前回9月23日(日)から、日にちがたってしまいました。

未到達に終わった、近露王子を目指し、牛馬童子のバス停を出発。

ついつい急いでしまう傾向があるので、少し自重気味に歩く。

 

どこからともなく太鼓の音色が響いてくる。

近露の集落で、何かしらのイベントが開催されているようだ。

 

牛馬童子像を後にして、近露の集落が近づくにつれて、太鼓の音も大きくなってくる。

自重するはずのペースも、自然に早くなった。

 

途中、蛇と出会う。

今年は蛇と縁があるようだ・・。

 

山道を抜け石の階段を下ると、舗装された道に出た。

 

歩きやすい。

 

近露ではお祭りとバザーがおこなわれており、普段は静かな街並みが非常に賑やかだった。

近露王子でお参り。

今日は、バス停が近い小広王子までは辿り着きたい。

この先には、継桜王子に茶屋があるだけなので、鹿肉のコロッケで腹ごしらえをする。

子供たちの笑顔や可愛いパグにさようならして、先を進む。

 

舗装された坂道を近野中学校方面に歩くと、まつりのお囃子が大きくなってきた。

今日は近野神社の例大祭(秋祭り)らしい。

 

お祭りも気になるが、今日の目的は熊野古道を歩く事。

先をいそごう・・。

 

賑やかなお囃子を背に、楠山坂登り口に入る。

今回歩いた中では一番きつい坂道だが、前回の滝尻王子からに比べると疲労は少ない。

 

比曽原王子を経て、継桜王子に到着。

華やかな社殿が美しい。

着物姿の茶屋のお嬢さんに、しきりにポーズをリクエストするカメラ親父がうっとおしい。

カメラマンとしての所作が美しくないのだ・・。

自分もカメラ好きだが、ああはなりたくない。

 

次の中川王子を目指して歩き出す。

途中、重衡桜を見たが、想像とは違っていた。

やはり桜は春に限る。

 

本日の最終目的地である小広王子。

青い案内板がなければ見落としてしまうだろう。

 

バスまで時間があるので、熊瀬川王子まで足をのばす事にした。


小川を越え、山に入る。

地図を参考に進むも場所がわからない。

スマホのマップでは残り20メートルの表示。

なんとか辿りついたが、熊瀬川王子の案内はもう少し工夫して頂きたい。


次回は、ここがスタート地点だ。

発心門王子が目的地となるが、人気のない山道メインになる。

バスの便数、時間にも気をつける必要がある。

下調べをきちんとして、準備に怠りがないようにだけはしよう・・。

 

前回の熊野古道ウォークの様子の動画です。