなり、
すぐに死んだ方が良いと思っていると言っても、

悪くならないように治療しようとします。

 

誰も、迷惑をかけてまで、長生きしたくはありません。

 

医者は学校を卒業すると、企業に勤めることなく、医者になります。


これも、医者が間違うことの要因だと思います。
高齢者医療は仁術ではなく、サービスです。

高齢者医療は特別なことではなく、サービス業なのだ。

 

ここのところ、透析中に急激に血圧が低下して、

気持ち悪くなったり、胸が痛くなることがありました。

 

画像3

 

血圧が95/65 脈拍が56 成人男性の血圧や脈拍ではありません。 

 

透析の医者が、循環器内科に行きなさいと言うので、

11月9日カテーテル手術をしている病院に行ったところ、

11月12日にカテーテルで検査をして、悪いところがあれば、

その場で対応、ステントやバルーンなどの対応をすることになりました。

 

入院治療になります。 

 

 

これは、以前、記事にした内容の再UPです。 

透析の前の血糖値が58しかなく、

透析の看護師さんにも、先生にもその旨を伝えたのですが、完全無視。 

 

通常、血糖値が40以下になると、意識がなくなり死に至ります。 

 

透析前の血糖値からすれば、透析後にはさらに血糖値は下がります。 

それなのに、ブドウ糖もくれない、確認もしない。 

そのまま、ふらつきながら自転車で家に帰ろうとしたところ、

河原の脇の道で、意識を失い倒れました。 

自転車ごと倒れていたので、河原を走っている人が気が付いて、助け起こしてくれました。 

持っていたお財布を渡して、そばにあった自販機を指さすと、

低血糖に気が付いたのか、コーラで良いよねと言い、

コーラを買ってきて、飲ませてもらい、何とか死なずに済みました。

危なく、この世にさよならをするところでした。

 

リアル、「わかれうた」 になるところでした。 

 

 

 

 

翌々日に、透析時に、帰り道で倒れたことを言い、

スリ傷だらけの腕を見せたら、病院内が大騒ぎになりました。 

 

患者が死にそうになっても気にしない医者が多いですね。 

 

これが、医療の現場の現実です。 

 

 

わかれうた 作詞・作曲 中島みゆき 1978年

 

途(みち)に倒れて だれかの名を
呼び続けたことが ありますか
人ごとに言うほど たそがれは
優しい人好しじゃ ありません

 

別れの気分に 味を占めて
あなたは 私の戸を叩いた
私は別れを 忘れたくて
あなたの眼を見ずに 戸を開けた

 

別れはいつも ついて来る
幸せの後ろを ついて来る
それが私の クセなのか
いつも目覚めれば 独り

 

あなたは愁いを身につけて
うかれ街あたりで 名をあげる
眠れない私は つれづれに
わかれうた 今夜も 口ずさむ

 

だれが名付けたか 私には
別れうた唄いの 影がある
好きで別れ唄う 筈もない
他に知らないから 口ずさむ

 

恋の終わりは いつもいつも
立ち去る者だけが 美しい
残されて 戸惑う者たちは
追いかけて 焦がれて 泣き狂う

 

別れはいつも ついて来る
幸せの後ろを ついて来る
それが私の クセなのか
いつも目覚めれば 独り

 

あなたは愁いを身につけて
うかれ街あたりで 名をあげる
眠れない私は つれづれに
わかれうた 今夜も 口ずさむ